MENU

test

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(5月号)」

2025年6月2日
編集部

2025年6月2日(月)配信

https://zoomjapon.info

特集&主な内容

 創刊から15年を迎えた本誌150号の特集は、出版業界の危機がテーマです。フランスでも大河ドラマ「べらぼう」がNHKワールドで放映されており、とくに日本の書店事情に焦点を当てました。減少が続く全国の書店数や、書店が皆無の自治体の増加、日本の書店経営で重要な収入源だった雑誌についてなど、日本の書店の歴史と現状を解説しています。また、かつて出版社や新聞社に勤務しており、柿生隠者という名で情報発信している方にも日本の書店事情を伺いました。図書館に漫画がない理由や、日本独自の「取次」という流通形態などを踏まえて、日本の状況を説明していただきました。「べらぼう」の脚本家、森下佳子さんと制作統括の藤並英樹さんにもインタビューをしました。旅行ページでは東京大阪間の高速バスをリポートしています。

〈フランスの様子〉国民の2人に1人が最低1週間の夏のバカンス

「フランス人の2人に1人が夏のバカンスを予定、予算は平均1800ユーロ」。5月7日、地方紙Sud Ouest紙のウェブサイトより

 バカンスのために働くといわれるフランス。◆フランスの年次有給休暇は5週間(職種によってはそれ以上)で、それをすべて消化するのは当たり前なのは、もう何十年も前から。◆パリで毎年開催される国際旅行博が3月なのも、このくらいから夏のバカンスの計画が具体的に始まるから。5月になるとフランス人はもう夏のバカンスのことを考えてそわそわし始める。◆5月初めに発表された世論調査によると、フランス国民の2人に1人が今年の夏、最低1週間のバカンスを予定しているという。◆日本人の一般的な感覚では、1週間でも長いし、それが「国民の半数」というのもかなり多いように見えるが、フランス人にとっては、できれば最低2週間が当然だし、数十年前には国民の7割以上が夏のバカンスに出掛けていたともいわれる。◆コロナ禍以降の経済の停滞の影響などもあって、フランス人のバカンスの縮小傾向は続いており、一家庭の今年の予算の平均は1800ユーロ(約30万円)だというが、これも39%の人が減らすと答えたうえでの数字だ。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旅行新聞 編集部〉

 

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。