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ロケツーリズム協議会、25年度2回目の会合開く ロケ実績活用へグループワーク行う

2025年7月25日
編集部:木下 裕斗

2025年7月25日(金) 配信

グループワークのようす

 ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長、東京都港区)は7月18日(木)、渋谷キューズ(東京都渋谷区)で2025年度2回目の会合を開いた。全国の自治体や企業が、ロケの実績をシティプロモーションに生かすため、撮影された作品の権利を明確にする「権利処理確認書」について、レベル別にグループワーク形式で学んだ。

 今回の参加者は約140人。ロケ後に観光客増加や経済効果につなげようと各地からの問い合わせや、新たな参加者も増えている。

 会合に初めて参加した長崎県・新上五島町の川田麻紀氏は「今までロケを受け入れることに精一杯で、PRや活用ができていなかった」と振り返り、「ヒアリングシートや権利処理の確認への意識は薄かったため、今回ワーキングで学んだことを持ち帰り、地域活性化へ活用したい」と述べた。

 またグループワーク前の事例紹介では、地域や企業の担当者が制作者にロケを誘致するマッチング大会の成果として、静岡県三島市で生産されている箱根枝豆がテレビ朝日の番組「食彩の王国」で取り上げられたことが報告された。

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