「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産登録決定 奈良県橿原市など19の構成資産
2026年7月27日(月) 配信

奈良県橿原市(亀田忠彦市長)は7月26日(日)、韓国・釜山で開かれた第48回世界遺産委員会で、飛鳥時代の遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録が決まったと発表した。市制70周年の節目に、国家形成の原点とされる地域の価値が国際的に認められた。
「飛鳥・藤原の宮都」は、橿原市、桜井市、明日香村にまたがる19の構成資産で成る。国内の世界文化遺産としては2024年の「佐渡島の金山」に続く22件目で、自然遺産を含めると27件目となる。
橿原市によると、登録地には藤原宮跡、菖蒲池古墳、本薬師寺跡、大官大寺跡などが含まれる。市は、これらの遺跡を次世代へ引き継ぐことを掲げ、世界中から訪れる人を迎えるまちづくりを進めるとしている。
7月26日には奈良県橿原文化会館小ホールなどでパブリックビューイングが開かれ、1000人以上が集まった。登録決定後、会場では歓声が上がり、奈良県世界遺産室YouTubeチャンネルでもライブ配信が行われた。
亀田市長は「約20年にわたる登録への挑戦が実を結んだ」とし、「今回の登録は、藤原宮跡をはじめとする資産が世界の宝としての価値を有していることが認められたとともに、史跡指定の拡充や、昨年制定した『世界遺産条例』による遺跡保護の取り組みが、国際的にも高く評価された結果であると実感している」と喜んだ。



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