和歌山「クレイシア」、破産手続き開始へ(帝国データバンク調べ)
2026年4月23日(木) 配信

クレイシア(吉川英樹代表、和歌山県和歌山市)は4月1日(水)、和歌山地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約3億6000万円。破産管財人には、弁護士が選任されている。
同社は2004(平成16)年10月に、関連会社への遊技機などの斡旋を目的に設立された。関連会社の食品卸、宿泊施設の運営事業が同社に移管され事業規模が拡大。ピークとなる19年7月期には、年間売上高約6億1000万円を計上していた。
しかし、新型コロナの影響で食品卸、宿泊施設の運営事業の収益化が悪化。「過去の損失計上に伴う資金不足から、23年夏以降は取引業者への支払い遅延が常態化していた」(帝国データバンク)。
このため、不採算事業からの撤退を進め、25年3月には食品卸事業を同業者へ売却。宿泊施設の運営事業と、コロナ禍後に参入したベーグル店の運営のみに事業を縮小していた。
しかし、26年に入っても業況は改善せず、3月末には主力の宿泊施設の運営事業などを譲渡し、同社は事業を停止していた。
なお、「宿泊施設およびベーグル店は、別事業者へ事業譲渡され、運営は継続している」(帝国データバンク)という。





