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農協観光協定旅館ホテル連盟、菅野会長が再任 来年の創立60周年に向けさらなる飛躍を

2025年7月4日
編集部:飯塚 小牧

2025年7月4日(金) 配信

菅野豊会長

 農協観光協定旅館ホテル連盟(菅野豊会長、858会員)は7月3日(木)、東京都内のホテルで2025年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、菅野豊会長(福島・ホテル華の湯)の再任を決めた。

 菅野会長は「農協観光の強力なパートナーとして、魅力的な商品の開発や情報発信、よりよいサービスを提供し、観光業界全体の活性化に努めていく」とあいさつした。また、「来年は旅連の創立60周年を迎えるにあたり、さらなる飛躍のために協力をお願いする」と会員に呼び掛けた。

清水清男社長

 農協観光の清水清男社長は「昨年度は国内、海外、訪日ともに前年を上回った。総取扱高は過去最高、利益は2期連続黒字となり、過去10年で最高益をあげることができた」と報告。今年度は「将来の増収につながる成長分野に先行投資的な資源を配置し、安定した経営基盤の確立、維持に努力していく」と意気込んだ。また、「今年度の国内重点方面として、関西3万泊、九州2万泊のキャンペーンを実施する」と宿泊拡大に向けての施策にも触れ、「パートナーとして、お客様の受け入れに配慮していただき、引き続きご支援ご協力をお願いする」と述べた。

 今年度の旅連の事業は「宿泊券の拡大」をテーマに、新たに宿泊券増売運動「ポイントぷらす」を実施する。会員施設への送客を行った農協観光の支店にポイントを付与し、それに応じて報奨することで社員の会員施設への販売意欲の拡大につなげたい考え。また、農協観光が掲げる団体総客重点方面や、「日帰り・1泊バス企画」の商品造成に協力する。

農協観光協力みのり会、西山会長が再任

 

西山健司会長(合同懇親会にて)

 同日は協定施設で組織する、農協観光協力みのり会(西山健司会長、824会員)も2025年度の通常総会を行った。任期満了に伴う役員改選では、岡山・西の屋グループの西山健司氏が会長を再任した。

 総会後は両団体合同の懇親会を開いた。今回から着席形式にし、農協観光の役員や支店長とより密に懇親を深めた。また、JAグループが推進する「国消国産」の考え方に連動し、会場の料理はすべて国産食材にこだわり提供した。

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