湯田中温泉「はくら」、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)
2026年8月31日(月) 配信

はくら(小野澤志乃代表、長野県・山ノ内町)は8月3日(月)、長野地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約1億9000万円。
同社は1992(平成4)年7月に設立。湯田中温泉で温泉旅館を運営していた。しかし、景気低迷の影響や、宴会を伴う団体旅行の減少など旅行需要が変化するなかで、業容は縮小傾向をたどっていた。
さらに、新型コロナの影響で年間収入高は落ち込み、「収益性も悪化して資金繰りが逼迫。債務負担が重く、設備投資も困難となっていた」(帝国データバンク)。抜本的な事業再生を目指し、「私的整理に関するガイドライン」を用いてスポンサーを探すなど再建を模索していたが、支援金の不正受注などもあり、法的整理となった。
なお、同社が運営していた旅館は別会社に承継され、同じ屋号で営業を続けている。



