「フォーポイント フレックス by シェラトン」が東京初進出 8月22日に東神田に新ホテル開業
2025年8月22日(金) 配信

K+ホスピタリティ オペレーションズTWO(江上正巳社長、東京都港区)は8月22日(金)、東京・神田エリアに「フォーポイント フレックス by シェラトン東京東神田」(東神田1₋3₋8)を開業した。マリオット・インターナショナルが展開するミッドスケールホテルの同ブランドとしては、東京初進出となる。
同社は昨秋からホテル「ユニゾ」を「フォーポイント フレックス by シェラトン」へリブランドし、全国で13店舗展開している。東京東神田の開業式典であいさつに立った江上社長は「これまで全国に開業し、ノウハウを学んできたが、早々に東京にもホテルがほしいと思っていた。約10カ月で達成でき、順調に進んでいる」と喜びを語った。
今後も東京や大阪の都市圏で同ブランドのホテルを増やしていきたい考えで、10月14日には「東京上野」、12月1日には「東京渋谷ウエスト」の開業が予定されている。江上社長によると、ビジネスホテルの少し上位に位置する「ミッドスケール」クラスのホテルは需要があるという。
江上社長は「サービスへの妥協はしたくないが、華美なラグジュアリーは不要。お客様の欲しているニーズを提供できるよう柔軟性を持っていきたい」とし、「ミッドスケール運営のリーディングカンパニーになるために、質を上げていく」と意気込んだ。
同ブランドは全世界に会員数2億4800万人以上を有するマリオットの旅行プログラム「マリオットボンベイ」にも対応しており、外国人観光客の利用も期待する。江上社長は「現在、日本人のお客様が6割ほどだが、将来は外国人のお客様を6割まで増やすことを目指している。旅行会社などと協力していきたい」とした。
新ホテルの客室数は78室。最寄りの都営新宿線・JR総武快速線の馬喰町駅から徒歩約3分。秋葉原や上野など主要駅へのアクセスもよいことから、観光からビジネスまで幅広い利用を想定する。
朝食はオプションで弁当を用意している。ラウンジでは食事やPC作業などができるスペースも備える。





