ホテル近江屋(岩手県宮古市)、債務整理を弁護士に一任(帝国データバンク調べ)
2026年2月17日(火) 配信

ホテル近江屋(近江勇代表、岩手県宮古市)は2月3日(火)に債務整理を弁護士に一任した。帝国データバンクによると、負債は2025年8月期末時点で約4億1400万円。
同社は1975(昭和50)年8月に設立された。観光ホテル「ホテル近江屋」を運営し、客室数約40室で観光客や団体客の受け入れに加え、宴会場や結婚式場も設け、多様なニーズに対応。90年代には8億円を超える年間収入高を計上していた。
しかし、バブル経済の崩壊を経て観光客や宴会が減少し、慢性的な業績不振に陥っていたなか、東日本大震災で被災した。建物の2階部分まで浸水し、大半の施設が損壊したことから休業を余儀なくされ、2012年8月期の年間収入高は約1億7000万円まで落ち込んでいた。
リニューアルを行い営業再開したものの、同業者との競合や新型コロナの影響も追い打ちとなり、21年8月期の年間収入高は約1億600万円にとどまっていた。「その後も営業コストの上昇から低収益となり、債務超過から脱却できず資金繰りが限界に達した」(帝国データバンク)としている。






