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産学官で観光教育、3地域がシンポジウム発表(東武トップツアーズ)

2024年2月13日
編集部:長谷川 貴人

2024年2月13日(火) 配信

ニセコ町の学生らによる取り組み発表のようす

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は2月8日(木)、「全国シンポジウム~地域が学校と取り組む観光教育の未来~」をオンライン形式で開いた。観光庁から委託され、地域活性化のための観光教育推進事業の一環として開催。地域活性化につながる観光教育のさらなる普及と発展を目指し、産学官連携で観光教育を推進する北海道・ニセコ町、岩手県釜石市、静岡県島田市の3地域がそれぞれ取り組み内容を発表した。

 開会のあいさつを行った観光庁観光産業課の庄司郁課長は、観光教育の取り組みが「地域の力、観光の力を取り戻すための大切な人材の供給源になる」と話した。登壇する3地域の先進的・意欲的な取り組みから「それぞれの立場で終わることなく地域を考え、地域を受け継いでいく若者にどういうカタチで観光を考えてもらうか。教育の場を設けるのかを考えてもらいたい」と述べ、観光庁としても観光教育の取り組みを支援していきたいと力を込めた。

 取り組み発表は、今年度事業を実施した①北海道のニセコ国際観光認証会議(観光教育分科会)②岩手県の釡石持続可能な観光教育協議会③静岡県の島田市観光教育推進協議会――の3地域が登壇。コーディネーターを務めた日本大学国際関係学部の宍戸学教授の司会のもと、それぞれモデル地域の代表として取り組みを発表した。

和やかな雰囲気の中で講評が行われた(釜石市)

 ニセコ国際観光認証会議(観光教育分科会)からは、ニセコ高等学校の教諭と生徒らが学習成果を発表した。生徒らは、持続可能な観光地づくりを協創できる人材育成として講演や講義を受け、視察研修やグループワークで実践的に学び、地域課題を抽出。課題解決を目的に実証実験とフィールドワークを進め、環境を配慮した「E-Bike」の実証実験のほか、閑散期の観光を盛り上げるサステナブルツアーの企画・商品化、提供までの成果を報告した。

 釡石持続可能な観光教育協議会からは、釜石商工高等学校の生徒らとかまいしDMCが学習成果を発表した。生徒らは、地元を学ぶためにフィールドスタディを行い、多くの人と触れ合いつつ、観光資源やマーケティング知識の活用について学習と体験。これらを通して、現状分析や改善点、課題を洗い出し、課題解決に向けた提案を報告したうえで、最後に地域の魅力をアピールした。

 島田市観光教育推進協議会からは、島田商業高等学校の生徒らと島田市観光協会、島田市観光課が発表した。生徒らは、認知度調査や現状分析を行ったうえで、地域課題の解決に向けたフィールドワークを実施。地域の魅力を知ってもらおうとイベントや、まちあるきモニターツアーを企画して実施したほか、商品開発を行うなど、生徒アイデアからの具現化につなげられたと発表した。

 各発表を受けて、コメンテーターの四国大学経営情報学部の鈴鹿剛准教授、岩倉高等学校の大日方樹教諭、じゃらんリサーチセンターの沢登次彦センター長の3人がそれぞれを講評した。

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