新観光列車「GRAN 天空」に決定 南海電鉄、11月6日に特設サイトオープン
2025年10月23日(木) 配信

南海電気鉄道(岡嶋信行社長、大阪府大阪市)はこのほど、2025年度末に運行開始予定の新観光列車の名称を「GRAN 天空(グラン テンクウ)」と発表した。社内公募と一般投票で決定した。11月6日(木)には、特設サイトをオープンする。
「GRAN 天空」は現在運行中の観光列車「天空」(橋本駅~極楽橋駅間)に代わり、新たに難波駅~極楽橋駅を運行する新しい観光列車。日常を離れた上質な空間とサービスで、列車の旅そのものが特別な体験となることを目指す。
名称決定に合わせてロゴを制作。地域の文化に触れながら、新しい発見を味わえる列車旅の魅力を表現した。また、外観デザインの詳細も決定し、深紅をベースカラーに、ゴールドを基調とした装飾を施す。側面は南海電鉄の社章(羽車マーク)から着想を得た羽根を広げるデザインで、旅の可能性を広げてほしいという願いを込めた。さらに、高野山に咲くシャクナゲなどの植物をモチーフにした装飾も随所に施し、沿線地域とのつながりをイメージする。
なお、2026年3月20日に定期運行を終了する「天空」は、当面の間は不定期でツアー貸切など団体客専用の列車として運行することが決まっている。






