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今年のテーマは「インバウンド」 ロケツーリズム協議会今年初の会合開く

2023年5月30日
営業部:後藤 文昭

2023年5月30日(火)配信

約200人が参加

 ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長)は5月18日(木)、渋谷キューズ(東京都渋谷区)で今年度初の会合を開いた。

 今年度のテーマは、「インバウンド」。藤崎会長は、「自治体と企業が連携し受入体制を整えることが大切。今年は、世界に向けて発信できるエンタメ作品作りに寄与していく。そして、撮影された作品を通じ日本の魅力を発信し、インバウンドを地域に呼び込んでいく」との活動方針を示した。

17の地域、企業が制作者にPR

 1回目の会合では、17の地域、企業の担当者と48人の制作者による商談会が開かれた。ロケ地を探す制作者と、地域の魅力的なロケ地候補をPRしたい受け入れ担当者が意見交換できる貴重な機会となっており、これまでにも多くの作品のロケが決定している。今年度初の商談会には、神奈川県綾瀬市の小塩政由市長や、静岡県・西伊豆町の星野淨晋町長ら5人の首長も先頭に立ち、制作者と意見交換をはかった。

 岩手県久慈市の遠藤譲一市長は、「制作者の皆様からは、まめぶ汁や三陸鉄道など『題材になるものが多くありますね』との声をいただきました。今日の機会を次のロケの誘致につなげていきたいです」とコメント。

 岐阜県飛騨市の都竹淳也市長は、「飛騨市の魅力を違うカタチで引き出していただけるような作品に出会えればと思っている。今年も引き続き、色々な作品を受け入れていきたい」と商談会を振り返った。

 当時は、会場となった渋谷キューズでのイベントをきっかけに、6人の俳優が見学に訪れた。

 見学を終え池之上泰成氏は、「ロケを通じてそのまちへの愛着が湧くので、別の作品で使われることもうれしいですし、自分自身もまたその場所で撮影に参加したいと思います。またファンにロケ地を巡ってもらえることは、それだけ作品に熱中してもらえているということなので、こうした動きがより広がっていって欲しいと思います」と感想を語った。

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