2026年8月5日(水)配信

渋谷真里登さんは2024年クラブツーリズムに入社し、茨城旅行センターに配属されて今年で3年目を迎えた。出身は福島県郡山市。栃木県宇都宮市内の大学在籍中にラジオパーソナリティーを経験し、地域の魅力を発信する楽しさを知り、“マニアックな企画に携わりたい”と、同社の独自性のある企画に惹かれて入社を決めた。
大学入学はコロナ禍が始まった2020年で、当時はすべてオンライン授業に変わった。SNSを通じて交流を深めていき、大学の先輩が宇都宮市のコミュニティFMに勤めていると知る。高校時代は放送部だったこともあり、在籍中に同ラジオ局のラジオパーソナリティーにチャレンジした。鉄道番組を立ち上げたり、取材した地域情報を取り上げたり、自ら発見・発信することに興味を持ち、地域振興への関心を高めていった。
昔から1人でふらっと出掛けるのが好きで、鉄道は「乗るのと歴史が好き。とくに東武線、野岩線、真岡線、宇都宮ライトレールは思い入れが強い」と話す。また、秋葉原や原宿などでの買い物やドライブも趣味。乗り鉄の顔がある一方、休日は和服や中華風といった好きなファッションを纏って原宿を闊歩する顔もあり、「自分らしさ」を大切にしている。

就職活動では、趣味や好きなものを仕事にすべきか、切り離すべきか悩み、幅広い業界を視野に入れて進めていたと話す。他の旅行会社からも内定をもらっていたが、多彩なテーマ旅行を展開するクラブツーリズムの“マニアックな企画に携わりたい”という思いが決め手となった。
配属された当初は、飛行機や列車を利用した国内旅行を取り扱うチームで手配業務を担当。続けて5月には、新幹線で伊勢神宮へ行く2泊3日の東京発ツアーで初めて添乗業務を経験した。緊張もあったが、「お客様の生の声を聞けたことがとても学びになりました」と振り返る。それからの添乗業務は、得意な地理や交通の渋滞であれば、バス運転手と相談して移動の時間を調整するなど「自分の強みを生かせた経験もあった」と語る。
2年目5月からは日帰りバスチームに異動し、企画にも携わるようになり、2026年4月に初めて自ら企画したコースを催行・実施させることができた。日中線沿線の桜並木と蒸気機関車「SLばんえつ物語」を楽しめるコースで「3本が催行し、そのうち2本は満席での出発と手応えを感じられた」と答える。
これからも自分の強みを生かし、鉄道や和装で出掛けるツアー、地元の魅力再発見などのマニアックなツアーを企画したいと力を込める。最後に「特定分野のエキスパート、プロフェッショナルな存在になりたい」と将来の目標を掲げた。


