箱根海賊船「ロワイヤルⅡ」をリニューアル、運航開始(小田急箱根)
2026年7月23日(木) 配信

小田急箱根は箱根海賊船「ロワイヤルⅡ」をリニューアルし、7月18日(土)に運航を開始した。箱根の平均標高は700~800㍍、平野部に比べて気温が約5度低く、今年、避暑旅をコンセプトに次々と施設を進化させている。
18世紀のフランス艦隊の旗艦をモデルとした箱根海賊船「ロワイヤルⅡ」。白とルージュレッドを基調とした船内だ。近世フランスの華やかさと楽しさを感じるワンランク上の特別なクルーズをコンセプトに特別船室をリニューアルした。新たに、特別船室は優美な曲線装飾を特徴とするロココ様式の家具や座席を配置、船体カラーをイメージしたカクテル「ロワイヤルⅡ」の販売を始める船内カフェのほか、トリックアートを3カ所一新した。
既に4月から運行している箱根ロープウェイ「音箱(OTOBACO)」も注目だ。ゴンドラの眺望に音楽を掛け合わせた世界初の立体音響ゴンドラ。早雲山駅から大涌谷駅の片道を運行している。
「視界が広がるところから旅の高揚を感じますよ」(小田急箱根、勝俣武仁氏)と言う通り、大涌谷の沸き立つ噴気が見え出すと、音の響きとともに心躍る気持ちになる。箱根観光のハイライトを目の前に、イマーシブ(没入感)という付加価値を加えている。
そして、大涌谷駅に到着すると、この絶景を窓一面に眺めることができるレストランがある。人気を博した「大涌谷 駅食堂」から「OWAKUDANI KITCHEN」として生まれ変わり、7月17日(金)からオープンした。
人気の大涌谷カレー(温玉付き)に加えて、大涌谷の噴気をイメージしたボリュームのある鉄鍋料理のほか、ラッシーや大涌谷マンゴープリンなど、新たなメニューをラインナップ。鉄鍋はデミグラスハンバーグや魚介のトマトソースなどがあり、「固形燃料を使用し、熱々ぐつぐつの最高の状態でお出しします。卵を入れ味変を楽しんだり、最後にはリゾットとして召し上がって下さい」(箱根プレザントサービス、久保田雅丈氏)と説明してくれる。ダイナミックな景色を五感で味わう美味しさをモチーフにしたという。

芦ノ湖では炭火で焼き上げるおだんご専門店「芦ノ湖三福茶屋」がオープンしたほか、小田急リゾーツの運営する「フラワーカフェ ロザージュ」がリニューアルオープン。スイーツにも力を入れている。
箱根は、三井不動産グループのラグジュアリーホテルをはじめ、宿泊施設も次々開業。グルメ店もオープンし、新名所や立ち寄り場所が増加。毎年、箱根全体でさまざまな展開を続けている。
【トラベルライター&エディター・細内 律子】







