【第50回旅館100選】茨城県・五浦温泉 「五浦観光ホテル」 和風の宿本館/別館大観荘
2025年9月28日(日) 配信

今なお芸術家を魅了する、日本美術の聖地にたたずむ温泉宿
日本画の巨匠、横山大観が好んで描いた老松の緑、五浦の日の出、月の出。「五浦観光ホテル」は大観の師、岡倉天心が沈思黙考した六角堂を臨む文化の香り高い地に建つ宿。

館内では、天心の名著『茶の本』にちなみ、夕方ロビーにて抹茶のサービスを提供し、一期一会のおもてなしの心を伝えている。

温泉は、評論家も絶賛する源泉掛け流しの贅沢な湯。本館「五浦の湯」の庭園露天風呂では、風情ある滝を臨み、ゆったりとくつろぐことができる。別館「大観の湯」は一幅の日本画のような海の景色に溶け込む一体感を満喫できる天然温泉だ。

10~3月の期間は、あんこう料理が旬。11月からは、週末の吊るし切り実演も見応え抜群だ。このほか、新鮮アワビや目光の唐揚げ、あん肝など、多彩な地元の恵みをぜひ堪能したい。

また、2026年で創業90周年を迎え、感謝の気持ちを込めたプランを用意しているとのこと。ホームページなどをチェックしてみてほしい。
□五浦名物あんこう鍋セット

当館名物の「あんこう鍋」をお土産や贈り物として楽しめる商品。北茨城の港で水揚げされたばかりの新鮮なあんこうのみで作った逸品で、老舗の味覚をそのままに、あん肝たっぷりの濃厚なお出汁は絶品。冷凍商品で売店またはHPから通販にて購入できる。
交通:《車》常磐自動車道北茨城ICから国道6号をいわき市方面へ12km、P100台(無料)
《電車》JR常磐線特急スーパーひたちで、品川・東京・上野から磯原駅または勿来駅まで約2時間
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕・朝食》大広間
部屋:全103室
風呂:《和風の宿本館》男女別大浴場各1、庭園露天風呂各1 《別館大観荘》男女別大浴場各1、太平洋眺望露天風呂各1 泉質:ナトリウムカルシウム塩化物泉
料金:2万900円~8万9,100円
〒319-1702 茨城県北茨城市大津町722
☎0293(46)1111 FAX0293(46)5748
https://www.izura.net/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英

※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。






