【HIS】26年度第3四半期連結決算は増収減益に グアムでのホテル取得で特別損失計上
2026年9月14日(月) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)が9月11日(金)に発表した2026年度第3四半期(25年11月1日~26年7月31日)連結決算によると、売上高は前年同期比4.9%増の2793億円、営業利益は同18.1%減の51億3200万円、経常利益は同23.8%減の46億500万円、当期純損失は49億9000万円(前年同期は17億8200万円の利益)となった。第2四半期連結決算において、グアムリーホテル(アメリカ・グアム)の土地取得に伴ってリース契約を解約し、約60億円の特別損失を計上したことが影響した。
旅行事業は、売上高が同4.3%増の2284億9600万円、営業利益は同40.1%減の28億3500万円。中東情勢の影響を受け、送客数が欧州は前年同期比10.3%減、中近東は53.0%減となったことや、長期化する円安が主な要因。
ホテル事業は国内ホテルの直販の拡大や、客室平均単価の高いコラボレーションルームが堅調に推移した。この結果、売上高は同9.5%増の206億3200万円、営業利益は同14.6%増の34億1300万円となった。
26年度通期は、6月12日に発表した予想を据え置いた。燃油サーチャージの値下げのほか、中東での支援体制を強化したうえで、中東系航空会社を利用するツアーを8月7日から再開し、欧州やエジプト方面の集客を強化することで、増収増益をはかっていく。中東系航空会社の取扱高については、5~7月が前年同期比88.4%減だった一方、9月が前年同月比25.5%減、10月は同26.3%減と回復基調にある。
同日に開いた決算説明会で、澤田秀太社長は「シルバーウイークや早期の販促が奏功し、9~10月の業績は前年比で2ケタ増となる見込み。外部環境も好転しており今後、さらなる積極的な販売促進で利益を増加させていく」と語った。







