第12弾は「イリオモテヤマネコ」 JTAオリジナルクラスJヘッドレストカバー
2025年5月8日(木) 配信
日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は5月1日(木)から、JTAオリジナルクラスJ座席ヘッドレストカバー第12弾となる「イリオモテヤマネコ」の展開を始めた。同社は搭乗客に「沖縄らしい空の旅」を楽しんでもらいたいと、沖縄の紅型職人や琉球びんがた普及伝承コンソーシアム協力のもと、クラスJ座席で琉球紅型デザインのヘッドレストカバーを使用している。
今回は、紅型研究所染千花(そめせんか)の知花幸修氏が制作した「イリオモテヤマネコ」を採用。沖縄県・西表島に生息するイリオモテヤマネコやヤエヤマオオコウモリ、サキシマツツジ、ヤエヤマヒルギ、サクラランなど島の多様な動植物をデザインに取り入れている。
同社はこれまでも、世界自然遺産登録地の1つ、西表島の魅力発信とイリオモテヤマネコのロードキル防止に向け取り組んできたが、今年はイリオモテヤマネコ発見から60周年を迎える節目であることから、改めてより多くの人に関心を持ってもらうことを期待する。
ヘッドレストカバーは10月31日(金)までの展開で、同期間中は作品と同じデザインのダブルファスナーポーチを機内販売する。