京岩神前殿(長浜市)など2社、自己破産申請へ(帝国データバンク調べ)
2026年10月9日(金) 配信

京岩神前殿(和田洋典代表、滋賀県長浜市)と、関係会社のKYOIWA(同代表、滋賀県長浜市)は9月27日(日)までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は2社合計で約6億円としている。
京岩神前殿は、1971(昭和46)年5月創業、86(昭和61)年1月に法人改組された。結婚式や披露宴、各種宴会などに利用できる「グランパレー京岩」を運営。
その後、チャペルを併設する結婚式場を分離して、本店は割烹仕出し料理専門店として、個人のほか、地元の企業・団体の会合などの利用客を集め、2002年6月期には年間売上高約5億6600万円を計上していた。
しかし、婚礼・宴会市場を取り巻く環境変化に加え、コロナ禍には営業停止などの影響を強く受け、21年6月期の年間売上高は約1億400万円に落ち込み、大幅な赤字を計上していた。
その後も赤字が続き、金融機関から借入金の返済猶予措置を受けるなか、23年12月に婚礼事業を譲渡。「事業領域を絞り込んだものの奏功せず、資金繰りが限界に達した」(帝国データバンク)としている。
KYOIWAは2010(平成22)年11月に設立され、和食レストラン「京岩ダイニング」を運営していた。個室や宴会スペースを備え、「グランパレー京岩」よりも低価格でサービスを提供していたが、京岩神前殿に連鎖した。


