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「都亭」(能代市)、自己破産申請へ(帝国データバンク調べ)

2026年10月20日
編集部

2026年10月20日(火) 配信

 都亭(大谷直子代表、秋田県能代市)は10月5日(月)までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約2億円としている。

 同社は1927(昭和2)年6月創業、52(昭和27)年4月に法人改組された。結婚式場と大小宴会場を備えた「プラザ都」を運営し、店内に和食レストランや喫茶店を併設するほか、仕出し事業も手掛けていた。地元での知名度は高く、能代市周辺の企業や官公庁、民間団体などに利用され、95年7月期には年間売上高約7億5000万円を計上していた。

 しかし、人口減少や高齢化の進行により、かつての主力であったブライダル部門が苦戦を余儀なくされ、2014年7月期の年間売上高は約2億8800万円に減少していた。20年以降は、コロナ禍の影響もあって稼働率が大幅に落ち込み、年間売上高は約1億円にダウンした。

 コロナ収束後は徐々に回復していたものの、26年7月期の年間売上高は約1億5000万円にとどまり、この間、欠損計上が続いていた。食材費や光熱費の負担が高まるなかで、「業績回復の目途が立たず、資金繰りも限界に達した」(帝国データバンク)としている。

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