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JTB、NearMeと提携 2次交通の課題解決に向けて

2023年3月13日
編集部:長谷川 貴人

2023年3月13日(月)配信

NearMeは「相乗りサービス」を開発・提供している(写真はイメージ)

 JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、AIを用いた相乗りサービスを開発・提供するNearMe(ニアミー、髙原幸一郎社長)と資本業務提携契約を結んだ。これにより、JTBが進める「持続可能な観光地づくり」において、2次交通の課題解決をはかるべく協業を進める。

 ニアミーは、地域が抱える移動・交通の課題解決に向けて、空港送迎シャトル「ニアミーエアポート」などを提供する「スマートシャトル」を展開。今回の提携によって、JTBの観光型MaaS「Tourism Platform Gateway(TPG)」の交通サービス機能としての活用や、タクシー事業者のDX支援につなげることを可能にする。そして、相乗りサービスによるタクシーの効率的な運行により、CO2削減につなげ、地域の人やニアミーとともにSDGsの実現を目指す。

 協業による今後の取り組みとして、TPGとの連携による2次交通サービスを拡充し、観光地の拠点間移動時の電車・バス・タクシーに次ぐ「第4の公共交通機関」として交通サービスを提供。大会・イベント時の空港・駅・ホテルなどの拠点から会場までの効率的な移動サービスを開発する。また、タクシードライバーの減少や、稼働率改善などに資するタクシー事業者へのDX支援やソリューションを提供。JTBグループでの旅行商品購入者への移動サービスを提供し、国内旅行や海外旅行へ出掛ける際の自宅から空港まで、空港から観光拠点までの移動を支援する。

 このほか、高齢化による運転免許証自主返納が増加するなか、主に地方での交通弱者向けのソリューションを提供するなど、新たな共創サービスを開発する予定という。

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