「山の上ホテル」保存・継承へ 明治大学と竹中工務店が契約締結 27年夏、クラシックホテルとして再生
2026年3月6日(金) 配信
竹中工務店の佐々木正人社長-、明治大学の柳谷孝理事長、明治大学の上野正雄学長.jpg)
明治大学(柳谷孝理事長)と竹中工務店(佐々木正人社長)は、明治大学が取得した「山の上ホテル」(東京都千代田区)の歴史的建築物の保存・継承に向けて3月2日(月)、期間約18年(改修工事期間を除く)の定期建物賃貸借契約を締結した。
同保存・継承事業は、明治大学創立150周年記念事業として、また竹中工務店が進める歴史的建築物を未来に継承するレガシー活用事業として実施される。
27年夏ごろのホテル開業を目指し、建物の改修工事に着手する。創建時のウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計を尊重しながら改修を進め、客室やレストラン、宴会場を備えたクラシックホテルとして再生する計画。
なお、新たに開業するホテルの名称やホテルの運営は今後、竹中工務店が順次発表していく。
一方、明治大学は短期留学プログラムにおける宿泊施設や、大学の生涯学習拠点「リバティアカデミー」が主催するプラグラムの会場、地域連携・社会連携の活動の場などとして再生後のホテルを活用していく予定だ。

山の上ホテルは、1937年に明治大学校友の佐藤慶太郎氏の寄付を基に、社会事業の拠点「佐藤新興生活館」として、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が設計、54年からホテルとして開業した。川端康成や三島由紀夫、池波正太郎、松本清張など多くの作家が仕事場として定宿していたことでも有名。24年2月に休館し、同年11月に明治大学が取得し、建物の名称を「明治大学創立150周年記念山の上記念館」としている。







