test

温泉旅館「臥龍の郷」(岐阜県高山市) 破産手続き開始へ(帝国データバンク調べ)

2025年9月2日
編集部

2025年9月2日(火) 配信

 温泉旅館「臥龍の郷」(山本益巳代表、岐阜県高山市)は8月19日(火)、岐阜地裁高山支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約2億円。

 同社は2011(平成23)年9月に設立され、温泉旅館「臥龍の郷」を運営していた。手ごろな価格設定に国道41号線沿いの好立地もあり、名古屋方面から飛騨高山への観光客や、地元の個人顧客に広く利用され、2018年12月には賃借していた旅館緒土地・建物を約1億4000万円で購入していた。

 しかし、20年に入って新型コロナの影響で来客数が減少し、同年10月期の年間収入高は約1億円にとどまり、赤字を計上。コロナ禍収束後は売上が回復し、黒字転換していたものの近時は光熱費の高騰や、人手不足による人件費の上昇で販管費が重荷となっていた。「本店不動産の購入に伴う借入金の返済が不可能となったことから、2025年4月より休館。6月には旧本店不動産を売却していたが資金繰りが限界となり、実質的に事業を停止していた」(帝国データバンク)という。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。