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【みなかみ町観光協会・岡村建代表理事に聞く】 3つの委員会で地域一つに 質で選ばれる観光地へ昇華

2026年5月7日
編集部:飯塚 小牧

2026年5月7日(木) 配信

岡村建代表理事

 群馬県・みなかみ町観光協会で長年理事を務めてきた、岡村建氏(法師温泉長寿館社長)は2024年6月に同協会の代表理事に就任した。就任後は3つの委員会を立ち上げるなど、地域を一つにするための取り組みを進める。1期目を終えようしている岡村氏に話を聞いた。

 ――代表理事に就任されてからの取り組みを教えてください。

 理事として長年協会の運営には携わってきました。そのなかで、行政や町議会との連携が重要だと思い、就任後に3つの委員会を新設しました。

 みなかみ町は広範囲で幅広い産業が点在していますが、これを数珠つなぎにしていきたいと考えています。これが1つ目の「ディスカバー委員会」です。

 また、今後は世界に肩を並べられる観光地にしようと、高品質高付加価値の旅を造成するための「極上の旅増勢委員会」を設けました。

 みなかみはエリアが広いため集約した観光地としての知名度こそ高くはないですが、ユネスコエコパークや集積するアウトドアアクティビティ、豊富な農産物、そして18湯の温泉と他地域にはない独自性があります。2泊3日をメインに、アクティブまたはゆっくり滞在する2つのモデルを示し、質のいい旅を提案していきます。

 3つ目はまちづくりに関する「未来創造委員会」です。各委員会には副会長が1人ずつ入り、またオブザーバーとして町の職員と議員の方に参加してもらい、アドバイスを受けながら進めています。民間と行政、議会が会するなかで、13年に策定された、みなかみ町観光振興計画の見直しについても意見が出されるなど、大きな動きにつながっています。

 まちづくりは観光協会だけではなく、行政や議会の理解がないと進みません。引き続き、若手も含めて地域の未来を作っていきたいと思います。

 ――現状の観光客の動向はいかがですか。

 年間を通して、需要は平準化しています。日帰り観光客数は減少していますが、宿泊者数は約110万人で落ち着いています。ターゲット層を若い世代として定め、みなかみ町を深く知っていただける方に愛される観光地になっていきたいと考えています。温泉文化がユネスコ無形文化遺産へ登録となれば世界からそのような方々の来訪も期待していますが、大前提は地域の方、日本人に愛される温泉地であることです。国内外問わず、愛してくれる人に訪れてほしいと思います。

 ――今後の展望は。

 他地域との連携も進めたいと思います。群馬県には草津や伊香保、四万など魅力的な温泉地がたくさんあり、それぞれへのアクセスも1時間圏内です。各地域とも長年の親交があるので、オール群馬で売り出していければと考えています。

 観光は伸びしろが限りなくあり、付加価値が高い業種です。我われは地域の方に、その経済波及効果を感じてもらうために努力していかなくてはなりません。そのためにも、質で選ばれる観光地へ昇華していきます。

 ――ありがとうございました。

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