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西川丈次氏「おもてなしセミナー㏌東京」開く 東京ステーションホテル総支配人の藤崎斉氏「独自化」の道を選んだ”想い”を語る

2026年7月8日
編集部:増田 剛

2026年7月8日(水) 配信

参加者が記念撮影

 おもてなし経営研究所所長、観光ビジネスコンサルタンツ代表の西川丈次氏は7月7日(火)、東京ステーションホテル(東京都千代田区)で「おもてなしセミナー㏌東京」を開いた。テーマは「イキイキと輝くスタッフの育て方」。

 第1部の特別ゲスト講師には、東京ステーションホテル総支配人の藤崎斉(ふじさき・ひとし)氏が登壇。

東京ステーションホテル総支配人の藤崎斉氏

 講演テーマ「東京ステーションホテルが目指すもの」では、藤崎氏が2011年7月に開業準備室室長として関わってきた経緯を説明しながら、同ホテルのビジョン「この先の100年も東京の中心で輝き続け、語り継がれるホテルであろう。先人達の積み重ねと、このヘリテージに感謝して。」を紹介。

 「このビジョンは、私たちが道に迷ったときの『北極星』。これから先も変わらない。だからこそ、ビジョンになる」と力を込めた。

 競争戦略では、「スペックよりもストーリーを重視する」姿勢を貫く。 

 「競合と同じ物差しの上で”ベター“を目指すことは差別化。差別化は均一化・同質化に向かい、価格競争となる」。

 藤崎氏は、東京ステーションホテルが辿ってきた歴史や”数値化できない独自のストーリー“を追求する「独自化」への道を選んだ想いを語り続けた。そして全スタッフが、「思想」や「世界観」、「価値」を共有することの大切さを伝えた。

 第2部は、西川丈次氏の講演「感動を呼ぶ『おもてなしの実体験』から学ぶ‼」が行われた。

西川丈次氏

 西川氏は「寄り添う想いを高めるには『感じる力』と『イメージする力』が必要」と述べた。 

 一例として「東京ステーションホテルの靴べらは50㌢以上もある」と紹介。「腰が弱い人には30㌢では辛い。単に靴べらを用意するだけでなく、使う人が『苦』がなく靴を履けるイメージができていますか」と問い掛けた。

 最後に「私たちの仕事はお客様を創り続ける『創客』。どうすればお客様の笑顔や、思い出深い楽しい時間をつくれるか。考え続けることを諦めないでください」と訴えた。

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