「The DINING」が自己破産申請へ(帝国データバンク調べ)
2026年9月25日(金) 配信

「The DINING」(平山英夫代表、大阪府大阪市)は9月3日(木)までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約12億円。
同社は2011(平成23)年12月に設立。宮崎料理を中心とした郷土料理店のほか、豚肉のしゃぶしゃぶ店、串焼店、マグロをメインとした海鮮居酒屋などを展開していた。
また、17年11月にオープンしたフレンチレストラン「LIAISON(リエゾン)」は、ミシュランガイドで一つ星の評価を獲得。コロナ禍で売上が一時急減したが、近年は「LIAISON」の姉妹店や洋食中心の店舗を相次ぎオープンし、百貨店や商業ビルのほか、京都、名古屋、東京都心などで約30店舗を展開、25年9月期には年間売上高約23億5000万円を計上していた。
しかしこの間、「出店コストがかさんだうえ、原材料費や人件費の高騰を十分に価格転嫁できなかったことなどから、営業損益段階から赤字が続いていた」(帝国データバンク)。
賃料負担も重荷となるなか、「LIAISON」を順次閉店させ、近時は一部店舗の運営を他社に譲渡するなど、立て直しをはかっていたが状況は好転しなかった。




