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島根・松江の「月照寺」ライトアップ、 小泉八雲のAIアニメも放映

2025年11月11日
関西支社:土橋 孝秀

2025年11月11日(火) 配信

ライトアップした大亀の石像

 島根県松江市の月照寺で11月8日(土)から、夜間ライトアップイベント「ライティング月照寺~夜に描く KWAIDANと灯り~」が始まった。12月14日(日)までの午後5時から9時まで開催する(毎週火曜日は休み)。TSKさんいん中央テレビ(田部長右衛門社長、島根県松江市)の主催。

 月照寺は、松江藩主・松平家の菩提寺として知られ、連続テレビ小説「ばけばけ」の放送で注目が集まる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がこよなく愛した場所。境内には八雲が随筆に記した大亀の石像があり、「一番好きです。私もここに埋めてほしい」と語ったほど思い入れが深い。

 今回のライトアップでは大亀の石像や境内、紅葉シーズンの木々を幻想的な光で彩り、怪談の世界を演出する。

 拝観受付エリアとなる書院では、同社が映像制作会社「ディー・エル・イー」(東京都千代田区)とタッグを組んで制作したAIアニメ「小泉八雲のKWAIDAN(怪談)の世界」を特別上映。月照寺にまつわる怪談も取り入れ、AI技術による臨場感あふれる映像で八雲の幻想的な物語を再現している。

 さらに、イベント期間中はオリジナルアクリルお守り(800円・200個限定)を販売。期間中の土曜日には同市の老舗・中村茶舗による八雲に着想を得た特製コーヒー、中浦食品の「ほういちの耳まんじう」も販売する。

 入場料金は大人1000円、中高生500円、小学生以下無料。売上の一部は保全・改修支援のため月照寺に寄付する。

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