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4月から解体工事 再出発に向け始動 加賀屋

2026年4月1日
関西支社:塩野 俊誉

2026年4月1日(水) 配信

清祓には役員や社員、元従業員ら約200人が参加

 石川県・和倉温泉の加賀屋(渡辺崇嗣社長)は3月26日(木)、能登半島地震により被災した加賀屋の雪月花・能登渚亭・能登客殿・能登本陣の4棟からなる建物の公費解体工事に先立ち、工事の安全と無事を祈願する儀式「解体清祓」を執り行った。

 加賀屋の正面玄関前で行われた儀式には、役員や社員のほか、かつて加賀屋で働いていた元従業員など関係者約200人が出席。参加者らは、長年お世話になった建物に感謝を捧げるとともに、愛着ある職場の最後の姿を目に焼き付け、別れを惜しんだ。

 渡辺社長は「震災以降、一度も館内に明かりを灯すことなく解体することには、悔しい思いがあるが、ここからあらためて復興、そして加賀屋グループの未来に向けた再出発になる」と未来への想いを述べた。加賀屋の解体工事は4月上旬から始まり、2031年春までの約5年間を予定する。

当日は「能登渚亭」1階部分を報道陣に公開。 吹き抜け部分に散乱したガラスや大理石の破片が当時の揺れの激しさを物語る。

 加賀屋グループはこれまで、和倉温泉に加賀屋のほか、「あえの風」「虹と海」「松乃碧」と4つの旅館を展開していたが、今後は3旅館に集約し、リブランディング。加賀屋と松乃碧は解体し、松乃碧の跡地と隣接する遊休地を合わせた場所に、加賀屋を継承する新旅館を建設する。

 また、「あえの風」は、被害の大きかった旧館「西の風」を解体し、新たに玄関、調理場、レストランを建設。「東の風」客室とコンベンション、花舞茶寮を中心に営業する。「虹と海」は、旧館の玄関側を解体し、本館の建物を中心に営業再開する予定。

 なお、各館の営業再開時期については、昨年8月に発表した復興計画以降、社会情勢が目まぐるしく変化し、建築資材の価格などにも影響が出ていることから現在、見直しをはかっており、目途が立ち次第、あらためて発表するとしている。

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