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人材サービス業「リス」、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年10月7日
編集部

2026年10月7日(水) 配信

 人材サービス業の「リス」(木村亮郎代表、東京都新宿区)は9月25日(金)、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約4億6501万円。

 同社は1980(昭和55)年4月に設立された人材サービス業者。インターネット求人サイト「しごとナビ」を運営し、人材派遣や職業紹介事業などを手掛けていた。

 「しごとナビ」は求人情報を無料で掲載し、採用決定時に紹介手数料を得る成功報酬型のサービスで、26年5月時点で求人掲載企業は3400社超、求人件数は7500件、登録者数は約110万人に達していた。

 また、約3000人の派遣スタッフを擁し、本店のほか、群馬、静岡、名古屋、大阪、岡山の各拠点を通じて、大手企業から地域の中小企業まで幅広く人材を派遣。07年3月期には年間売上高約40億6800万円を計上していた。

 しかし、リーマンショックの影響で11年3月期の年間収入高は約13億9100万円に落ち込んだ。その後は業績の回復を努めるなか、「元従業員が個人で負った債務を同社が引き受けたことを契機として訴訟が発生。この訴訟の判決により複数の銀行口座が差し押さえを受け、資金切りが悪化」(帝国データバンク)した。

 派遣社員への給与支払いが滞り、多数の派遣契約が解除されたことで、26年3月期の年間収入高は約4億8900万円に落ち込み、赤字を計上。債務超過に転落するなか、先行きの不透明感から事業の継続を断念した。

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