沖縄・竹富町全域でAI案内 多言語化と業務効率化
2026年11月4日(水) 配信

総合ITサービス業のTISI(岡本安史社長、東京都新宿区)と沖縄県・竹富町観光協会は9月、生成AIを活用した多言語観光案内サービスを同町全域で開始した。
生成AIによる音声ガイドと、AIエージェント構築プラットフォーム「Agentic AI Platform」のチャットボット機能を組み合わせ、観光客がスマートフォンから必要な情報を好きな時間・場所で取得できる環境を整備する。
これまで同町での観光情報提供は、総合案内所での対面を中心に行ってきたが、外国人観光客の増加や観光ニーズの多様化に加え、限られた人員での運営という制約もあり、繁忙期の対応や多言語での案内には限界があった。また、紙媒体や口頭説明が中心だったことから、観光客が島内を周遊する際に必要な情報をタイムリーに取得しにくいという課題もあった。
こうした課題を受け、TISIと同町観光協会は2025年度、竹富島で生成AI音声ガイドの実証事業を実施。利用状況やアンケート結果を踏まえ、今回の本格導入に至った。
新サービスは大きく2つの機能で構成する。1つ目が生成AI音声ガイド。歴史・文化・風習をはじめ、観光マナー、おすすめスポット、散策ルートなど、地域が伝えたい情報を周遊中の観光客に音声で届ける。チャットボットは75言語、生成AI音声ガイドは42言語に対応する。
2つ目は、TISIのAIブランド「IntegriA」における「Agentic AI Platform」のチャットボット機能。観光案内所で職員が対応してきた問い合わせ業務をオンラインに拡張し、観光客が場所や時間を問わず質問できるようにする。回答は多言語で即時に提供する。







