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“宿選び”75%が「公式HPの出来栄えが予約決定に影響」(宿研調べ)

2025年5月20日
編集部:増田 剛

2025年5月20日(火) 配信

 宿研(兼松和貴社長、神奈川県横浜市)はこのほど、デジタル時代における「宿泊施設選びの意思決定プロセス」に関する消費者調査結果を公表した。これによると、75%が公式ホームページの出来栄えが予約決定に影響すると答えた。

 調査は、今年3月に全国旅行好き1000人を対象に行われた。

 宿泊施設探しで利用する主な情報メディア(複数回答)を聞くと、「宿泊予約サイト」が75・5%と断トツ。2位は「宿泊施設の公式HP」で32・9%。次いで「旅行比較サイト」(22・6%)、「旅行会社の窓口やパンフレット」(17・5%)、「SNS」(17・2%)、「友人・知人からのクチコミ」(14・1%)、「旅行雑誌・ガイドブック」(14・1%)と続く。

 宿研は調査を通じて、「『発見』と『比較検討』という2段階で異なるメディアが活用される消費者行動パターンが明らかになった」と分析。このうえで、「とくにSNSは20~30代を中心に、宿との出会いの場として機能しているが、実態としては若年層であっても宿探しは予約サイトが中心となっている」傾向を示した。

 宿泊施設を比較するときに、「公式HPをチェックするか」の問いには、「必ずチェックする」が48%、「時々チェックする」38%、「あまりチェックしない」10%、「まったくチェックしない」4%という結果が出た。

 さらに、「公式HPの出来栄えが予約決定にどれくらい影響するか」では、「多少影響」が50%、「とても影響」が25%と合わせて75%が影響すると回答。宿研は「情報収集の選択肢が多様化した現在でも、公式HPは単なる情報源ではなく、最終判断を左右する“決断の場”として機能している」とまとめている。

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