「津田令子のにっぽん風土記(121)」人と人をつなげて喜びを~ 東京都・千川駅前商店会編 ~
2026年7月19日(日) 配信


飯沼さんは、生まれも育ちも西郷(西郷隆盛)さんの銅像でお馴染みの東京・上野だ。
8年前に自宅を兼ねた治療院を開くために豊島区千川駅周辺に引っ越して来られた。都内のホテルに勤めていた時代に「健康の大切さを痛感し、薬の副作用や薬害が社会問題となっていたこともあり『薬に頼らない医療を』と治療師になりました」と振り返る。
地域貢献を謳う飯沼さんは千川駅前商店会に参加し積極的にお手伝いをされている。
「千川駅前商店会の魅力は、大規模な商店街ではないけれど、暮らしやすさと人の温かさが凝縮された地域密着型であることです」と話す。確かに千川駅周辺にはスーパー、ドラッグストア、飲食店、ベーカリー、カフェなどが集まり生活利便性が非常に高い。
「昔ながらの個人経営店と全国チェーンが共存していて蕎麦店、焼鳥店、紅茶専門店など多彩な店舗があり、今日はチェーン店、週末は個人店といった使い分けもできます」と飯沼さんは語る。「有楽町線と副都心線が通っていて池袋、新宿、渋谷、横浜に出るのにも便利です」。
商店会としてのイベントは年2回の蚤の市。この地を単なる買い物の場ではなく、地域コミュニティーの中心として捉えているという。
「最近ではラジオの生中継に商店会会長の呉服店おめしやさんなどが紹介されました」とうれしそうに話す。
年末には子供向けのイベントも企画されていて音楽やお笑い、落語などの披露を考えているという。
飯沼さんは、歌手でもある。地元で人気のビンテージバンド「ニキータ4」のボーカリスト「リッキー」さんを迎えて、「地球ドラゴン」や「ぎるふりかふTOKYO」でミニライブの主催も行い自らもマイクを握られた。「人と人をつなげてたくさんの人に喜びを」というのが僕のモットーであり夢でもあります」と語る。
このほど「音楽健康指導士」の資格も取られ、治療師の資格を生かしながら、デイケア施設などで「音楽と健康をマッチングさせた指導も始められた。次なるタスクは「自宅を解放して歌のイベントをやること」。
銀座まるかんの創業者・斎藤ひとりさんの言葉「なんとかなるから、大丈夫」が、好きだという。ご機嫌でいれば、自分がご機嫌になるようなことが返ってくるということ。
「だから僕はすべての事をポジティブ変換しています。お陰様で毎日が楽しいです」と満面の笑み浮かべる。



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