観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」 16地域でモデル事業実施へ
2025年5月22日(木) 配信
観光庁はこのほど、「第2のふるさとづくりプロジェクト」において、先駆的事例創出モデル8地域と、企業版第2のふるさとづくりモデル8地域の計16地域を選定し、2025年度にモデル実証を実施すると発表した。
地域との交流や、地域運営への参画などを通じて、地域とのつながりを生み出すための“新たな旅のスタイルの構築”を目指す。
16地域の申請団体、事業、実施地域は次の通り。
【先駆的事例創出モデル】
岳温泉観光協会/にほんまつDMO「火山とともに生きる湯のまちから、歩いてつなぐ長く歩く道づくり」(福島県二本松市)▽BOSO WEST COAST協議会「新たな地域産業創出につながる観光コンテンツ構築実証事業~ともに創る第2のふるさと~」(千葉県南房総市・鋸南町)▽ジソウラボ「南砺の伝統工芸(井波彫刻・五箇山和紙・福光麻布)の学びから、その背景にある精神性『土徳』に触れることで何度も訪れる地となる実証事業」(富山県南砺市)▽能登DMC合同会社「のと物語 共に紡ぐ復興のストーリー」(石川県七尾市)▽珠洲市「復興関係人口による“心の絆”で繋がる第2のふるさとづくり」(石川県珠洲市)▽生坂村観光協会「地域コミュニティ型エコシステム〈リジェネラティブDAO〉」(長野県・生坂村▽和み/観光立国プラットフォーム/大阪観光大学/クラブツーリズム「地域課題解決型観光開発和歌山モデル調査・検討事業」(和歌山県和歌山市)▽まちづくり三原「MACHIDUCREW DAOを活用した“第2のふるさと”祭り体験型ツーリズム構築事業」(広島県三原市)
【企業版第2のふるさとづくりモデル】
渡辺梱包企画「支笏洞爺国立公園『トーヤの森』を核とした地域と企業の創発促進プログラム造成・実証事業」(北海道・洞爺湖)▽十勝うらほろ樂舎「うらほろアカデメイヤ2・0」(北海道・浦幌町)▽雪国観光圏「地域との関係性を育み活かす、自律型・地域イノベーション人材を創出『雪国発越境学習プログラム 帰る旅 ビジネス人材クリエーターズCAMP」(新潟県南魚沼市ほか)▽JTB金沢支店「能登半島地震復興ワーケーション(関係人口から行動人口へ)」(石川県七尾市・輪島市)▽ふろしきや「ワーケーション発! 広域“レボ系”プログラムを通した共創HUB」(長野県千曲市ほか)▽大台町子どもプロジェクト推進協議会「『ラーケーションの日』とワーケーション連携による第2のふるさとづくり」(三重県・大台町)▽海士町「離島医療の魅力化による関係人口拡大PJ」(島根県・海士町)▽地方創生「『観光まちづくり』で企業のミライをコトひらく町・琴平~地域課題に向き合い、共に創る第2のふるさと実証事業~」(香川県・琴平町)。