「津田令子のにっぽん風土記(120)」「出会った方とのつながりを」~ 鹿児島県霧島市編 ~
2026年5月10日(日) 配信


「出会った方とのつながりを大切にさせていただいております」と長年、金融関係の仕事に就かれていた宮澤裕子さんはおっしゃる。日々そんな想いを込めながら、定年退職されてからも頼まれた仕事を続けている。
生まれは鹿児島県霧島市。18歳のときに上京して以来、年に数回帰郷すると、最も気に入っている場所の一つである霧島神宮で癒さるという。
「霧島は海と山に囲まれ、自然豊かで人の温もりに満ち溢れたまちです。皆さんは温泉と神社と火山のイメージが強いのではないでしょうか。私は霧島の印象は荘厳かつ神秘的。そして、『明日からまた頑張ろう』という気持ちにさせてくれる霧島神宮が好きですね」。
霧島神宮は神代の古えより霊峰高千穂峰に鎮座すると伝えられている。延喜式(927年)にも日向国諸県郡霧嶋神社と記されているが、元々高千穂峰と御鉢の間、脊門丘と呼ばれる所にあったとされている。
その後、幾度かの変遷を経て1715年、第21代藩主 島津吉貴公の寄進により再建されたのが、現在の霧島神宮の社殿だという。
1989(平成元)年には国の重要文化財、2022(令和4)年には社殿の一部が国宝に指定され、今なお多くの人々を魅了し続けている。「この神社を霧島市内のみならず、鹿児島の観光のキーポイントになる場所になってほしいですね」と宮澤さん。
今一番気になっているのは、シェラトン鹿児島の最上階フレンチレストランで調理長を務める甥っ子(池之上哲平氏)が、フランスで最も権威ある料理コンクールで日本一になり、来年行われる国際料理コンクールへの出場が決まったことだという。
5月29日にはシェラトン鹿児島開業3周年を記念して、「料理の鉄人」でお馴染みの坂井宏行氏と池之上哲平氏らによるゴージャズなコラボが実現する。
「さらなる飛躍の一助になればうれしいですね。同時に、この機会に料理を通じて鹿児島の素晴らしさを再認識していただける機会になればいいなと思っています」と語る。
これまでたくさんの人に支えられて仕事を続けられたことに感謝するとともに、多くの方々との出会いやつながりによって、より充実した仕事に励んでこられたと振り返る。
「20年先まで愉しくハッピーな気持ちで働けることを目指すには、やはりこれまで培ってきた『つながり』が必要なんです」と、宮澤さんは眼を輝かせる。



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