TKP、アパホテル3棟を新たに取得 フランチャイズ全20棟に

2025年5月14日(水) 配信

 ティーケーピー(TKP、河野貴輝社長、東京都新宿区)はこのほど、アパグループが所有するアパホテル「宮崎延岡駅前」「宮崎延岡中央」「山口防府」の3棟を取得した。アパホテル(元谷芙美子社長、東京都港区)とのフランチャイズ契約を締結のもと、6月20日(金)から運営を開始する。

 TKPは2014年8月に開業したアパホテル「札幌駅前」を手始めに、会議と宿泊を組み合わせたハイブリッド型ホテルの運営を進め、アパホテルとはフランチャイズ方式によるホテル運営や、アパホテル内の宴会場を同社が運営するなど、さまざまなカタチで連携を強めてきた。

 現在、TKPは新築、リブランド、既存店取得を含め、16棟のアパホテルを運営している。今回新たに3棟と建設中の1棟を加え、全国で20棟・3583室となる。

 TKPは、23年4月に発表した中期経営計画で掲げた「『3年間で10施設出店』の目標を上回るペースで事業を展開している」とし、同社が運営する宿泊施設は開業前施設を含め、34棟(33施設)・4428室としている。

那覇・とまりんの新ホテル完成予想を初公開 「サウスゲートホテル沖縄」26年5月開業予定

2025年5月13日(火) 配信

「サウスゲートホテル沖縄」外観イメージ

 国内外でホテルやレストラン事業を展開するPlan・Do・See(浅葉翔平社長、東京都港区)は2026年5月、沖縄県那覇市の泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」に「サウスゲートホテル沖縄」を開業予定だ。このほど、告知サイトをオープンし、完成予想パースを初めて公開した。

 沖縄本島と離島を結ぶ海の玄関口である「泊港」の旅客ターミナルビル「とまりん」は事業所や店舗、宿泊施設などが入居する複合施設として1995年に開業した。ビルの上階は以前もホテルとして運営されていたが、今回新たに同社が新ホテルをオープンする。那覇空港から車で約10分と好立地にあることから、新施設は離島旅と那覇市内観光どちらも楽しめる新たなリゾートステイの拠点として提案していく。

 客室は全216室で、ツイン・トリプルを中心に最大6人まで泊まれる部屋も用意。那覇の海と空を一望しながら解放感を味わえる空間を随所に設けるほか、大浴場とサウナを完備する。朝食は家庭で愛されている郷土料理「かちゅーゆ」や海鮮丼の食材が選べるカスタムビュッフェなど、沖縄食材を使った料理を提供する。

羊肉の魅力を発信 「大阪ひつじフェスタ2025」5月30日から

2025年5月13日(火) 配信

5月30~6月1日に開催

 大阪府大阪市で5月30日(金)~6月1日(日)まで、2回目となる「大阪ひつじフェスタ2025」が開かれる。羊肉の魅力を発信するため、オージー・ラムのPR大使「LAMBASSADOR(ラムバサダー)」や、飲食店・団体らが協力して本格的な普及イベントとして開催。羊肉を通して、食の多様性とその可能性を広く伝えていく。

 羊肉は海外では「ハレの日のごちそう」として親しまれており、王室の晩餐会でも最も格式の高い料理として振る舞われるという。また、宗教的な禁忌が少なく、ハラル対応製品も多い羊肉は、世界中の人が一緒に味わえるグローバルフードとしても注目を集めていることなどから、多くの人に魅力を知ってもらいたい考え。

 イベントは日本市場の羊肉シェア約7割を誇る、オーストラリアの生産者団体・MLA(ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア)と在日オーストラリア大使館が協力。主催者の大阪ひつじフェスタ2025実行委員会は「万博と連動しながら、羊肉食文化がまだ根づいていない関西地域に新たな食の選択肢として羊肉を広め、定着させることを目指す」と意気込む。

 イベントの会場はOSAKA FOOD LAB(大阪市北区中津1₋1₋36)で、入場料は500円。会場内では各種ラム肉のフードやオーストラリア産ワインなどが販売される。開催時間は30日が午後6~9時まで、31日が午前11時~午後9時まで、1日が午前10:30~午後6時まで。

日光金谷ホテルで「ヒューリック杯第96期棋聖戦」観戦ツアーを実施(東武トップツアーズ)

2025年5月13日(火) 配信

パンフレット表紙

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は6月3日(火)、日光金谷ホテル(栃木県日光市)で開催される「ヒューリック杯 第96期 棋聖戦」観戦ツアーを実施する。藤井聡太棋聖に杉本和陽六段が挑戦する、棋聖戦五番勝負の第1局を間近で体感できる。申し込み多数の場合は抽選となり、抽選受付は5月19日(月)午前8時59分に終了する。

 同ツアーは、将棋界8大タイトル戦の一つ、棋聖戦の対局を間近で体感し、歴史ある日光の地とともにその魅力を深く味わってもらうことで、伝統ある将棋文化の振興と地域活性化へ貢献することを目的に企画した。会場となる日光金谷ホテルは、現存する日本最古のリゾートクラシックホテルであり、その歴史と伝統に包まれた空間での対局は、ほかでは味わえない特別な価値と魅力を堪能できる。

 また、長い歴史を持つ将棋文化と、日本有数の観光地である日光の魅力を融合させた体験型コンテンツとして、将棋ファンはもちろん、さまざまなニーズに向けて3つのコースを用意した。

観戦初心者も楽しめる、3つのコースを用意

 「プレミアムコース」は、日光金谷ホテルに2泊3日宿泊できる15組限定プラン。対局前日に日光東照宮の参拝や特別祈祷、日光金谷ホテルで行われる前夜祭に参加でき、対局当日は初手立ち合いや専用部屋で棋士からの解説、大盤解説など、高級感と臨場感を重視した特別な観戦体験を提供する。往復の浅草駅~東武日光駅間は特急スペーシアXに乗車。食事は朝、昼、夕に各2回。土産付き。2人1室利用が26万5000円、1人1室利用が31万円。

 「スタンダードコース」は、日光千姫物語または小槌の宿鶴亀大吉に1泊2日宿泊する20組限定プラン。対局前日に日光金谷ホテルで行われる前夜祭、対局当日の大盤解説などに参加できるなど、観戦初心者も気軽に参加できるベーシックなプランで充実した観戦時間を楽しめる。往路の浅草駅~東武日光駅間は特急スペーシアXに乗車。食事は朝、夕に各1回。土産付き。4人1室利用が9万2000円、3人1室利用が9万3000円、2人1室利用が9万5000円、1人1室利用が12万6000円。

 「大盤解説コース」は、日帰りで現地集合・解散の50人限定プラン。プロ棋士による大盤解説に加え、クイズ大会など参加型企画も実施し、家族連れや幅広い年齢層におすすめのコースを用意した。土産付き。旅行代金は1人9800円。

 申し込みは東武トップツアーズ公式サイトの特設ページ(https://tobutoptours.jp/shop/3989/kisei96/)から。

「アジア三名泉」を目指し、意見交換 下呂温泉が韓国・儒城、台湾・台中の温泉地と「三温泉交流会」

2025年5月13日(火) 配信

5月1日には歓迎晩餐が開かれた

 岐阜県・下呂温泉観光協会(瀧康洋会長)、韓国・儒城(ユソン)観光振興協議会、台湾・台中市温泉観光協会の「三温泉交流会」が5月1日(木)~3日(土・祝)まで、韓国・太田市で開かれ、3都市が保有する温泉の効能について理解を深めたほか、高齢者向けのプログラムの共同開発について意見を交わした。

 日本三名泉の1つとして称えられる下呂温泉、韓国で由緒ある温泉地として知られる儒城温泉、谷関、大坑など、多彩な温泉を擁する台中市のトップが一堂に会した「三温泉会談」で瀧会長は、「温泉の効能についての比較、高齢者に対しての取り組み、共同プロモーションについてしっかり協議したい」とあいさつ。プレゼンテーションでは、温泉保護を目的に全国に先駆け導入した集中管理や、クアオルト健康ウォーキングについて紹介した。

 滞在中はこのほか、儒城温泉文化大祭の開幕式やストリートパレードに参加し、下呂温泉の魅力を伝えた。

 下呂温泉観光協会は2017年に、儒城、台中の2温泉地と「温泉地友好提携」を結び、3地域間で温泉文化発展に向け交流を深めてきた。今回の取り組みもその一環。「アジア三名泉」を目指すなか、来年は下呂温泉で開催する。

6月7、8日に30周年記念の音楽イベント 軽井沢プリンスショッピングプラザ

2025年5月13日(火) 配信

「KARUIZAWA SOUNDPICNIC 2024」昨年開催のようす

 長野県・軽井沢町の「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」は今年の7月、開業30周年を迎える。これを記念する第1弾イベントとして、6月7日(土)、8日(日)の2日間、音楽が楽しめるイベント「KARUIZAWA SOUNDPICNIC 2025」を開く。同音楽イベント自体は3回目の開催となり、毎回多くの人で賑わうという。

 今回は7日に元THE BOOMのボーカルの宮沢和史氏をはじめとしたアーティストが出演する。8日は初回から3年連続出演となる、ヴァイオリンとピアノのアンサンブルを奏でる「TSUKEMEN」が登場する。開催時間は両日とも午後2~4時の予定。場所はガーデンモール芝生のひろば特設ステージで、観覧は無料。

オープンバス「おくひだマウンテンバス」6月28日(土)~7月18日(金)まで期間限定で運行

2025年5月13日(火) 配信

おくひだマウンテンバス

 岐阜県・奥飛騨温泉郷観光協会(沖本啓介理事長)は6月28日(土)~7月18日(金)までの3週間、期間限定で屋根のないオープンバス「おくひだマウンテンバス」を運行する。平湯バスターミナルと新穂高ロープウェイの間、約20㌔のコースで、自然美と温泉情緒が楽しめる。

 奥飛騨の宿泊者数は1992年の約114万人をピークに減少傾向が続き、2018年には約半数の60万人まで減少。23年には約45万人とコロナ禍からの回復が進んでいない状況にある。「バスを起用した自然観光」で中部山岳国立公園南部地域の魅力をアピールし、認知度の向上や客層の拡大、宿泊の促進につなげたい考えだ。

 オープンバスを使ったツアー「スカイバス東京」を展開する日の丸自動車興業(富田哲史社長、東京都文京区)と、運行会社の濃飛乗合自動車(水野敏秀社長、岐阜県高山市)、奥飛騨温泉郷観光協会、発注者の岐阜県が連携し、1日6便運行する。

温泉旅館のスタッフがガイドに変身し、魅力を紹介

 奥飛騨温泉郷観光協会に所属する温泉旅館のスタッフがバスに乗り込み、ガイドに変身して山々の魅力や、歴史、文化、そして人の営みなど奥飛騨の魅力を紹介する。

 1人片道2000円。全席予約制・事前決済。販売は、発車オーライネットなどから(バス車内ではチケット購入不可)。

阪急阪神HDと池田市が包括連携協定結ぶ まちづくりや文化発信で観光活性化を

2025年5月13日(火) 配信

締結式のようす(瀧澤智子市長〈左〉、嶋田泰夫社長グループCEO)

 阪急阪神ホールディングス(嶋田泰夫社長グループCEO、大阪府大阪市)は5月12日(月)、大阪府池田市(瀧澤智子市長)と包括連携協定を結んだ。魅力あふれるまちづくりや文化の発信を通じた観光の活性化などを目指す。締結式は池田市の小林一三記念館で行われた。

 協定の内容は①観光に関すること②まちなみ形成に関すること③文化に関すること④環境に関すること⑤その他、協定の目的に沿うこと――の5項目。

 同社は「池田市とこれまで以上に緊密に連携・協力し合いながら、引き続き沿線の価値向上やSDGsが目指す持続可能な社会の実現に向け取り組んでいく」としている。

沖縄の宿泊施設、台風のときはキャンセル無償、宿泊は50%オフ(星野リゾート)

2025年5月13日(火) 配信

「台風安心特約2025」の案内をスタート

 星野リゾート(星野佳路代表)は5月7日(水)、沖縄県の宿泊施設予約において「台風安心特約2025」の案内を始めた。

 「台風の影響を受けやすい沖縄県の宿泊施設でも安心して予約ができるように」と、宿泊キャンセル料の免除や、宿泊料金の割引などを提供する予約サポートサービス。23年からスタートし、昨年は100件以上の利用があったという。25年も星野リゾート独自のサポートとして継続する。

 利用予定の航空券(往路または復路)が台風によりキャンセル料免除(ノーチャージ)対象となった場合、宿泊料のキャンセル料も免除されるほか、宿泊日午後3時時点発表の気象庁予報において、ホテルが翌日午前11時までに台風暴風域に入ることが見込まれる日には、室料を正規料金から50%割り引くなど、さまざまなサポートを用意している。

 星のや沖縄、星のや竹富島、リゾナーレ小浜島、OMO5沖縄那覇、BEB5沖縄瀬良垣、西表島ホテルに公式サイトからの予約した人が対象となる。

 対象宿泊日は25年6月1日チェックイン~12月1日チェックアウトまで。

秋田市中心街に食と芸能が集結 5月24、25日に「これが秋田だ!」開催

2025年5月13日(火) 配信

「コレアキ」2025

 秋田県秋田市で5月24日(土)、25日(日)の2日間、「これが秋田だ!食と芸能大祭典2025」が開かれる。秋田市中心街地のエリアなかいちや秋田駅前アゴラ広場などが会場となっている。秋田竿燈まつりなど、県内の伝統芸能の披露や、きりたんぽをはじめとする地元グルメの提供などが行われ、秋田をまるごと楽しめる。

 エリアなかいちにぎわい広場の芸能演舞ステージ前には、昨年好評だった花道が今年も登場。実際の祭りに近い臨場感と各セッションごとの連続演舞で、ここでしか見ることができないオリジナルの演出もある。

 仲小路の路上では、数回に分けて竿燈演舞を行う。大迫力の演技が間近で鑑賞できるほか、ふれあい竿燈やお囃子体験、路上アートも開催する。

 各会場では、県内各地から集結した横手やきそばや比内地鶏串、ババヘラアイスなど秋田グルメの屋台が多数出店する。アゴラ広場・大屋根通りエリアでは、屋台のほか県内各市町村のPRブースが一堂に並ぶ。

 イベントは両日とも午前10時から。初日は午後8時まで、2日目は5時まで。