秋田の食文化を発信 ラゾーナ川崎で9月19、20日に「あきた産直市」

2025年9月9日(火) 配信

多彩な食が集結

 秋田県秋田市は9月19日(金)・20日(土)の2日間、秋田の食文化を届けようと神奈川県川崎市の商業施設、ラゾーナ川崎で「あきた産直市」を開く。秋田ならではの新鮮な農作物や発酵食品、伝統菓子や現代のスイーツ、地酒など多彩な味覚が集結する。

 具体的な販売商品は、秋田無添加天狗味噌やいぶりがっこ、ダリア、比内地鶏カレー、りんごタルト、ババヘラアイスバラ盛りカップなどで、試食販売もある。2000円以上の買い物でオリジナルエコバッグをプレゼントするほか、来場者には「えだまめキャンディー」を配布する。

 会場では、国重要無形民俗文化財「秋田竿燈まつり」やユネスコ無形文化遺産「男鹿のなまはげ」など、秋田を代表する文化や観光情報の紹介コーナーも併設し、秋田の魅力を発信する。

【第50回旅館100選】山形県・かみのやま温泉 「日本の宿 古窯」

2025年9月9日(火) 配信

「古窯スイートツイン」リビングルームから蔵王連峰とかみのやまの街並みを望む夜景

山形の風味・風土・風景を伝える料理と伝統が薫るおもてなしの宿

 蔵王連峰が一望できる緑豊かな高台に佇む、127室の客室を持つ老舗旅館。日本古来の歳時記や山形の里山の季節感を大切に、心を込めたおもてなしを提供している。みちのく最上級の「旨い」が揃うと評判の料理は、山形の素材を知り尽くした料理人が仕立てており、リニューアルした朝食ビュッフェも好評だ。

「日本の宿古窯」外観

 2024年12月には、山形の文化が髄所に散りばめられたコンセプトスイートルーム「古窯スイート」ツイン・和洋室の2部屋が誕生。8階建ての最上階から眺める蔵王連峰はまさに絶景。客室風呂・半露天風呂には源泉を利用し、三大美人泉質の優しいかみのやまの湯をそのまま愉しむことができる。

「古窯スイートツイン」リビングルーム
「古窯スイートツイン」半露天風呂

 インテリアは、シックな黒を基調に落ち着きと洗練さを兼ね備えた和モダン空間。地元素材にこだわり、山形の自然・文化が随所に表現され、かみのやまの自然との共生を感じられる部屋となっている。

「古窯スイート和洋室」サウナ室

山形名物 芋煮を世界へ発信

 朝食ビュッフェをリニューアル。会場のメインシンボルとして直径80㎝の特大芋煮鍋を用意し、山形の秋の風物詩として地元の人々に愛される「芋煮会」を365 日体験できる。また、フレンチトーストでは、トッピングとして県産の「滴り落ちる巣枠蜂蜜」を用意、その場で生蜂蜜を削ぎ取り召し上がれる疑似収穫体験が可能だ。

 

交通:《車》山形自動車道 山形蔵王ICから国道13号を上山方面へ15km、P325台(無料)
   《電車》JR山形新幹線 かみのやま温泉駅からタクシーで5分
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》宴会場、料亭、レストラン形式、部屋食 《朝食》コンベンションホール
部屋:全127室
風呂:展望大浴場「蔵王」、大浴場「紅花風呂」(男女入替有、各サウナ付)、展望露天風呂、
   貸切露天風呂1、露天風呂付客室8
泉質:弱食塩石膏泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉)
料金:2万2,000円~10万円

〒999-3292 山形県上山市葉山5-20
☎0570(00)5454 FAX023(672)5459
https://www.koyoga.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・韓・中・台

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

「温泉文化」知事の会が28年登録に向け議論 平井会長「新政権ともいい関係を」

2025年9月8日(月) 配信

(左から)山本一太事務局長、平井伸治会長

 「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」は9月8日、東京・平河町の群馬県東京事務所で会合を開いた。会場からは会長の平井伸治鳥取県知事と事務局長を務める山本一太群馬県知事が出席し、そのほかの都道府県知事はオンラインで参加した。2028年の最短での登録に向けた今後の取り組みとして、石破茂首相が退陣を表明したことを受け、平井会長は「新しい政権ともいい関係性を築いていきたい」と述べた。

 平井会長は「日本の心も体も癒す温泉文化は、世界中の人に受け入れられるのではないか。温泉文化の素晴らしさを継承しなければならない」と無形文化遺産登録を目指す意義を改めて語った。

 山本事務局長は、6月30日に国への要望書を提出したことや、7月29日に保全団体となる「『温泉文化』国民会議」(青柳正規会長)が設立され、同日には日本温泉協会(多田計介会長)が設置する「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会」が提言を発表するなど、スピード感を持った取り組みが官民一体で行われていることを報告した。文化庁では8月19日に第1回目の文化審議会無形文化遺産部会の会合が開かれており、12月ごろ「国内候補」が決定すると見込まれる。

 こうした取り組みにより平井知事は「ハードルは高いが手応えを感じている」とし、「そえろえるべきものはそろえて、テーブルに料理は並べた。これをどう評価していただけるか。政権の枠組みは変わるが、これは地域活性化など国のためになること。旅館や観光関係団体とともに取り組んでいく」と意気込んだ。

 山本事務局長は現在の感触について「ライバルと同じ土俵で発射台には乗せた。準備はすべて整っている」とし、約3カ月のラストスパートに向け「一生懸命頑張りたい」とした。

名鉄観光、ANA利用の国内DPをタイムセール(9月11日まで)

2025年9月8日(月) 配信

ANA利用のダイナミックパッケージ商品を特別価格で提供

 名鉄観光サービス(岩切道郎社長、愛知県名古屋市)は9月5日(金)、8月29日(金)から開催している名鉄観光感謝祭に、全日本空輸(ANA)利用のダイナミックパッケージ商品を追加した「ANAタイムセール×名鉄観光感謝祭」を開催している。販売期間は9月5日(金)~11日(木)の午後5時まで。

 雪景色の北海道(札幌)、温暖な沖縄(那覇)など定番の人気エリアに加え、ANAならではの就航地へもお得に行けるツアーや、多彩なプランを用意する。

 旅行対象期間は10月26日(日)~2026年2月28日(土)帰着分まで。

沖縄「勝連城スカイランタン宵祭り2025」、10月チケット販売

2025年9月8日(月) 配信

勝連城スカイランタン宵祭り(イメージ)

 近畿日本ツーリスト沖縄(三田周作社長、沖縄県那覇市)は11月2日(日)、8日(土)、15日(土)、23日(日)の4日間、うるま市にある勝連城跡のユネスコ世界文化遺産登録25周年を記念して、「勝連城スカイランタン宵祭り2025」を開催する。各回200枚のスカイランタン打ち上げチケットを用意し、10月1日(水)に先着順で売り出す。

 同イベントは、今年が勝連城跡の世界文化遺産登録25周年と、うるま市市制20周年の節目の年にあわせ、城跡の価値を改めて国内外へ発信すべく開催する。地元の伝統芸能と連携し、うるま市の歴史文化とスカイランタンの点灯が一体となった演出を行う。各回約200個のランタンが夜空に舞い上がり、勝連城跡と沖縄の夜空を背景に幻想的な風景を生み出すことを想定している。

 縁日をイメージした会場内では、夕涼みや会場内に設置された撮影スポットを楽しめる。使用するランタンはLED仕様で、安全性と環境への配慮を両立。自由にメッセージを書き込んだスカイランタンを夜空に放つ。

 最終日の23日(日)は、沖縄各地の獅子舞が集う「第37回全島獅子舞フェスティバル」が同時開催。イベントの集大成として、獅子舞と勝連城跡の幻想的な雰囲気の中で、スカイランタンが夜空に放たれる演出を楽しめる。

 午後6時から開場で8時終了。23日(日)のみ4時30分から開場し、5時開演(スカイランタン受付は6時から)となる。

 チケットの料金は大人2000円(税込)で、イベント会場への入場は無料。販売は「勝連城スカイランタン宵祭り2025」の特設サイトから。

長崎空港、イオン大村と周年コラボイベント ANAチーム羽田オーケストラのコンサートなど実施

2025年9月8日(月) 配信

イベントのポスター

 長崎空港ビルディング(衛藤勇社長、長崎県大村市)は9月13日(土)~15日(月)、イオン大村ショッピングセンター(長崎県大村市)と連携し、同ショッピングセンター1階の中央催事場で周年コラボイベントを開く。長﨑空港開港50周年とイオン大村ショッピングセンターの開店30周年を記念し、地域社会への感謝を込めて行う。

 イベント初日は長崎県で初めて、ANAチーム羽田オーケストラによるスペシャルコンサートを開催する。14日(日)には、全日本空輸(ANA)による飛行機のプッシュバックや制服着用の体験が行われる。15日(月)には、日本航空(JAL)が折り紙ヒコーキ教室を、オリエンタルエアブリッジ(ORC)はオリジナルグッズが当たるガチャを実施する。

「ミカド珈琲」とコラボのご当地菓子を開発 タカチホ、軽井沢周辺地域で販売

2025年9月8日(月) 配信

「軽井沢 ミカド珈琲ラング・ド・シャ」

 観光土産品の製造などを行う、タカチホ(久保田一臣社長、長野県長野市)は9月9日(火)から、軽井沢周辺の高速道路サービスエリアや道の駅などで、“軽井沢らしさ”にこだわった、ご当地土産焼菓子を売りだす。老舗コーヒーロースターの「ミカド珈琲」とコラボレーションし、「ラング・ド・シャ」と「レーズンサンド」を開発した。

 ミカド珈琲は1948年に東京・日本橋で創業し、52年に軽井沢に出店した。70年以上、観光客や地元住民に愛されてきた存在で、とくにモカソフトが有名。

 今回は2種類とも、このミカド珈琲の売上ナンバーワンという「MAJO リキッドコーヒー」を生地に練り込んだ。タカチホは「軽井沢らしさを大切にしたお菓子づくりを実現するものとなっている」と今回のオリジナル商品へ自信を見せた。

 「軽井沢 ミカド珈琲ラング・ド・シャ」は6枚入り700円、「軽井沢 ミカド珈琲レーズンサンド」は5枚入り900円。 

9月14日から特定日でオフロードバギーなどが登場 たざわ湖スキー場

2025年9月8日(月) 配信

大型エア遊具の「ふわふわ陸上アスレチック」も

 田沢湖高原リフト(草彅作博、秋田県仙北市)は9月14日(日)から、たざわ湖スキー場(秋田県仙北市)でオフロードバギー体験とキッズ向けの「ふわふわ陸上アスレチック」エリアを開業する。10月26日(日)までの土・日・祝日の16日間の期間限定となる。

 同スキー場はグリーンシーズンにも注力しており、アクティビティが楽しめる高原リゾートを目指している。今回、導入したバギーは周囲の自然の地形を生かし、特設オフロードコースを整備。緑に囲まれた林間の未舗装路を駆け抜けるスリル体験ができる。所要時間は30分で1人乗りは11歳以上からで1台3000円。2人乗りは1台4000円で、保護者同伴のもと5歳以上であれば乗車できる。

 約25メートル×60メートルという日本最大級のスケールとなる子供向けの「ふわふわ陸上アスレチック」は、飛んだり跳ねたり、思い切り身体を動かせる大型エア遊具。大人も一緒に楽しめる設計という。45分間で大人(13歳以上)は1500円、小学生1200円、親子ペア(4~6歳の子供と保護者)は2000円。

トリプラ、宿泊施設の改善に 「tripla宿泊業界コラム」開設

2025年9月8日(月) 配信

「tripla宿泊業界コラム」のトップ画面(イメージ)

 宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO)は9月3日(水)、宿泊施設向けに集客や業務改善に役立つ情報を提供するウェブメディア「tripla宿泊業界コラム」を開設した。開業や経営に関するノウハウ、業務効率化やシステム導入、マーケティング戦略、インバウンド対策など、現場で役立つテーマを幅広く取り上げる。

 同社は2017年に宿泊施設向けにAIチャットボットの提供を開始して以来、国内外の宿泊施設に向けて予約エンジンやCRMなどのサービスを提供してきた。そのなかで課題解決に携わった経験を生かし、実践的な情報を届けたいという想いから同メディアの開設に至ったという。

 同メディアを宿泊業界関係者にとって、日々の業務のヒントや次の一手となる情報を提供する存在を目指し、今後も業界の変化やニーズを捉えながら継続的に有益なコンテンツを発信していく。

2つのハロウィンルームを販売中 ホテル京阪 ユニバーサル・タワー

2025年9月8日(月) 配信

「おばけとハロウィンパーティー」のバルーン付ハロウィンルーム

 ホテル京阪(西川正浩社長、大阪府大阪市)が運営する「ホテル京阪 ユニバーサル・タワー」は11月3日(月・祝)まで、ハロウィンルームを展開している。今年は2つのハロウィーンルームを用意した。

 1つ目の「おばけとハロウィンパーティーを楽しむ」がテーマの部屋は、ハロウィンバルーンやおばけが飾られた可愛らしくて賑やかな装飾となっている。ローベッドのスーペリアルームで利用人数は3~4人と子供連れのファミリーにも最適だ。装飾のバルーンは持ち帰りもできる。

 もう1つの「ミッドナイト・クルーズステイ~ハロウィン航海の一夜~」は「呪われた豪華客船」をテーマにした、美しく不気味な雰囲気の部屋。こちらはタワールームのスーペリアルームで、利用人数は3~4人。

 いずれも1日1組限定、予約は公式ホームページから。