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男性専用カプセルホテルが誕生 長野県塩尻市「信州健康ランド」

2025年6月18日
営業部:古沢 克昌

2025年6月18日(水) 配信

10階カプセルホテル

 クア・アンド・ホテル(田中翔社長、山梨県甲府市)が運営する長野県塩尻市の「信州健康ランド」はこのほど、男性限定のカプセルホテル(全12床)の提供を開始した。宿泊料金は1泊3900円(税込)からとリーズナブルながら、完全なプライベート空間と充電設備を備えた、これまでにない宿泊スタイルだ。「仮眠室をよく利用する館内利用者」に向けて、快適さを提案する新サービスとして展開する。

信州健康ランド「男性露天風呂」

 従来の仮眠室(日帰り入館料1980円+深夜料金1100円=3080円)では「音が気になる」「人目が落ち着かない」「スマホを安心して充電できない」といった声があり、カプセルホテルではそうした課題を解消した。特徴は敷布団に高級ムアツ布団を使用していること。また、区切られた半個室空間で、周囲の明かりや音が軽減され、落ち着いて就寝できる。全カプセルにコンセントを完備し、スマートフォンなどの充電も安心だ。さらに、館内利用後に「そのまま泊っていきたい」というニーズにも柔軟に対応する。

 登山前後の前泊・後泊にちょうどいい場所と価格のため、登山客にもおすすめ。信州健康ランドは北アルプスや中央アルプスの玄関口である塩尻北IC至近。登山の前日入りや下山後の疲労回復に、カプセルホテルは清潔・快適・経済的な選択肢として活用できる。

 深夜・早朝出発にも対応し、大きな荷物もフロントへ預けられる。大浴場・サウナで疲れた身体をリフレッシュしてみては。

信州健康ランド外観

 このほか、サウナを楽しんだあと、「整ったあとは泊まっていく」ができる新スタイルとしても提案する。サウナ目的で来館した利用客の間でも「サウナのあとに仮眠したい」「帰宅せずに泊まれたら」という声が増えている。カプセルホテルは、サウナ・休憩・宿泊を一気通貫で体験できる施設として機能する。

 サウナ後にそのまま就寝できる導線設計で、パウダールームや共有スペースも利用可。

 予約方法は、公式サイトからネット事前予約、または当日フロント受付(空室状況にもよる)が可能。

 今後の展望について、信州健康ランドでは、「今後もお客様の多様な滞在ニーズに応えられるよう宿泊・温浴・飲食を融合させた『癒しの拠点』として進化を続けていきたい」と抱負を語っている。

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