2025年11月13日(木) 配信

休暇村協会(小野寺聡理事長、東京都台東区)は2027年秋に、栃木県・那須町の「休暇村那須」を建て替え、グランドオープンすると発表した。10月29日に起工式を行い、工事の安全と地域の繁栄を祈願した。
ホテルの所在地は栃木県那須郡那須町湯元137-14。建物は鉄筋コンクリート造りの5階建て。総客室数は40室を予定する。工期は27年7月31日まで。設計は石井建築事務所で施工は東部建設が担う。
2025年11月13日(木) 配信

休暇村協会(小野寺聡理事長、東京都台東区)は2027年秋に、栃木県・那須町の「休暇村那須」を建て替え、グランドオープンすると発表した。10月29日に起工式を行い、工事の安全と地域の繁栄を祈願した。
ホテルの所在地は栃木県那須郡那須町湯元137-14。建物は鉄筋コンクリート造りの5階建て。総客室数は40室を予定する。工期は27年7月31日まで。設計は石井建築事務所で施工は東部建設が担う。
2025年11月13日(木) 配信

関西エアポートグループはこのほど、関西国際空港と大阪国際空港(伊丹)、神戸空港に大阪・関西万博のパビリオンの展示物・作品から13点を設置することを発表した。国内外のパビリオンの協力で実現するもので、設置場所や設置時期は決まり次第発表するという。
10月13日に閉幕した大阪・関西万博は84パビリオンが出展し、さまざまなイベントや海外スタッフとの交流が話題になるなど、盛り上がりを見せた。同社は複数の万博レガシーが開催地の大阪・関西の空港で展示されることにより、「文化や技術を継続的に発信できるだけでなく、海外との友好の証や万博の思い出の記録として、多くの方に楽しみ、親しんでいただきたい」と期待する。
展示されるのは、オーストラリアパビリオンのコアラ像(KIXまたはITAMI)やベルギーパビリオンの屋外クッション(KIX、ITAMI、KOBE)、パナソニックパビリオンの「ノモの国-ノモの森 ツリーオブジェ」(KIXまたはITAMI)など。
2025年11月13日(木) 配信
ジーリーメディアグループ(吉田皓一社長、東京都渋谷区)はこのほど、運営する台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」のユーザーを対象に、日本旅行中の食事に関するアンケート結果を公表した。これによると、日本を訪れたことがある台湾人・香港人の97.8%が「日本旅行でラーメンを食べたことがある」と答えた。
アンケートでは日本旅行をしたことがある1738人を対象に「日本旅行中にラーメンを食べたことがあるか」と聞いた。訪日回数別にみると、1回の人のうち85.5%が「はい」と回答。訪日1〜2回の人を集計すると90.5%がラーメンを堪能した。
同社は「台湾や香港にもラーメンはあるが、日本のラーメンはブランド化している。ご当地ラーメンを食べることを楽しみにする人も多い」と分析している。
また、夕食後にデザートについては、「できれば食べる」が53.3%で最も多く、「必ず食べる」は32.0%だった。「あまり食べない」は13.2%、「全く食べない」は1.6%となった。
「必ず食べる」「できれば食べる」と答えた人に対して、具体的な食べたい物ついて複数回答形式で聞くと、「コンビニスイーツ」が77.6%で最多。以降は「フルーツ」(56.7%)、「有名菓子店のスイーツ」(56.0%)と続いた。
同社は「台湾では夕食後に必ずデザートを食べるわけではない。『日本のスイーツとフルーツは美味しさが保証されている』期待感から、多くの旅行者が夕食後にスイーツを楽しんでいる」とコメントしている。
2025年11月13日(木)配信

東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は11月11日(火)、国土交通省江戸川河川事務所が管理する治水施設「首都圏外郭放水路」の新コース「地下神殿で幻想空間体験! 流域治水ライトアップコース」を実施した。巨大な柱が立ち並び“地下神殿”と称される「調圧水槽」見学に、ライトアップ演出を加えたツアーを一般参加者34人と同行取材した。
首都圏外郭放水路は、中小河川の洪水を地下に取り込み、江戸川に排水する地底50mを流れる世界最大級の地下放水路。埼玉県春日部市に位置しており、利根川、江戸川、荒川の大河川に囲まれ、水がたまりやすい皿のような低平地で浸水被害に悩まされてきたが、同水路は大きな柱として効果を発揮している。

参加者は正午に、同水路の調圧水路(防災地下神殿)の地上にある地底探検ミュージアム「龍Q館」受付に集合。「防災コンシェルジュ」の資格を持つ東武トップツアーズのスタッフが、首都圏外郭放水路の全貌を紹介する巨大パネルを使い、地域の防災に貢献している巨大洪水対策施設であると説明した。
説明後、龍Q館の外にある地下に続く入口から116段の階段を降りると、ギリシャのパルテノン神殿を思わせる白い石柱が林立した調圧水槽の全景が姿を現した。
調圧水槽は、地下22mの位置につくられた長さ177m、幅78m、高さ18mの巨大水槽。市内に河川の洪水を地下へ取り組む5つの「立坑」があり、総延長6.3kmの地下トンネルでつながっており、各流入施設から取り込んだ水は第1立坑に溜められる。隣接した調圧水槽を通じて送られてきた水の勢いを弱め、江戸川に水を流すことを可能にしている。

参加者は若者から年配者まで年齢層が幅広く、外国人の姿も見られた。自由見学の時間には、地下の巨大空間で写真や動画の撮影を楽しんだ。
今回のツアーでは、「水害から日常を守る、首都圏外郭放水路とみんなの流域治水」をテーマに、約4分間のライトアップ演出を追加した。豪雨の予兆から洪水発生による危機まで表現し、首都圏外郭放水路が稼働して晴れ上がるシーンで構成されている。防災地下神殿を魅惑的なライティングと迫力ある音響で幻想的に彩り、普段のたたずまいとはまったく異なる地下空間を演出した。
同社によると、多くの見学者に楽しく「防災地下神殿での特別な体験」と「災害の自分事化」を身につけてもらえる企画とアピールしている。
料金は1人1500円。火曜と、土・日曜日どちらかの週2回で、正午から約55分間の1回のみ。定員は55人。団体予約は20人から。
同ツアーの運営は、東武トップツアーズ春日部支店(安原裕之支店長)が担う。予約や詳細については首都圏外郭放水路ホームページから。
2025年11月12日(水) 配信

日本バス協会(会長=清水一郎・伊予鉄グループ社長)は11月11日(火)、東京・永田町の自由民主党本部で「バス危機突破総決起大会」を開き、バス事業が持続的なサービス提供を行うため、政府に抜本的な財政支援強化を緊急に求める決議を行った。清水会長は「深刻な運転士不足や燃料高などの影響から、全国各地で減便や路線廃止が顕在化している。廃止されれば、通勤、通学、通院が困難になり、当該地域は交通空白となる瀬戸際に立たされている」と訴えた。
同協会と自由民主党バス議員連盟(逢沢一郎会長)が共同で決議した政府への要望は、①軽油の暫定税率廃止と交付金維持②自動運転バスの支援強化、予算倍増③運転士確保予算の大幅増額、労働時間の規制緩和④EVバス減税措置を5年間へ拡充⑤外国人バス運転士に必要な日本語能力の要件をN4へ緩和――の5点。
清水会長は、軽油の暫定税率の着実な廃止に期待を寄せた。暫定税率の導入当時、税の引き上げに対する事業者負担を緩和するために創設された「運輸事業振興助成交付金」が暫定税率の廃止で打ち切られる可能性があることに触れ、「燃料は高騰している。交付金がなければバスを維持するのは難しい」と強調した。また、人手不足対策として、現在約100億円となっている自動運転バスの予算を200億円に倍増することや、運転士確保に向けた予算、労働時間の規制緩和も求めた。
続けて登壇した自由民主党バス議員連盟の逢沢一郎会長は「数年に及ぶ人手不足や、燃油高で厳しい経営状況にある。交付金は事業者が経営にしっかりと取り組むうえで重要な措置だ。維持へ責任を果たしていく」と語った。また、「人手不足解消へ自動運転に期待が掛かっている。バスの未来を切り拓くうえで、(要望された200億円は)大きすぎる金額ではない。国民に説明し予算の確保に全力を尽くす」と応えた。
当日は自民党の鈴木俊一幹事長や酒井庸行国土交通副大臣ら国会議員約40人、全国各地のバス事業者ら約400人が出席。堀内詔子バス議連事務局次長が大会決議を読み上げ、最後に清水会長のガンバローコールを行い、団結をより深めた。
2025年11月12日(水) 配信
2025年11月12日(水) 配信

大分県は11月12日(水)、東京都内の大分県公式アンテナショップ「坐来大分」で報道関係者集め、「日本一のおんせん県おおいた 味力も満載 おおいた自慢の郷土料理 試食会」を開いた。県を代表する「温泉」や「自然・景観」などの観光素材に加え、「食」の魅力を発信した。今回は県外ではあまり知られていない、大分各地の郷土料理に焦点を当て、食材や名前の由来などを紹介した。

大分県広報広聴課の田吹美紀課長は、大分県の特徴について江戸時代は多数の小さな藩が乱立し、地域が細分化されていたことから「まわりとの対抗意識や競争意識が強い面があるが、地域独自の文化や食が生まれた。それぞれの地域の伝統的な食文化を体験してほしい」と説明した。

髙木美叶主事は直近の話題として、県とサンリオエンターテイメントが連携して観光誘致や地域活性化の目的で実施している、大分空港の期間限定の愛称「大分ハローキティ空港」の使用を26年3月末まで延長したことを報告。「当初は大阪・関西万博の開催期間中のみの予定だったが、要望が多く延長した」と語った。
また、大分といえば県内の18市町村のうち、16市町村で楽しめるという「温泉」が有名だが、それに限らない魅力として、じゃらん観光国内宿泊旅行調査2025で「魅力的な宿泊施設があった」「ご当地ならではの体験・アクティビティが楽しめた」項目でそれぞれ2位を獲得したことも紹介した。
郷土料理については、大分はもったいない精神と倹約の知恵から生まれた数多くの料理が存在するという。臼杵市の「きらすまめし」は臼杵藩の財政難による倹約令のなかで、刺身の切れ端に安価なおからをまぶした節約料理。方言でおからのことを「きらず」、まぶすことを「まめす」ということから、「きらずをまめした」ことに由来するそうだ。
大分市の戸次(へつぎ)地区に伝わる「鮑腸(ほうちょう)」は小麦粉を練って2メートル以上伸ばした麺をつけ汁で味わうもの。細長い形状が鮑の腸に似ていることから名づけられた。
このほか、日田市から「ひたん寿司」と「とっきん寿司」、豊後高田市の「蕎麦寿司」、中津市の「物相(もっそう)寿司」、由布市の「やせうま」を紹介。会ではいずれも現代版にアレンジされた試食メニューを提供し、“味力”をアピールした。
2025年11月12日(水) 配信

「日本で最も美しい村」連合に加盟する福島県・大玉村(おおたまむら)は、県の中央部に位置し、郡山駅からも車で30分ほど。日本百名山の1つに数えられる安達太良山(あだたらやま)の裾野に広がる田園風景が印象的だ。11月上旬、村の地勢を座学で学び、「BIKE(自転車)」と「HIKE(ハイキング)」双方で、おいしい水がもたらす「豊かさ」を体感するモニターツアーに参加した。

大玉村のシンボル・安達太良山は村の西域に位置する。このため太古の昔、山が噴火し溶岩が流れたあと、日本海側から吹く偏西風にのって火山灰が降り注いだ。冬に降った雪が伏流水となり、溶岩流や火山灰が堆積してできた大地のなかを通ることで、おいしい水が生まれる。浄水器と同じ原理で、いわば巨大な天然の「活性炭」という仕組みだ。この水のおかげで、炊くとやわらかく、粘り気のある触感がおいしい村のブランド米「あだたらの恵」(現在はふるさと納税の返礼品のみで入手可)などが生まれた。

BIKEは森の中のキャンプ場「フォレストパークあだたら」を起点に、舗装林道やオフロードのダウンヒル、棚田のあぜ道、農村集落のなかを通り、名倉山登山口に至る約18キロの行程だ。走り始めてから10分ほどで山の中の小川が見られ、休憩がてらにふもとの水田地帯を眺めたりするなか、事前講義で聞いた「雪解け水が日本酒になるまで約40年かかる」という時間の流れを想像した。

「大名倉山(おおなぐらやま)」(標高575メートル)は登山道が整備され、登山口からは30~40分ほどで登ることができる。自転車のあとでかなりキツかったが、山頂からの絶景は何よりの「ご褒美」だ。安達太良山はもちろん、その裾野に広がる大玉村の肥沃な大地、村が「日本で最も美しい村」連合に加盟するきっかけとなった、「居久根(いぐね)」と呼ばれる防風林のある風景も見ることができる。
「BIKE」と「HIKE」で大玉村を案内してくれたのは、岳温泉(二本松市)に拠点を置き、磐梯朝日国立公園の活火山(磐梯・吾妻・安達太良)と、その山麓エリアを巡る山旅やアクティビティをサポートする民間運営のトレイルセンター「安達太良・吾妻自然センター」。猪苗代湖から磐梯山、吾妻連峰、安達太良連峰をつなぐ総延長250キロ超のロングトレイル「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル」のプロデュースを行うほか、「火山旅」としてロングディスタンス・ハイキングの仕組みづくりや、登山道整備などの環境保全活動に取り組んでいる。
2025年11月12日(水) 配信

ジョイポート淡路島(鎌田勝義社長、兵庫県南あわじ市)は12月1日(月)から、淡路島から運航する「うずしおクルーズ」で、冬限定の「こたつクルーズ」を開始する。寒いなかでも快適に渦潮を楽しんでもらおうと、2026年2月28日(土)まで実施する。
こたつクルーズは遊覧船のアンダーデッキに「こたつ」を設置。渦潮を観潮するためにアッパーデッキに出たあとや、移動中に暖かく休憩できる。また、乗船者全員に使い捨てカイロをプレゼントするほか、乗船前には、淡路島産玉ねぎを使用したホットスープを無料で提供。希望者にはブランケットの貸し出しも行う。
同社によると、冬の渦潮観潮は年間を通じて最も潮位が下がる時期になり、大迫力の渦潮が見られるチャンスという。「空気が澄んでいるため、渦潮や鳴門海峡の景色が鮮明に、より美しく見えるのが特徴です」とアピールしている。
うずしおクルーズは「咸臨丸」「日本丸」の大型帆船で体験する約1時間のクルージング。料金は中学生以上3000円、小学生1500円。幼児は大人1人につき1人無料になる。
2025年11月12日(水) 配信

緑豊かな山々に囲まれた黒川温泉。その街中に位置する「ふもと旅館」は、豊富なお風呂の数が自慢の宿だ。

男性用露天風呂「もみじの湯」や女性用露天風呂「うえん湯」をはじめ、多彩に揃う11カ所の貸切風呂、客室露天風呂、足湯を含めた17種類のお風呂で、100%源泉掛け流しの湯を満喫できる。貸切風呂は予約なしでいつでも入浴可能。誰にも邪魔されず、ゆったりとくつろぐことができる。

夕食は、地元野菜や熊本産の肉のうまみを生かした料理で、上質のもののみを提供するこだわり。女将が献立を考案し、時には自ら仕込んだ品々が並ぶ。

本館は太い梁が走る伝統的な建築様式で、和の風情が郷愁を誘う。別館の客室には露天風呂が備わり、24時間いつでも気兼ねなく温泉を満喫できる。
ふもと旅館の別邸「こうの湯」。全9室すべての客室に源泉掛け流しの露天風呂を備え、木造建築と素朴な家具調度品など黒川温泉らしさを残している。大浴場の露天風呂「森の湯」には、深さ最大162cmの「日本一深い立ち湯」があり、湯量豊富な自家源泉を思う存分楽しめる。

交通:《車》大分道日田ICから国道212号を小国方面へ50分、国道442号を黒川温泉方面へ15分、P15台(無料)
《電車》JR阿蘇駅から九州横断バスで別府方面へ約60分、黒川温泉下車後徒歩約5分
チェックin15:00 out10:00(別館は11:00)
食事:《夕食》部屋食または会場食
《朝食》食事処
部屋:全14室
風呂:大浴場(露天風呂)、貸切風呂、客室露天風呂、足湯
泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉
料金:2万2,000円~
〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6697
☎0967(44)0918 FAX0967(44)0850
https://www.fumotoryokan.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・韓・中

※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。
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