観光庁、「第2のふるさとづくり」自治体向けセミナー開く(2月21日)
2025年2月13日(木) 配信

観光庁は2月21日(金)、「第2のふるさとづくり」自治体向けセミナーをオンラインで開く。開催時間は午後1時30分~3時30分、Zoomを活用したウェビナー形式で行う。参加無料。
同庁では、近年「ふるさとを持たない若者」が増え、彼らは地方との関わりを求める傾向があるとした世間の流れを捉え、「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新しい旅のスタイルの推進のため、「第2のふるさとづくり」プロジェクトを行っている。
今回のセミナーでは、継続的な来訪を促す体験商品のつくり方というテーマを皮切りに、持続可能な観光と地域活性化の新たな可能性を探る。実際のプロジェクト事例を交えながら、各地域の特色ある資源を活用した具体的な取り組みから、地域の魅力再発見、独自の観光体験創出、地域住民との連携、環境保護との両立など、現代の課題に対応した観光振興のあり方を紹介する。
観光庁観光資源課の丹下涼課長補佐による第2のふるさとづくりプロジェクトの概要説明のほか、採択事業(モデル3実証事業者)による「第2のふるさとづくり」や各地域の特色ある資源を活用した具体的な取り組みなどを紹介する。
登壇する採択事業者は次の通り。
①「信達地方の蚕の糸が結ぶ文化と人~シルクロードが導く再来訪の仕組みづくり~(福島県福島市ほか)」福島市フルーツラインエリア観光推進協議会の中山高行氏。
②「濃度・深度にマッチした再来訪への仕組みづくりの深化を目指す琴平町観光マーケティング実証事業(香川県・琴平町)」地方創生の岩田愛菜氏。
③「『自然再生で村おこし』共に学び育てる生坂村リジェネラティブツーリズム(長野県・生坂村)」HiTTiSYOの星野亜紀子氏とクラブツーリズムの鈴木光希氏。
あわせて、「来訪を促す効果的な観光体験の作り方と販売方法」と題して、クラブツーリズムの中村朋広取締役マーケティング本部副本部長が講演を行う。
詳細や申し込み方法は、「第2のふるさとづくりセミナー~継続的な来訪を促す体験商品のつくり方~」から。