星野リゾートが「界 草津」6月7日に開業 新たな宿泊体験を「界」が提案
2026年6月5日(金) 配信

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は6月7日(日)、群馬県・草津温泉に「界 草津」を開業する。施設のコンセプトは「トンネルがつなぐ木立の湯宿と温泉街」。草津白根山の麓に広がる高台に位置し、最大の特徴である宿泊者専用トンネルで「温泉街の賑わい」と「静謐な湯宿」をつなぐ、新たな宿泊体験を提案する。

大浴場では、自然湧出量日本一を誇る草津温泉の豊富な湯の恵みを感じられるよう趣の異なる2種類の酸性泉を引湯。一つは、草津温泉の中でも随一の湧出量・高温・強酸性を特徴とする「万代鉱源泉」。もう一つは、引湯する施設が限られる希少でやや穏やかな酸性の「西の河原源泉」。内湯には3つの浴槽を設け、泉質の異なる湯の温度を変えて楽しめるため、館内にいながらにして「湯めぐり」体験ができる。

「界」では、地域の文化に浸る滞在を叶えるご当地部屋を用意。「界 草津」のご当地部屋は、かつて養蚕が盛んだった群馬の歴史にちなんだ「シルクアートの間」。客室をはじめとした館内の布の装飾は、国際的に活躍するテキスタイルデザイナーの須藤玲子氏がデザインを手掛けた。一番の特徴は壁面の布のアートで、雄大な山並みを背景に、温泉の湯けむりが立ち上る草津の情景を一枚の織物で描いた。織物の色彩のグラデーションで山並みを、そこに絹糸を細かく刻んで湯けむりを表現した。絹糸や繭の素材を使って作られたランプシェード、草津の高原植物をイメージしたクッション、ベッドライナーなどのインテリアが心地よい空間を演出する。
界ブランドのおもてなしの一環として、地域の文化を体験できる「ご当地楽」を用意。養蚕・製糸・織物といった絹産業で栄えた染織産地である群馬県にちなみ、界 草津では「シルクを紡ぐ上州座繰り」を実施。江戸時代から続く手仕事に倣い、木製の座繰り機を使って繭から糸を挽く本格的な体験。できた糸はタッセルにして思い出に残すことができる。

滞在中の食事は、界の日本旅会席である「上州豊伝(ほうでん)会席」と、蕎麦割烹 SAI(さい)で楽しむ「地粉生粉打ち(じごなきこうち)蕎麦会席」の2種類から選べる。蕎麦割烹 SAIは、界 草津の敷地内に誕生し、界では初めて日帰り利用も可能なレストラン。アラカルトも提供し、蕎麦を味わう前の一品料理も豊富に用意しているため、会席料理とは異なる趣の夕食も楽しむことができる。
プライベート感が保たれた半個室の食事処で、ご当地の食文化を生かした会席料理を提供する。草津温泉の湯畑と湯もみをイメージした器で供される先付けから始まる「上州豊伝会席」は、群馬の豊かな食の魅力を存分に引き出した品々が並ぶ。メインの台の物は「上州常夜鍋」。鍋の出汁の中には丸ごと煮込んだ鶏のもも肉を入れて提供する。

「蕎麦割烹 SAI」の主役となるのは、地粉・生粉打ちにこだわった十割蕎麦と鰹、昆布、干し椎茸から引いた風味豊かな三段つゆ。ここでは、こだわり抜いた蕎麦を中心とした美食を味わう時間が堪能できる。
最大の特徴である宿泊者専用トンネルを一歩くぐれば、温泉街の活気あふれる街歩きと、宿での非日常の滞在という対照的な2つの世界を自由に往来することができる。街歩きをより充実させるため、館内では「界 草津まちめぐりセット」を販売する。「三湯めぐり手形」で有名な3つの外湯をめぐり、湯上がりには裏草津のカフェで一息。スタッフおすすめのスポットを紹介するオリジナル冊子「草津めぐりのすすめ」もセットになっている。さらにトンネルを通って温泉街へ気軽に食事に出かけられるので、豊富な選択肢の中から滞在をカスタマイズできる。温泉街の歴史に触れ、宿の静寂に癒やされることで、草津の真髄に触れられる滞在が体験できる。
界 草津の客室数は94室(露天風呂付き客室18室)。宿泊料金は4万6000円~(2人1室利用時1人あたり、税サービス料込、夕朝食付)。付帯施設はフロント、ショップ、スキーロッカー、食事処、湯小屋棟、ラウンジ棟、ご当地楽棟、中庭、ドッグラン、トンネル、蕎麦割烹。
アクセスは、軽井沢駅より車で60分、長野原草津口駅よりバスで20分。


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