「観光DX検定」のeラーニング講座開始 日観振、12月の初級検定に向け
2025年8月14日(木) 配信

日本観光振興協会(日観振、菰田正信会長)はこのほど、「観光DX検定」に向けたeラーニング講座を開始した。12月に初開催予定の「地方創生データサイエンティスト検定制度(観光DX検定)」の初級試験に先駆けて実施するもので、受講手続き完了後は期限まで何度でも視聴できる。
観光DX検定は地域のデータ根拠による戦略、デジタル化、DX人材の育成支援を目的に創設するもの。地域では戦略を具現化するデータ分析力が求められるなか、観光デジタル人材不足の解消が喫緊の課題となっている。検定を取得することで、観光業界で活躍するための実践的なスキルを身につけてもらうことを狙う。
eラーニング講座の動画は10本あり、1本あたり約30分。専用テキストを用意する。観光DX活用に関する基礎知識を学べる内容となっており、検定の受験有無に関わらず活用できるという。
今回の初級講座の受講料は一般が3万3000円、学生が2万2000円。12月13日までの期間中は何度でも視聴可能。12月14日開催予定の初級検定の検定料金は一般が6600円、学生が3300円となる見込み。なお、中級と上級は26年度以降を予定している。




