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JTB、宇宙遊覧を気球で 本社に遊覧用キャビン展示

2023年10月11日
編集部:長谷川 貴人

2023年10月11日(水) 配信

宇宙遊覧用気密キャビンを説明する岩谷技研の岩谷圭介社長

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)はこのほど、本社ビル1階に気球での宇宙遊覧を実現する宇宙遊覧用気密キャビン「T-10EARTHER」の展示を始めた。

 同社は今年2月、気球による宇宙遊覧の事業化や普及を目指すプロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」の共創パートナーとして参画。今回の展示は、同PJへの支援の一環として行われた。今回の展示とあわせて、同PJの中核である宇宙開発企業の岩谷技研(岩谷圭介社長、北海道札幌市)と共に、進捗状況に関する説明会を開いた。

 同PJは、岩谷技研のテクノロジーを中心に、さまざまな業種のパートナーとの共創により、日本から宇宙産業を開拓。安心・安全・低価格なガス気球による民間の宇宙遊覧を軸に、新しい宇宙市場やカテゴリの可能性を開拓し、「宇宙の民主化」を目指していく。

 展示を開始した「T-10EARTHER」は、商用運行を見据えて設計された2人乗り気密キャビン。気球により宇宙と地球の境界を見られる高度25㌔まで到達し、直径150㌢の大型窓から宇宙や地球を広く遊覧できる。飛行時間は4時間、このうち約1時間を成層圏での宇宙遊覧となる。燃料を使用しない飛行のため環境負荷はなく、パイロットの搭乗により訓練不要。安全性と身体負荷は自動車程度という。

 同PJの参画の経緯について、JTBの山田仁二執行役員ツーリズム本部事業推進部長は「『宇宙の民主化』に向けたビジョンに共感した。日本発の優れた技術と可能性をもったスタートアップ企業の挑戦を応援し、共創パートナーとともに未来に向けた新たな価値を創出する」と話した。

キャビンに搭乗する岩谷社長(左)とJTBの山田仁二執行役員ツーリズム本部事業推進部長

 岩谷技研の岩谷社長は「2024年初旬に高度25㌔での宇宙遊覧2人乗りテストを行い、早くて6~7月に商用運航が実現できる計画」と進捗状況を説明した。24年度に第1号となる5人が搭乗し、今後は打ち上げ数の拡大とともに、キャビン・設備のアップデートを計画している。25年度に30人、26年度に60人と参加者を増やしていき、27年度には250人の参加を実現したい考えだ。

 なお、キャビンの展示は来年3月までの予定。

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