test

東京都旅行業協会と台北市旅行商業同業公會、友好協力協定結ぶ 日台間の観光交流深化へ

2026年5月25日
編集部:木下 裕斗

2026年5月25日(月) 配信

(左から)台北市旅行商業同業公會の翁炳贊監事會召集人、陳怡璇理事長、中華民國観光産業国際行銷協會の徐銀樹榮譽理事長、東京都旅行業協会の小松信行会長、小澤秀人副会長

 東京都旅行業協会(小松信行会長)と台湾・台北市旅行商業同業公會(陳怡璇理事長)は5月20日(水)、台湾・台北市の天成飯店で観光と旅行業の発展を促進し、台湾と日本間の観光交流を深めることを目的として、友好協力協定を結んだ。

 協定事項では、①両者が協力体制を構築したうえで、双方の会員企業に関わる旅行産業の発展と友好関係を深めるために、協力すること②情報交換の実施③交流と協力体制の強化に向けた相互訪問の積極的な推進――の3項目。

締結式のようす

 友好協定の締結式を主催した中華民國観光産業国際行銷協會の徐銀樹榮譽理事長は冒頭、「台北市旅行商業同業公會の陳理事長は昨年9月に理事長に就任後間もなく、東京都旅行業協会との交流を希望され、私に紹介協力を依頼してくださった。首都・台北市の旅行業界をさらに国際化しようと積極的に取り組まれるその姿勢に、心より敬服している。また、小松会長が率いる東京都旅行業協会は、旅行業界および東京都経済に大きな貢献をされている。その尽力にも深く敬意を表したい」と紹介。

 「今回の友好協定締結を機に、両協会の会員企業が互いに発展し合い、台北と東京の双方において、より活発な業務交流と新たなビジネス機会が生まれ、さらなる経済効果につながり、ひいては日台観光収支のバランス改善にも寄与することを確信している」と述べ、「皆様の協力のもと、来年2027年には訪台日本人旅行者数200万人達成という目標の実現を願っている」と力強くあいさつした。  

 台北市旅行商業同業公會の陳理事長は、「ここ数年、世界の観光産業はさまざまな困難に直面した。そのなかで、国際協力の大切さを実感している。日本は台湾にとって最も重要な観光パートナーとなっている。今回は日台の観光産業がより深い関係を築くための重要な通過点。観光客は訪れる場所でなく、体験内容に重きを置いている。今後は双方が連携して、より多様で魅力的、かつ深みのある旅行商品や交流プログラムを造成していきたい。こうした交流を通じて、デジタル化や国際化への問題解決にもつながることを期待している。観光産業が次の時代に進むには、国際協力とリソースの共有が不可欠だ。東京都旅行業協会と締結を結べることをうれしく思う。より多くの日本人に台湾に訪れてもらい、台湾の人に日本各地の文化・魅力を深く感じてもらえることを願っている。今回の締結は将来へ長く続く協力関係の一歩になると確信している。互いに協力し、日台の観光交流を発展させたい」と語った。

(左から)陳怡璇理事長、中華民國観光産業国際行銷協會の秦文沂理事長、小松信行会長

 続いて、東京都旅行業協会の小松会長は、「近年、観光産業は人と人、文化と文化を結びつける大切な役割を担っている。日本と台湾は長年、深い友情と信頼関係を築いてきた。このようななか、今回の締結は両地域の観光旅行業にとって、新たな発展の一歩となると確信している。今後は観光情報の共有や旅行商品の開発、人材交流などの分野で関係が深まり、互いの会員にとって、大きな成果につながることを期待している。また、観光交流の活性化は経済効果だけでなく、人々の相互理解を深め、未来に向けた友好関係をさらに強固にする。こうした取り組みが次世代に引き継がれ、より豊かな交流に発展していくことを願っている」と述べた。

 さらに、「2025年の訪日台湾人は約673万人に対し、訪台日本人は約148万人。今後の交流拡大に対する大きな伸びしろを感じており、協定を契機に交流を発展させたい。今日は東京都旅行業協会から14人の会員が参加しており、日台観光交流への高い期待と熱意をもって台湾を訪れている。また、この締結式を取材するため、旅行新聞新社から石井貞德社長をはじめ、3人が出席している。今回の協定が業界から注目と期待を集めていることを大変うれしく思う。協定が日台双方の観光産業のさらなる繫栄につながることを祈念している」と想いを述べた。

調印式に参加した東京都旅行業協会の会員と台北市旅行商業同業公會の会員ら

 締結式のあと、交流会が開かれた。中華民國観光産業国際行銷協會の秦文沂理事長は歓迎のあいさつで、多数の来賓に謝辞を述べた。  

中華民國観光産業国際行銷協會の秦文沂理事長

 秦理事長は「東京都旅行業協会、旅行新聞新社の皆様が、台湾へ視察・交流団を組織し、来訪いただき、台日観光交流の推進に尽力いただいていることに、心より感謝申し上げる。台日双方の観光交流はさらに発展していくものと確信している。当協会は、政府の観光政策に協力し、台湾の魅力や素晴らしさを海外へ広く発信・PRすることを目的としている。当協会の徐名誉理事長は、日本との深い”縁”と良好な関係を築いており、そのご縁を通じて今回日本の観光業界の皆様を招待することができた。日本の観光関係者の皆様に、台湾についてより深く理解していただき、さらに最新の台湾観光情報に触れていただく機会となれば幸い」と謝意を述べた。

 当日、締結式に先立って、東京都旅行業協会の会員会社と台湾のホテルや旅行会社、免税店など約70社による商談会も開かれた。

商談会のようす
商談会には東京都旅行業協会から14人、台湾のホテルや旅行会社などから約70社が参加した

 東京都旅行業協会一行は4日間の日程で、2026台北国際観光博覧会(TTE)への参加や、近隣の新竹市や桃園市、新北市などを訪れ、視察と各市での交流会に出席した。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。