特定技能「外食業」の新規受入停止で最新データ発表 求人数は2.8倍、外国人材は高待遇求め都市部へ

2026年9月11日(金) 配信

 マイナビグローバル(杠元樹社長、東京都千代田区)はこのほど、2026年4月に特定技能「外食業」の新規受け入れが停止され、多くの飲食店などで人材確保が大きな課題となっていることを受けて、同社で扱った外食業における外国人材の求人・求職者の最新データを発表した。

 これによると、8月14日における特定技能「外食業」の求人数は、新規の受入停止が発表された3月27日と比較して約2.8倍に増加した。3~4月の応募数は、新規受け入れ停止の影響を受け、前年同期比で38.4%減少した。

 7月における内定者の就職先(勤務予定地)を見ると、地方から都市部へ移動する人は、3月比で14.5ポイント増加。一方、地方在住者が地方で転職する割合は同20.9ポイント減少した。

 同社は「人材獲得競争が激化するなかで、採用競争力の高い都市部企業へ人材が集中し、地方企業における人材確保がさらに難しくなる可能性がある」とコメントしている。

中部国際空港セントレア、車いす優先席を新設 第1ターミナル館内に

2026年9月11日(金)配信

イベントプラザに設置された四角テーブル大

 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は9月10日(木)、第1ターミナル4階のイベントプラザとフードコートに、車いす優先席を新設した。

 導入するテーブルは、当事者とモックアップを活用しながら、車いす利用者でも快適に使いやすい高さ、蹴込み空間、支柱脚形状などを複数回検証し決めた。天板に車いすのピクトグラムを記載した案内を掲出し、外国人観光客を含め、わかりやすく案内を行う。

 同空港は、開港時に学識経験者や有識者、障害者など当事者団体などで構成される「ユニバーサルデザイン(UD)研究会」を立ち上げ、UDの課題解決に取り組んでいる。2026年10月に国際的なパラスポーツ大会が開かれ、多くのパラスポーツ選手や大会関係者などの来港も想定されることから、新たに車いす優先席を設けた。

 車いす優先席は、従来の支柱1本のテーブルから、車いす利用時に足やタイヤが当たらない支柱4本のものを採用。支柱には荷物フックがあり、膝の上などに荷物を置くことなく利用できる。

 日本語と英語で「車いす優先席」であると明記するとともに、車いすのピクトグラムを記載した表示を天板に掲出し、誰にでもわかりやすい案内を実施する。通常テーブル席とは異なる天板の色を使用するとともに、一緒の家族・友人が利用できる椅子も通常とは異なるものを設置することで、車いす優先席の視認性を確保した。

 車いす優先席の台数は、イベントプラザに大4台(高さ72㎝、天板90㎝×90㎝)、フードコートに8台(高さ72㎝、天板75㎝×75㎝)。

9月24~27日の開催まで2週間に迫る ツーリズムEXPOジャパン2026、最新情報を発信

2026年9月11日(金) 配信

猪飼敬副室長(左)と早坂学室長

 日本観光振興協会と日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は9月24日(木)~27日(日)まで、「ツーリズムEXPOジャパン2026(TEJ2026)」を東京ビッグサイトで開く。2年振りとなる東京開催は、国内46都道府県、海外からは70の国と地域が参加し、1300を超える団体・企業が集結する。

 開催まであと2週間に迫った9月10日(木)、JATAの定例会見でJATAツーリズムEXPOジャパン推進室の早坂学室長と猪飼敬副室長が最新情報などを紹介した。

 新たな旅の価値を提案する「TEJコレクション」では、「ウェルネス」と「ガストロノミー」を新設。ウェルネスツーリズムでは、アメリカ・ニューヨークで話題になった、理学療法士の技と畳や作務衣など日本の伝統工芸が融合した「SAMURAI TOUCH」が国内で初めて披露される。7分間で旅の疲れを癒す、フットケアを提供する。

 海外ブースでは、ハワイ州観光局が今年は食に特化し、グルメエリアと隣接してハワイを盛り上げる。2019年以来の出展となるトルコはカッパドキアの魅力を発信する。人気の旅先である、台湾観光協会は40コマと大きな展示スペースで、早朝から深夜まで楽しめる多彩な台湾を発信する。今回、最大のブース出展となるのは60コマを使用する韓国観光公社。「今日行く?韓国!」をテーマに国内旅行のように気軽に行ける韓国を訴求する。

 国内ブースは、九州7県と九州観光機構が1つのブースを展開する。今年はカフェをテーマに、地元民が選定した銘菓とドリンクを提供する。熊本県単独のブースでは、開催中の熊本DC情報など、地震後の元気な姿をくまモンとともに発信する。

 広島県は2026年に原爆ドームと厳島神社が世界遺産登録30周年を迎えることから、記念イヤーを印象づけるイメージパースを設置する。

 また、TEJはグルメも魅力の1つ。早坂室長は「20以上のキッチンカーが出店し、世界のグルメが楽しめる」と売り込んだ。

 このほか、今回からオフィシャルキャラクターとしてデビューした「ハシビリョコウ」の公式グッズも展開する。缶バッジはオリジナル版を300円で販売するほか、12出展者がそれぞれのコラボデザイン缶バッジを作成し、各ブースで先着順で配布する。

東京ソラマチでノルウェーシーフードフェス 9月11~13日まで、今年はニシンが初登場

2026年9月11日(金) 配信

(左から)ステーン公使参事官、ヨンセン水産参事官、河西社長

 ノルウェー大使館水産部は9月11日(金)~13日(日)までの3日間、東京都墨田区の東京ソラマチスカイアリーナで「ノルウェーシーフードフェス2026」を開いている。さまざまなジャンルの飲食店11店舗が出店し、ノルウェー産の水産物を使ったメニューを提供。従来から日本で親しまれているノルウェー産の「サバ」「サーモン」に加え、今回から新たに「ニシン」も登場する。会期中の開催時間は午前11時~午後8時まで。

 目玉となるのは日本航空(JAL)とグループの商社JALUX、ノルウェー大使館水産部の3者連携で毎年輸入をしている「サバヌーヴォー®」。2021年から、旬を迎えたノルウェー産サバのなかから、規定に沿った優れた個体を厳選し、冷凍せずに生のまま空輸で日本に輸入している。11日の早朝、初荷が羽田空港に到着したことをうけ、イベントではサバヌーヴォー炭火焼やサバヌーヴォー寿司などが数量限定で無料配布されている。

 イベントのオープニングセレモニーでノルウェー大使館のフレドリック・ステーン公使参事官は、水産物を通して両国が良好な関係を築いていることに触れたうえで、「届いたばかりのサバヌーヴォーを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

ノルウェー産のサバとサーモン、ニシン

 水産部のヤン・エイリック・ヨンセン水産参事官はノルウェーは1980年代から日本へサバを輸出し、ノルウェーで獲れるサバのうち、2025年はノルウェーでの消費が49%、日本での消費はそれに次ぐ38%を占めていることなどを紹介。また、ノルウェーは年間4億匹以上のサーモンを養殖しており、水揚げから36時間と日々新鮮な状態で日本に届けられている。「ノルウェーのサーモンと日本の伝統的な寿司が合わさったサーモン寿司の人気が世界で高まっている。このようなコラボがとても象徴的だ」などと述べ、日本市場の重要性を強調した。水産部はサッカー選手のハーランド氏をPRに起用しており、ワールドカップ開催年の今年は日本でのさらなる認知度向上にも期待する。

 従来は冷凍で輸入するサバを生で輸入しようと、サバヌーヴォーの提案を行ったJALUXでは、毎年現地に経験豊富な社員を派遣し、厳しい品質チェックのもとでサバヌーヴォーを検品している。同社の河西敏章社長は「サバヌーヴォーは重量500グラム以上、脂肪率は約30%というほどよい脂身の個体を厳選している。近年、漁獲量を絞っているため、価格は上がってきているが、とてもおいしいのでぜひ食べていただきたい」と売り込んだ。

 なお、同社によると、サバヌーヴォーはおもに小売店へ卸しており、コストコ全店や一部都心のスーパーマーケットで9月末ごろまで売り出されるという。

六郷講社(大分県国東市)など3社、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年9月11日(金) 配信

 六郷講社(秋吉美佳代表、大分県国東市)と、関係会社の阿輪迦(同代表、同所)、ウトパラ(同代表、同所)は8月18日(火)、大分地裁杵築支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は3社合計で約3億9300万円。

 六郷講社は2015(平成27)年1月に設立。国東市の寺院群の総称「六郷満山」エリアの歴史・文化・巡礼資源を活用した観光振興や地域活性化事業を行っていた。 阿輪迦は18(平成30)年6月に設立され、宿坊「妙徳庵」の運営企画を手掛けていた。

 ウトパラは19(令和元)年7月に設立。クラウドファンディングの活用や、補助金導入支援、観光地の宣伝や情報発信、各種イベント・セミナーの企画などのコンサルティングを手掛け、地域観光に貢献していた。

 しかし、「24年7月に3社を取りまとめる中心人物が死去したあとは、各種事業や企画も縮小し、減収傾向をたどっていた」(帝国データバンク)。負債の圧縮に努めていたが資金繰りに窮し、事業の継続を断念した。

 負債は、六郷講社が約7300万円、阿輪迦が約1億円、ウトパラが約2億2000万円。

最大4万円が当たる「台湾再訪、福が倍増」CP(26年10月~27年3月) 中華民国交通部観光署の鄭憶萍副組長インタビュー

2026年9月11日(金)配信

中華民国交通部観光署旅宿組の鄭憶萍(テイ・イーピン)副組長

 9月3~4日に、台湾・台中市や谷関温泉で開催した「2026台日韓国際温泉観光トップフォーラム」に先立ち、9月2日、日台間の観光交流の橋渡し役を務める中華民国国際観光産業国際行銷協会の徐銀樹(ジョ・ギンジュ)榮譽理事長とともに、中華民国交通部観光署(台湾観光庁)を訪れ、旅宿組の鄭憶萍(テイ・イーピン)副組長にインタビュー取材を行った。鄭副組長は、今年10月~来年3月まで台湾を訪れたリピーターに最大4万円が当たる「台湾再訪、福が倍増」キャンペーンについて説明。「多くの日本人に台湾を訪れてほしい」と語った。

【本紙編集長・増田 剛】

 

 ――台湾は10月から大型誘客キャンペーンを予定されています。

 「台湾再訪、福が倍増」CPは、大規模な予算を投じて「リピーターに訪れていただきたい」ということが目的で、抽選で最大4万円が当たります。

 2023年5月~25年9月まで実施した第1弾CPも当選率が非常に高く、大変好評でした。第2弾の今回はさらにパワーアップしているので、ぜひご期待ください。

 申請は10月1日からCPホームページで予約登録がスタートし、10月10日到着から実施されます。対象は23年1月1日以降に台湾を訪れた「リピーター」。台湾を訪れたことがない人も、来年3月31日まで実施されるので、一度来ていただければ、次回はリピーターとしてエントリー資格を得ることができます。

 ――最大4万円とは。

 リピーターがエントリーする際に、「同行する家族・友人」という枠があります。そこに名前を記入し抽選で当選すると、本人は5000台湾㌦(約2万5000円)、家族や友人は3000台湾㌦(約1万5000円)の計約4万円がプレゼントされます。台湾人を除く世界各国の友人が対象で、台湾滞在期間が重なれば、出発や帰国日が異なっても問題ありません。

 海外旅行の行き先を決めていない人も、まずはエントリーして「抽選に当たったら台湾に行く」ということも可能です。円高で割高感を覚えていた方々にも、台湾で自由に使える“ボーナスプレゼント”として、存分に活用していただきたいのです。「台湾を旅行先として選んでほしい」という想いを込めています。

 ――当選の引き換え方法は。

 10月1日にエントリーして11月1日に入国する場合、その間に毎週水曜日正午に抽選が行われ、たとえその週に外れたとしても、エントリーは留保されたままなので、次週以降、4回当たるチャンスがあります。

 抽選に当たると、登録されたメールアドレスに「当選おめでとうございまURLがが送られます。台湾に到着後、URLをクリックして発信をすると、同じメールアドレスにQRコードが送られます。プレゼントの引き換え方法は台湾のセブンーイレブンで、交通系ICカード「悠遊カード(Easy Card)」などに当選金額がチャージされます。

 既に持っているイージーカードなどにチャージすることも、新たにカードを購入してチャージすることも可能です。一つ注意が必要なのは、QRコードを受け取ってから24時間以内にチャージしなければ、期限が切れてしまいます。台湾のイージーカードはチャージ金額が1万台湾㌦以内という決まりがあるので、チャージするときは、4900台湾㌦以内にしておかなければ5000台湾㌦は入りません。

 ――台湾の中南部や東部などへの旅は。

 初めて台湾を訪れる場合、台北市を中心とした旅行を計画されることが多いと思いますが、中南部や東部まで足を伸ばして、多様な台湾の魅力を感じてほしい。このため、「リピーター」に手厚く、異なるエリアの魅力を知ってもらうこともCPの大きな狙いとなっています。

 台湾高速鉄道は交通部観光署と連携して、外国人観光客が台中以南の新幹線チケットを買うと、もう1枚をプレゼントする「Go2Taiwan」を実施しています。また、日本から台中や高雄などへの直行便もありますので、さらに足を伸ばしてほしいですね。さらに花蓮や宜蘭、台東などの大自然や海の美しい景色も見てほしいと思います。

 今年4月にリニューアルした「Taiwan PASS」は台湾周遊パスで、台湾の新幹線や鉄道、モノレールや都市交通MRT、観光施設の入場券などのお得な特典も付与されており、個人旅行客を便利に支援しています。

 ――日本へのメッセージを。

 旅行者のニーズは多様化しています。リピーターには、台湾の各地に来てほしいという想いもありますが、普段仕事などで緊張した毎日を送られている人には、台北市内の気に入ったホテルに滞在し、台湾ならではの懐かしい雰囲気を感じたり、昔訪れた場所を再訪したり、グルメや買い物をしたり、生活するように台湾を楽しむ旅もお勧めです。日本では体験できない台湾式シャンプーや足裏マッサージなどの刺激も癒しになります。

 日本マーケットを最重要視しているのは、日本の旅行客は台湾を楽しみながらしっかりと消費していただき、マナーも素晴らしいから。

 大好きな日本の皆様には、台湾でかけがえのない体験や思い出を作ってもらい、台湾のことを好きになって、何度でも訪れてほしいと心から思っています。

 ――ありがとうございました。

(左から)増田剛、鄭憶萍氏、徐銀樹氏(9月2日、交通部観光署にて)

 

浅草花やしき、夜間9時まで延長「花やしきのうきうきシルバーウィーク2026」 かわら割体験や人間クレーンゲームなど

2026年9月11日(金)配信

家族で一日中楽しめる参加型イベントを展開

 東京都台東区の遊園地「浅草花やしき」は9月19日(土)~23日(水・祝)までの5日間、「花やしきのうきうきシルバーウィーク2026」を開催する。営業時間を午後6時から最大9時まで延長し、ライトアップされた園内で浅草の夜景とともにアトラクションを楽しめるほか、かわら割体験や人間クレーンゲーム、キャラクターショーなど、家族で一日中楽しめる参加型イベントを展開する。

 「かわら割チャレンジ」では、子供の人生初の体験として、3枚から気軽に挑戦できるかわら割体験を実施する。開催日時は9月19日(土)、21日(月・祝)の午後6~9時、園内フラワーステージ前で行う。体験料は税込で3枚1650円、5枚2200円。

 「うきうき人間クレーンゲーム」では、子供がクレーン役となり、家族や友人同士の操縦で景品獲得を目指す協力型アトラクション。上手に協力できれば、パンダカーグッズや菓子をプレゼントする。開催日時は9月22日(火・祝)、23日(水・祝)の正午~午後8時、園内フラワーステージ前で行う。クレーン体験は体重50㎏以内の3歳以上が対象。体験料は税込で500円。

 人気キャラクターが日替わりで登場する「シルバーウィークキャラクターショー」も、園内フラワーステージで実施する。子供に親しまれている「シナぷしゅ」や、昭和・平成・令和を彩る歴代「仮面ライダー」が登場する特別なステージをお届けいたします。開催日時は9月19日(土)、21日(月・祝)、22日(火・祝)、23日(水・祝)の正午、午後2時からの計2回。

 9月20日(日)の正午、午後2時からの計2回に限り、「映画名探偵プリキュア!」の公開を記念したキャラクターショーを実施する。

 あわせて、イラストレーター・はやしうきさん描き下ろしデザインによるコラボグッズを、園内お土産店「マルハナ商店」で販売。同時に、園内から応募できるSNSキャンペーンも実施してイベントを盛り上げる。

 営業時間は午前10時~午後9時で、9月20日(日)のみ午後6時に閉園する。

 さらに、午後3時から割引価格で入園できる「アフター3チケット」を販売する。入園料は大人1300円(通常価格から300円引き)、5歳~小学生700円(同100円引き)、65歳以上700円(同100円引き)、幼児は無料。ワンデーパスも販売する。

農協観光協定旅館ホテル連盟が創立60周年 岐阜グランドホテルで記念式典開く

2026年9月11日(金) 配信

約350人が参加した

 農協観光協定旅館ホテル連盟(菅野豊会長)は9月8日(火)、岐阜県岐阜市の岐阜グランドホテルで、創立60周年記念式典を開いた。全国から会員はじめ、農協観光の社員や観光・運輸施設で組織する「農協観光協力みのり会」の会員ら約350人が参加した。

農旅連・菅野豊会長

 菅野会長は「還暦という大きな節目を迎えた。現在、観光業界を取り巻く環境はかつてないスピードで刻々と変化しているが、時代が移り変わっても、我われが大切にしているおもてなしの心、人と人をつなぐ力は揺るがない。変えるべきものと変えてはいけないものを見極めながら、常に新しい挑戦を続けていく」とあいさつ。「今日は未来へ向けた新たな出発点。農協観光、みのり会との絆を強固なものにし、受け継いだタスキを確固たる決意をもって次世代へつないでいきたい。観光業界のさらなる飛躍と活力ある地域づくりのため、我われはこれからも歩みを止めることなく前進する」と力を込めた。

清水清男社長

 来賓として登壇した、農協観光の清水清男社長は「苦難を共に乗り越え、還暦60周年の節目を共に迎えられたことは大きな喜び」と述べた。会社の状況については、「前年比で増収増益を確保した。3期連続で計画を上回った。我われは持続的な収益力を確保するため、稼ぐ力の強化を掲げているが、これは皆さんとより質の高い価値をお客様に提供し、共栄共存をはかるための決意」とし、「観光産業は大きな転換期を迎えている。当社は食と農、観光の力を結び付け、“観光は最強のチームビルディング”という意思で皆さんとの絆もこれまで以上に強固にしていきたい」と呼び掛けた。

みのり会・西山健司会長

 また、みのり会の西山健司会長は「幾多の苦楽を共にし、温めてきた強固なパートナーシップに心から感謝する」と謝辞を述べたうえで、「現在我われを取り巻く環境はかつてないスピードで変化しているが、旅を通じて人の心を豊かにし、地域を元気にするという原点は変わらない。今日の節目を通過点としてではなく、未来へ向けた新たな飛躍の出発点として捉え、我われ三者がこれまで以上にがっちりスクラムを組み、お客様の心に残る感動的な旅の創造と持続可能な地域社会の活性化に力強く挑戦していこう」と鼓舞した。

 式典では、農旅連の上野哲男副会長(東海支部長)が年表や、歴代の農旅連の宿のイメージポスターなどをスライド投影しながら、これまでのあゆみを紹介。「農旅連、農協観光、みのり会の三位一体の強い体制があるからこそ、ブランドを自信を持って発信できる。これからの70年、そして100年に向け笑顔で力強く進んでいこう」と意気込んだ。

農協観光がNツアー感謝の集いを開催

全国の支店長紹介

 式典後は農協観光主催の「2026Nツアー感謝の集いinぎふ長良川」が開かれた。毎年、農旅連、みのり会会員を集めて開催しているもので、全国の支社長や若手社員の社員紹介、抽選会などを実施し、懇親を深めた。

 また、翌日の9日(水)は農協観光が今年度、送客重点地域に指定している東海、北陸、北関東地域の農旅連、みのり会会員と農協観光の全国各支店の社員が商談会を行った。冒頭、清水社長は集まった入社数年の若手社員を前に「ここにいる施設の方々はパートナー。何かあったら相談できる関係性を築いてほしい」などと呼び掛け、リアルエージェントとして、リアルでの結びつきを重要視していることを強調した。

商談会のようす

 農協観光は毎年、Nツアー感謝の集いの翌日にその年の重点地域を対象にした商談会を実施している。コロナ禍後はこうした場が減少しており、会社側は若手の知識を得る場として、また施設側は売り込む場として格好の機会となっている。

HISとフィジー政府観光局、持続可能な観光へ協定締結 経済と環境に配慮した取り組み推進へ

2026年9月11日(金) 配信 

HISの吉野真司執行役員(左)とフィジー政府観光局のパレシュ・パントCEO

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長)とフィジー政府観光局(パレシュ・パントCEO)はこのほど、旅行需要の創出と持続可能な観光の推進を目的としたパートナーシップ協定を締結した。観光業による経済的、社会的、環境的影響を考慮し、観光客や地域コミュニティ、環境のニーズに対応した持続可能な観光の促進を目指す。

 両者は議論やコミュニケーション、情報および事例の交換を通じて、協力を強化するための枠組みを提供し、それぞれの国の観光産業の発展に向けて連携。具体的には、イベントやプロモーションの共同展開、専門家ネットワークの拡大と知見の共有、持続可能な観光と地域経済への貢献などを行っていく。

【全旅連女性経営者の会(JKK)】10月14日(水)、函館で定例会議開催へ

2026年9月11日(金) 配信

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の女性経営者の会(JKK、山田佐知会長)は10月14日(水)、北海道函館市のプレミアホテルキャビンプレジデント函館で、2025・26年度「第5回定例会議㏌函館」を開く。

 各委員会(総務・財務、広報・IT、研修、次世代観光推進、インバウンド)からの報告・会議のあと、勉強会が行われる。

 第1部は、「旅館ホテル業の相続問題」をテーマに、伊東祐生税理士事務所代表税理士の伊東祐生氏が講演する。

 第2部は、「おもてなしについて学ぶ(仮題)」を演題に、フェイスアップ代表取締役の飯野智子氏が登壇する。