ベルーナ、事業戦略発表会を開く ザ・レイクスイート湖の栖(洞爺湖温泉)で新棟など
2026年4月23日(木) 配信
ベルーナ(安野清社長、埼玉県上尾市)は4月23日(木)、虎ノ門ホリックホテル(東京都港区)で、メディアを対象にホテル事業戦略発表会2026を開いた。今後、成長領域として位置付けているホテル事業において、ザ・レイクスイート湖の栖(北海道・洞爺湖温泉)での新棟建設や外国人採用、自動チェックイン機などの導入による生産性の向上で収益拡大を目指す。
同社は主力のアパレル・雑貨事業を中心にグルメや化粧品などの事業を展開。ホテル事業では、北海道から沖縄まで国内31施設、海外4施設を手掛ける。都市型ホテルからリゾートホテル、旅館まで幅広く運営している。25年度におけるホテル事業の売上高は359億円で、全体の17%を占めた。
今年度は売上高を前年比13.8%増の409億円、営業利益を同22.2%増の64億3000万円への拡大を目指す。さらに、中期経営計画(2026~28年度)の最終年度では売上高を488億円、営業利益を73億円へ増加をはかる。
安野洋開発企画本部長は「中期経営計画でもホテル事業は重要なセグメント。これまで社会環境の変化に応じて、事業構造を変化させてきた。今後も外部環境や時流に合わせた経営で業績の向上を目指す」と語った。
今後の成長戦略では、丸山智男営業推進室長が登壇した。
収益増大に向け、同社はザ・レイクスイート湖の栖(北海道・洞爺湖温泉)で新棟の建設を進めている。すべての客室は温泉露天風呂を備えたスイートルームとして設計。最上階には洞爺湖との一体感や開放的な眺望を楽しめるインフィニティ露天風呂も設ける。
また、労働人口の減少が見込まれるなか、安定的な運営体制を構築するため、同社は外国人材の採用を進める。自動チェックイン機やAIスピーカーの導入を進め、宿泊客のストレスフリーな滞在体験を提供しながら、効率的なオペレーション体制を実現していく。
今年、「グランベルホテル」ブランド誕生から開業20周年を迎えることから、最大53%オフ割引となる感謝価格の設定や宿泊券をプレゼントするキャンペーンなど4つの施策を実施する。
丸山室長は「次の20周年に向けて、ブランドを再定義していく。この一環として、認知度と顧客満足度の向上のために、さまざまな施策を展開していく」と語った。
同日には4月24日(金)に開業する虎ノ門ホリックホテルの説明会も開いた。
虎ノ門ホリックホテルは、グランベルホテルグループで東京都内8拠点目となる施設。宿泊者一人ひとりへのおもてなしに注力しようと、全49室のコンパクトなホテルに仕上げた。
客室はコンパクトラグジュアリーをコンセプトに、天井の高さを3㍍にしたほか、快適な睡眠を提供するため、アメリカ発のマットレスブランド「サータ」を採用した。宿泊客にスマートフォンで調べる手間を省き、スムーズに情報を取得してもらおうと、全客室にAIスピーカーを設け、館内情報や周辺の飲食店などを案内する。







