「津田令子のにっぽん風土記(119)」「つながりを大切にしたい」~ 長野県安曇野市編 ~
2026年3月14日(土) 配信
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「つながりを大切にしたい」――そんな想いを込めた施設が長野県安曇野市の「KIIIYA cafe&hostel(キーヤ・カフェ&ホステル)」だ。
グルテンフリーのメニューをメインにした人気のレストラン(1階、45席)に加えて、4室14人を収容できる宿泊施設(2階)を併設する。施設命名の由来は「鍵(キー)+家(ヤ)“誰かにとってキーポイント”になる場所になってほしいと6年前に開業した。今回はKIIIYA cafe&hostelを経営する島友理奈(しま・ゆりな)社長にお話しを聞いた。
KIIIYAは安曇野の良さを再認識していただける場所、たくさんの人がつながる拠点を安曇野に創りたい、そんな思いをカタチにしたかったと2021年9月に誕生した。
「とにかく安曇野の魅力を発信する泊まれるカフェを創りたかった」と島社長。施設は木を多用し、グリーンな植物に囲まれたナチュラルモダンな建物で、大きめな窓ガラスが配され北アルプスの山々を望む。「たくさんの人に支えられてやっとKIIIYAがスタートしました。この出会いやつながりで人が集まり、時代に敏感に飽きないモノ・コトを発信していきたいです」と島社長は語る。
安曇野産のお米や野菜、果物などを使用したグルテンフリーのお食事をメインで出しているが不定休なので、事前にSNS(インスタグラム)のチェックをおすすめする。
現在は、朝の8時から夜の10時まで、定休日なしで営業している。それは、ここ安曇野に住む人たちにとっての日常の空間になってほしいと考えたから。家でも、職場でもない、第3の居場所=サードプレイスにしてもらえるよう、居心地の良さを意識した空間づくりをしている。全館フリーWi―Fiも完備されている。
「株式会社安曇野の良さを伝えたい」は8年前から「And place(アンドプレイス)」というイベントを企画・運営している。And placeはクラフト中心のイベントだが、「私の描いた絵空事をカタチにできているのは、いつも私の話を聴いてくれて一緒に叶えてくれる仲間がいるからです。それが私の大切にしている『つながり』です」と島社長は力を込める。
「20年後の安曇野が楽しくハッピーなまちであることを目指すには、どんどん増えていく楽しい『つながり』が必要です。一つひとつの想いと行動が観光で消費される魅力ばかりでなく、良さを伝えるということを受け継ぐ未来が必要だと思っています」と語る。






