富士急グループとタイムズが業務提携 7月から「富士急カーシェア」開始
2025年5月12日(月) 配信

富士急行(堀内光一郎社長、山梨県富士吉田市)は5月8日(木)、富士急百貨店(古谷幸二社長、山梨県富士吉田市)とカーシェアリングサービスを展開する、タイムズモビリティ(川上紀文社長、東京都品川区)と「『富士急カーシェア』事業における業務提携に関する基本契約」を結んだ。富士五湖地域の2次交通を拡充し、交通渋滞の解消や観光の回遊性を高めたい考え。
今回、富士急グループとタイムズモビリティが連携して新たに展開する「富士急カーシェア」は、富士急行線沿線を中心に富士五湖エリアにカーシェア車両を配備することで、交通利便性の向上をはかる。7月1日から河口湖駅と富士急ハイランド駅、富士山駅の周辺に3ステーション、計8台のクルマを配備してサービスを開始する。
同サービスで、富士急行はグループ横断の企画開発、富士急百貨店は「富士急カーシェア」の運営、タイムズモビリティは「タイムズカー」のプラットフォームの提供を担当する。3者は今後、ステーションの数の拡大や富士山周辺の来訪者がスムーズに移動できる環境整備に取り組んでいく。