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特別展「愛と平和の江戸絵画」や夏休み向け企画続々と 岡田美術館(神奈川県・箱根町)で7月31日(木)から

2025年7月14日
営業部:鈴木 克範

2025年7月14日(月) 配信

愛と平和の江戸絵画(メインビジュアル)

 館内設備改修で臨時休館中の岡田美術館(神奈川県・箱根町)は2025年7月31日(木)から営業を再開し、特別展「愛と平和の江戸絵画」(12月7日(日)まで)を開催する。恒例の「朝ヨガ」やクイズ形式の「こどもアートシート」配布など、夏休み向けの催しも多数企画し、来館者を迎える。

 特別展では、「愛」と「平和」という2つのテーマから江戸時代の絵画を紹介する。江戸時代は、徳川家康が幕府を開いた1603(慶長8)年から、終焉を迎える1867(慶応3)年まで、約260年もの長きにわたり平和の続いた、世界史的にも稀有な時代だ。安定した政情のもと経済が繫栄し、多様な文化が育まれた。美術においては幅広いジャンルと表現が誕生した、画期的で魅力あふれる時代に位置付けられている。

 主な展示作品は、親しみを込め生き物たちを描いた、重要美術品の伊藤若冲「孔雀鳳凰図」や重要文化財・渡辺華山「虫魚帖」、着物や帯を描くことで、大切な人の存在を表現した「誰ヶ袖図屏風」など。泰平の世を謳歌する人々や、穏やかな日常を描いた風俗画など、さまざまなカタチで「愛」と「平和」が感じられる作品を展示する。このほか、近代京都画壇を代表する女流画家・上村松園(1875~1949)の生誕150年を記念し、同館収蔵の松園の作品から3点を特別に公開する。期間中の毎週金曜日は、午前11時から学芸員によるギャラリートーク(入館料のみで参加可、申し込み不要)も開催する。

朝ヨガ(イメージ)

 11年目を迎える「朝ヨガ」は9月7、14、21の各日開催(要予約)。料金は一般・大学生3500円(税込)、小中高生2500円(同)。参加者は近隣施設「箱根小涌園 天悠」の朝食ビュッフェと日帰り温泉を特別価格で利用できる。

 8月31日(日)までは、小学生を対象にクイズ形式の「アートシート」を希望者に無料配布。答えを探しながらの館内を巡りは、自然と作品に親しむことができると好評だ。足湯カフェでは、源泉を加水せず約38度にまで下げた「冷やし温泉」の足湯と「小田原産ブルーベリーパフェ」(800円税込)を楽しめる。

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