広栄交通バスとジェイアールバス関東、所沢・川越から伊香保・草津結ぶ高速バス 直行路線の開設で需要創出へ

2026年8月10日(月) 配信 

使用する車両

 バス事業や旅行業を展開する広栄交通バス(若野廣義社長、埼玉県坂戸市)とジェイアールバス関東(小塙隆一社長、東京都墨田区)は8月20日(木)から、2025年2月に締結したアライアンス契約の第2弾として、埼玉県南西部の所沢市と川越市を起点に、群馬県・伊香保温泉と草津温泉を結ぶ高速バス「ゆめぐり所沢・川越号」を運行する。

 これまで鉄道やほかの交通機関を乗り継ぐ必要があった埼玉県南西部と伊香保温泉、草津温泉へ直行できるバス路線を開設し、観光需要の創出をはかる。

 アライアンス契約により、広栄交通バスがジェイアールバス関東カラーの車両を運行。ジェイアールバス関東は販売企画などを担い、乗車券はJRバス各社の高速バス予約サイト「高速バスネット」で販売される。

 運賃は所沢駅・川越駅~伊香保温泉が2200~3000円。両駅~草津温泉は3000~4000円となっている。運行本数は1日1便。下り便は所沢駅を午前8時40分、川越駅を9時50分に出発し、伊香保温泉に11:55分、草津温泉に午後1時30分に到着。上り便は、草津温泉を2時15分、伊香保温泉を3時40分に出発する。川越駅に5時40分、所沢駅に6時40分に着く。

 同高速バスは、定員38人乗り4列シートの車両で運行。車内にはトイレ・電源コンセントを設けている。

観音温泉・鈴木和江会長の誕生会 盛大に開く

2026年8月10日(月) 配信

鈴木和江会長(右)の誕生会のようす

 伊豆・奥下田(静岡県)の「観音温泉」の鈴木和江会長は8月2日(日)、79歳の誕生会を開いた。多数の関係者を招いて日ごろの感謝と、親睦を深めた。

 毎年スタッフが心を込めて企画しており、今年も親交のあるオリンピック金メダルリストの三宅義信氏や、歌手でタレントの堀ちえみさんもお祝いに駆け付けた。

 美味しい料理を囲み、女将と思い出を語りながら楽しい時間を過ごし、ビンゴゲームなどで盛り上がった。

 観音温泉は飲泉、自家源泉かけ流しの秘湯として人気を博している。

 毎週木曜日、午前5時25分からニッポン放送「観音温泉るんるんタイム」で、鈴木女将と上柳昌彦アナウンサーが一緒にゆかりの人と観音温泉の魅力を放送している。

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(259)」地域資源をどう見抜くか(香川県さぬき市)

2026年8月9日(日)配信

1万人収容のイベント拠点「テアトロン」

 香川県東部のさぬき市が、新たな観光ビジョンを策定するというので、7月初旬、4日間にわたるフィールドワークに参加させていただいた。さぬき市と言えば、皆さんは何を思い浮かべるであろうか。東京など首都圏から見ると、なかなかイメージしにくい地域である。

 四国霊場八十八ヶ所に興味のある方は、弘法大師・空海が修行した四国遍路の結願寺(結びの地)といわれる88番大窪寺や87番長尾寺、86番志度寺などを思い浮かべられるであろう。また、昨年の大河ドラマ「べらぼう」に登場した江戸の奇才、平賀源内の生誕地であることをご存じの方も少なくないであろう。さらに、この地域の海は瀬戸内海国立公園にあり、とくに「津田の松原」(3千本の松原と渚百選)はよく知られている。

 私事ながら、中・高の6年間を高松市で過ごした関係で、多少とも土地勘はあった。ただ、2002年に周辺5町村が合併して誕生した市であり、全体を貫くような共通の地域イメージと言われると自信はない。

 今回のフィールド調査では、古墳時代中期、5世紀前半ごろの墳丘長139㍍の四国最大の古墳・富田茶臼山古墳(国史跡)や、奈良時代の高僧・行基が、病気平癒のために造ったと伝わる「古代サウナ」の塚原からふろなど、律令国家として栄えた讃岐國を象徴する第1級の資源の数々に驚いた。

 自身、馴染みの薄い地域を訪ねるときは、その地域の地理・地勢(X軸)とともに、歴史の積み重ね(Y軸)を意識したリサーチを心掛けている。この地域は、そもそも何者か、未来に向けてどんなポテンシャルを秘めているのかを探るには不可欠の作業である。

 同時に、資源調査で重視しているのが、地域の人々の力、つまり地域づくりを担う人的資本である。

 瀬戸内海に突き出した大串半島は、瀬戸内海を一望できる絶景の地である。かつて京都の寺院や石仏の基壇などに用いられていたという石切場もある。その半島の突先に、ギリシャ神殿を彷彿とさせる1万人収容のライブ・イベント施設、テアトロンが設置された。2年前には、岬を流れるゆったりとした時の流れを、「自らの過去・現在・未来をそっとしまっておける」場所というコンセプトの「時の納屋(オーベルジュ風レストラン)」も開館した。香川大学農学部が育成した「香大農R―1」などの品種を用いたさぬきワイナリーなどもあり、この地を感じる新しい拠点になっている。

古民家再生の拠点「うみの図書館」

 衰退した海岸部では、地域の若者たちによる古民家再生など新たな町づくりも盛んだ。津田にある「うみの図書館(泊まれる図書館)」もその一つである。ここをフロントとして周辺の空き屋再生宿とのネットワークもできつつある。

 地域の未来を描く観光ビジョンは、こうした地域を担う人々を発見し育てるプロジェクトでもある。ビジョンの今後に期待したい。

「台湾百Ways」―多様な魅力を発信 訪れるたびに新しい発見がある台湾!

2026年8月8日(土) 配信

 台湾観光庁(交通部観光署)は、「台湾百Ways」をテーマに、広域観光の促進に加え、多様なニーズに応える観光コンテンツや文化体験の充実をはかっている。より深い旅のスタイルを提案し、“訪れるたびに新しい発見がある台湾”を目指す。また、台湾高速鉄道版および台湾鉄道版の周遊パスは、都市交通やシャトルバスなどの特典を組み合わせ、個人旅行者にとってより利便性の高い旅行パスへとリニューアルした。さまざまな取り組みを通して、多様化する訪台旅行者のニーズに応え、「温かみのあるライフスタイル」を体感できる台湾の魅力を発信していく。

台湾観光庁の海外PR戦略

 台湾と日本の間には、これまでも深く、温かい交流がある。世界の観光競争が激しく変化するなか、台湾観光庁は単なる量の拡大ではなく、「質の向上」へと施策の重点を移行しつつある。

 「単純な観光地のPRに留まらず、台湾ならではの『温かみのあるライフスタイル』を伝えていきたい」(同庁)と考えている。

 最重要視する日本市場に対しては、現在ターゲットごとの戦略的なPRを進めている。

 初めて台湾を訪れる層には、著名人やインフルエンサー、人気ドラマ・映画などを活用して「台湾へ行ってみたい」という気持ちを高めていく。

 一方、リピーター層にはタピオカミルクティーやグルメだけではない、「台湾の新たな魅力」を発信している。

 例えば、山岳トレッキングや文化体験など、より深い旅のスタイルを提案し、“訪れるたびに新しい発見がある台湾”を目指している。

 2026年は台湾観光にとって重要な転換点となる。台湾観光庁は「観光双輪駆動プロジェクト」をスタートさせた。

 具体的には、国際リピーターやMICE、インセンティブ旅行への支援を強化する。合わせて、国際コンサートなど大型イベントを通じて、台湾の活気を体感してもらう考えだ。

 30年に向けては、台湾を持続可能な観光のモデル国家として発展させる長期ビジョンも進めていく方針だ。「台湾観光2030プラン」では、「サステナビリティ」と「デジタルイノベーション」を軸に、国際競争力を持つスマート観光国家を目指していく。

台日の相互往来 過去最高の824万人

 2025年の海外からの訪台旅客数は857万人を数え、日本や香港・マカオ、韓国はいずれも100万人を突破した。なかでも日本市場は全体の17%を占め、引き続き「最大の市場」を維持している。

 このようななか、25年の台湾と日本の相互往来人数は過去最高の824万人を記録した。

 依然として台湾側のアウトバウンド超過という課題はあるものの、日台間を就航している航空便数は既にコロナ禍前の19年を超える水準まで回復している。

中南部への広域周遊へ

「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれる台中の高美湿地

 台湾観光庁は「日本各地からの高雄線、台中線など地方直行便も増加しており、北部だけでなく、中南部への周遊観光促進にもつながっている」と見ている。

 そのうえで、①各国市場に合わせた精密なマーケティング②日本市場における教育旅行、インセンティブ旅行、クルーズ観光などテーマ型旅行の強化③世界24カ所の海外拠点を活用したグローバルネットワークの整備――の3つの重点施策を掲げて、台湾観光の国際競争力向上に取り組む構えだ。

直行便増加で人気急上昇。南部最大の都市「高雄」

「若い女性層」と修学旅行の回復

 日本市場は、大きく2つの傾向が見られる。

 一つは、「消費意欲の高い若い女性層」。台湾のライフスタイルに魅力を感じ、台湾各地を積極的に旅行しており、地方観光にも大きな経済効果をもたらしている。

 これまで人気の中心だった台北に加え、台中や高雄も日本人旅行者から高い注目を集めている。

 もう一つは、修学旅行市場の本格的な回復がある。とくに12歳から19歳の学生層が大きく戻ってきており、26年の最新分析では、「日本人旅行者のニーズが『My Taiwan Style』、つまりカスタマイズ型の深度旅行へと大きく変化している」ことに着目している。

 具体的には、団体旅行から「ローカル体験型旅行」へ、有名店中心から「路地裏グルメやデザインホテル」へ、台北中心から「中南部への広域周遊」へ、定番土産から「台湾らしいセレクト雑貨」へ――といった変化が見られるのが特徴だ。

 さらに、旅行情報の取得や移動手段についても、SNSや鉄道交通への依存度が非常に高くなっている。

 円安の影響は課題ではあるが、台湾観光庁は「これを『チャンス』に変えていきたい」と考えている。

個人旅行(FIT)へ 「深度体験」強化

今年4月にリニューアルした「Taiwan-PASS」

 海外個人旅行(FIT)に向けた利便性向上では、交通面で大きな統合を進めている。

 今年4月にリニューアルした「Taiwan PASS」は、高速鉄道版または台湾鉄道版の3日周遊券に、都市交通MRT1日券や観光施設の入場券、体験、各種特典が選択できる個人旅行にお得なパス。台湾を自由に巡りたい個人旅行者に便利で充実した旅のサポートを強化していく。

 中南部を訪れる外国人旅行者向けには、高鉄の「1枚購入でもう1枚無料」キャンペーンなど、お得な施策も継続している。桃園空港で乗り継ぎの旅行者には、600元分(約3千円)の消費クーポンも提供している。

 9月末の「ツーリズムエキスポ2026」には、約90人規模の台湾観光プロモーション団を派遣予定で、台湾観光庁は「台湾観光の新たな魅力を積極的にPRしていきたい」と準備を進めている。

 

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台湾観光庁の陳長官がJATA訪問 リピーターに最大4万円 再訪促進へ旅行特典

台湾観光庁の陳玉秀長官(左)とJATAの蝦名邦晴理事長

 台湾観光庁の陳玉秀長官は6月16日、日本旅行業協会(JATA)の蝦名邦晴理事長を表敬訪問し、台湾への送客拡大と、双方の観光交流・協力のさらなる深化について意見交換を行った。

 同庁は、台湾を訪れるリピーター向けに旅行特典を用意しており、日本からの台湾旅行客数拡大に期待を寄せている。

 日本のパスポート保有率は現在約18・4%で、コロナ禍前の水準を下回っている。日本政府は7月からパスポート発給手数料を引き下げ、10年有効パスポートの手数料は1万5900円から8900円と大幅に負担が軽減された。

 これに呼応してJATAは6月16日、「もっと!海外へ」キャンペーンの開始を正式に発表した。

 2025年の訪台日本人旅行者数は前年比12%増の約148万人と、コロナ禍前の19年実績の7割強まで回復している。

 「依然として日本市場は台湾にとって重要な市場」であるとの認識から、台湾観光庁は国際旅客者向けの再訪促進インセンティブ制度を計画。

 条件を満たした旅行者に最大8千台湾元相当(約4万円)の旅行特典を提供し、最大の訪台市場である日本からの旅行需要の拡大につなげたい考えだ。

 また、MICE旅行向けの支援策も継続し、リピーター層やビジネス目的の訪台を促進していくほか、富裕層市場にも焦点を当て、体験型やテーマ性の高い旅行商品の開発に取り組んでいく。

 さらに台湾南部や東部、離島へ誘う周遊型商品を通じて、「リピーター層に新たな台湾の魅力を発見してもらえる取り組みも推進していきたい」(台湾観光庁)としている。

 イベント面では、6月27日に新北市で、JATAと台湾観光庁による「野柳石光~ライトアッププレミアナイトイベント」の日本人向け特別観光イベントを開催したところ、約250人での貸し切りイベントとして盛り上がりを見せた。

「野柳石光~ライトアッププレミアナイトイベント」のようす

 同企画は、翌日からの約2週間にわたり開催する台湾の夏を代表する人気観光イベントの前夜祭をイメージして、日本の旅行会社による協賛ツアーを募り、日本限定で開放する特別なイベントとして実現した。

「世界遺産級台湾30選」再開

世界遺産級台湾30選のロゴ

 さらに、JATAは旅行会社や台湾観光庁との連携で選定した「世界遺産級 台湾30選」のプロモーションを再開。日本市場向けの高付加価値旅行商品の造成を推進し、台湾各地の観光資源を活用した旅行商品の開発によって、日本人旅行者の地方への誘客促進と旅行市場の活性化をはかる準備を進めていく。

 

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プレゼント抽選企画8月末まで実施中

台湾パスプレゼントCP

 台湾観光庁は「Taiwan PASS」の周知拡大と、多目的な台湾観光のPRを兼ねて、7―9月までの3カ月間にわたって、毎月200人・計600人に当たる抽選企画「台湾、無限の旅Wayへ!」を展開している。

 

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≪2026年下半期も多彩なイベントや話題が目白押し≫

新ランドマーク「淡江大橋」開通

夕日の名所・淡水に誕生した「淡江大橋」

 今年5月12日、「淡江大橋」が正式開通した。新北市の淡水区と八里区を結ぶ全長920㍍の淡江大橋は、世界最大級の単塔式斜張橋であり、「淡水の夕日」という観光資源の魅力をさらに高める新たなランドマークとなった。

 台湾観光の本質は、新しい建物を増やすことではなく、「“台湾の物語”を語れる人や場所を育てること」も念頭においている。

 淡江大橋はまさにその理念を象徴する存在。世界的建築家ザハ・ハディド氏のチームが設計を手掛け、また、淡水で最も有名な夕景を遮らないため、高度な技術を要する非対称単塔構造を採用し、建築と自然景観の共存を実現した。

 台湾観光庁は、日本の旅行者にも「淡江大橋を通じて、台湾人の土地への愛情や美しさへのこだわりを感じていただきたい」と大きな観光資源として期待をしている。

「森里号」新型車両や集集線が全線開通

阿里山林業鉄道「森里号」(画像:阿里山林業鉄路及文化資産管理處)

 台湾を取り巻く鉄道情報の動きも活発だ。嘉義に位置する阿里山観光列車「福森号」の運行や、阿里山林業鉄道「森里号」の新型車両が導入される予定で、輸送力の向上に期待が寄せられている。

 去る6月には台湾中部を走るローカル鉄道「集集線」が約5年ぶりに全線開通した。沿線にはレトロな街並みが人気の集集老街や、木造駅舎が残る車埕などの観光スポットが点在する。

約5年ぶりに全線開通したローカル鉄道「集集線」

 北部では、新北市の都市交通(MRT)三鶯線が開通し、撮影地としても人気の三峡老街や陶器の街「鶯歌」などを訪れる際の移動がより便利になり、新北市観光の新たな足として注目を集めている。

三峡老街(新北市)

 三鶯線は開通を記念して8月末まで無料乗車イベント実施中だ。

各地でマラソン大会やランタンフェスも

 下半期には、各地で特色あるマラソン大会や温泉イベント、寺廟を舞台にした伝統祭など、台湾ならではの秋冬イベントが続々と開催される。

 年末には台北101のカウントダウン花火をはじめ、各地の年越しイベントも日本の旅行者から注目を集めている。

「台北101」カウントダウン花火

 また、台湾観光庁が地方自治体と連携して毎年開催地を変える「台湾ランタンフェスティバル」は、来年2月20日から3月7日までの17日間、台湾中部・苗栗で開催予定。日本発着の観賞ツアーも販売を開始している。

2026年は嘉義県、27年は苗栗県で開催する「台湾ランタンフェス」

ゼンリンが来社、観光アプリ「STLOCAL」を紹介 九州中心に観光周遊を促進

2026年8月7日(金)配信 

観光ソリューション推進部の藤尾秀樹部長

 地図情報会社のゼンリン観光ソリューション推進部の藤尾秀樹部長が7月31日(金)に本紙を訪れ、九州エリアを中心にサービスを展開する観光アプリ「STLOCAL(ストローカル)」を紹介した。同社は今年4月に観光ソリューション推進部を新設し、7月にアプリの新機能を拡充するなど、観光周遊の促進と地域消費の拡大に力を入れている。

「STLOCAL」施設表示画面

 「STLOCAL」は、地域の祭りやイベントと連動した電子チケット、デジタルスタンプラリーなどの地域周遊を促進する機能を提供する。利用者は行きたい場所をビンゴカードに登録し、現地に訪れてポイントを獲得。ポイントを使ったプレゼント抽選に挑戦できる。観光客の旅の計画(旅マエ)、現地体験(旅ナカ)、帰宅後(旅アト)をアプリ上でシームレスにつなぎ、観光満足度の向上と地域消費の拡大を目指す。

「STLOCAL」のビンゴカード作成イメージ

 また、サービスを通じて得られた観光客の周遊・施設利用に関する情報はデータ化し、自治体や観光事業者のEBPM(証拠に基づく政策立案)に貢献できる仕組みを提供。自治体や観光事業者は「STLOCAL」と合わせた観光DXサービスを導入すると、観光客に人気のスポットや観光の周遊動態を把握できる。

 スマートフォンアプリのダウンロード数は累計約17万ダウンロード、電子チケットは累計約9万枚販売(26年7月末時点)を突破したという。

 とくに、長崎県長崎市とは2021年12月のサービス開始から連携し、さまざまな取り組みを通じて地域課題の解決を推進してきた。8月7日(金)からは「STLOCAL」を活用したスタンプラリーを実施している。市内の飲食店、小売店、観光施設など約250カ所を対象とした大規模なデジタルスタンプラリーを展開。期間は27年3月31日(水)まで。

 このほかゼンリンは、東京ビッグサイトで9月24日(木)~27日(日)まで開く「ツーリズムEXPOジャパン2026(TEJ2026)」のブース出展が決まっている。全国の観光関係者に向けて、藤尾部長は「ぜひゼンリンブースに来てください」と呼び掛けた。

成田国際空港、ビジネスジェット専用ターミナル改装 運行集中時も快適な空間提供へ大型ラウンジ新設

2026年8月7日(金) 配信 

新設したラウンジ
新設したラウンジ

 成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)は8月1日(土)、成田空港内のビジネスジェット専用ターミナル「Premier Gate」をリニューアルオープンした。

 運航便の集中時にも快適な滞在空間とビジネス利用の利便性を提供するため、大型のラウンジと会議室を新たに設けた。また、エントランスホールと既存のラウンジでは、和の趣を取り入れた空間演出と什器に刷新し、より上質で快適性な空間に改装した。

 1回当たりの施設使用料は、国際線が40万円、国内線は20万円。国際線かつ旅客数が21人以上の場合は、21人から1人に付き2万円が掛かる。会議室の貸切料金は10万円となっている。

東京・高輪エリア 絶景夕涼みやプール企画など グランドプリンスホテル新高輪が多彩な夏向け体験

2026年8月7日(金)配信 

 東京・高輪エリアのグランドプリンスホテル新高輪では、夏イベントを数多く用意して、宿泊客らの人気を呼んでいる。

TAKANAWA絶景夕涼み

浴衣姿で竹あかりを楽しむ(写真提供:グランドプリンスホテル新高輪)

 グランドプリンスホテル新高輪には約2万平方メートルの広さを誇る日本庭園があり、今年も大人の夏夜を楽しむ「TAKANAWA絶景夕涼み」が9月13日(日)まで行われている。

 庭園内に作られた竹あかりのオブジェの数々の中でも、今夏限定のフォトスポットで風車が風に吹かれ優雅にまわる姿は、趣いっぱい。この日本庭園を楽しむならやはり浴衣がおすすめ。事前予約制で、「手ぶらで浴衣&着付け体験」(有料)も受け付けている。

 さらに、Seibu Prince Grobal Rewards(SEIBU PRINCE CLUB)会員限定の「日本庭園での手持ち花火体験」も企画している。

プール

緑に彩られたダイヤモンドプール(写真提供:グランドプリンスホテル新高輪)

 グランドプリンスホテル新高輪の日本庭園内にあるダイヤモンドプールは、8月30日(日)まで、午前9時~午後4時のデイタイムに楽しめる。ホテルの氷彫刻師がプールで氷彫刻のパフォーマンスを行い、できた氷の作品をプールに投げ入れ、プールの中で氷と触れ合うことができる飛び切り涼しいイベント「Ice Park Day」が日数限定で行われる。料金は宿泊者が7000円、ビジターは1万円から。

 グランドプリンス新高輪の2階にあるスカイプールでは、8月30日(日)まで午後4時~同8時30分の間、ルーフトッププールで、幻想的な雰囲気の中、癒しのナイトタイムが楽しめる。料金は宿泊者は5000円、ビジターは9000円から。

TAKANAWA Forest Garden

 グランドプリンスホテル新高輪では、緑に囲まれたダイヤモンドプールで、9月11日(金)まで、プールサイドで期間限定の夏のビアガーデンが楽しめる。

 生ビール、サワーなどのアルコールを含むフリードリンクと肉、魚介などをはじめとする料理の数々が用意された3プランが提供され、屋外の開放空間で、仲間とグラスを傾けながらプールサイドで優雅なひとときが過ごせる。今年はファミリー層に向け、小学生以下の子供を対象にしたBBQメニューも新たに登場した。

Shine Muscat & Peach Afternoon Tea

 グランドプリンスホテル新高輪では、1階の「Lounge Momiji」で、季節により表情を変える景色とともに旬のフルーツを味わう「Shine Muscat & Peach Afternoon Tea」を9月16日(水)まで開催している。みずみずしいシャインマスカットととろけるような甘さの桃をたっぷり使用したスイーツと料理が楽しめる。

映画「ミニオンズ&モンスターズ」のコラボルーム登場

メルヘンいっぱいの「ミニオンズ&モンスターズ」のコラボルーム(写真提供:グランドプリンスホテル新高輪)

 グランドプリンスホテル新高輪では、映画『ミニオンズ&モンスターズ』の日本公開を記念して、8月30日(日)まで作品の世界観が楽しめるコラボルームやフードメニューを販売、さらに、日数限定で開催の「Ice Park Day」においてもコレボレーションを実施する。

 コラボレーションステイプランでは、部屋はトリプルルーム1室とフォースルーム1室の計2室で最大4人まで利用できる。部屋は、映画「ミニオンズ&モンスターズ」の物語に入り込んだような遊び心と没入感満載の部屋で、いたずら好きなミニオンズに囲まれながら物語の世界観を感じることができる。期間は8月29日(土)まで。

旅行ライター&エディター 三堀 裕雄

博多駅前に新たな交流拠点、 Park-PFI活用の「明治公園」が開園

2026年8月7日(金)配信

店舗棟テラス空間「結のにわ」・段々広場「縁のにわ」

 

 東京建物を代表企業とするコンソーシアムが整備・運営する福岡県福岡市の「明治公園」が8月7日(金)に開園した。博多駅から徒歩圏に位置する約3572平方メートルの都市型公園で、同市が初めて都市公園法に基づく「Park-PFI(公募設置管理制度)」を活用した事業として整備された。飲食やウェルネス、アートを融合し、新たなにぎわい拠点を目指す。

 事業コンセプトは「The Gateway Park “HAKATA MEIJI”」で、再開発が進む「博多コネクティッド」の一翼を担う。総合デザイン監修は2025年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを務めた建築家・藤本壮介氏。店舗棟と一体化した総延長226メートルの立体園路を整備し、5つの広場を立体的につなぐ構成とした。約1400平方メートルの緑化空間には約160本の樹木や草花を植栽し、都心部で四季を感じられる環境を創出した。

 園内には「空のにわ」「野々にわ」「街にわ」など機能の異なる5つの広場を配置。屋上空間や芝生広場、テラスなどが揃い、観光客の休憩やイベント利用、地域住民の日常利用まで幅広いニーズに応える。

 店舗棟には7店舗が出店。ベーカリー・ビストロやオールデイダイニング、クラフトビール専門店のほか、東京建物が展開する都市型スパ「TOTOPA」の九州初出店となる「TOTOPA博多明治公園店」などが営業する。

夕景楽しむ「よりみちSunset Cruise」運航、中之島周辺をクルージング(大阪水上バス)

2026年8月7日(金)配信

八軒家浜の夕景

 大阪府大阪市内で観光船を運航する大阪水上バス(奥村茂之社長、同市中央区)は9月4日(金)から10月31日(土)までの金・土曜日に、中之島周辺の夕景と夜景を楽しむトワイライトクルーズ「よりみちSunset Cruise」を運航する。

 京阪電車・Osaka Metro谷町線の天満橋駅から徒歩すぐの八軒家浜船着場を発着地とし、約25分間で中之島周辺の代表的な景観を巡る。天満橋・天神橋・難波橋の「浪華三大橋」や、大阪市中央公会堂、中之島公園、北浜テラスなど、大阪の歴史や文化を象徴するスポットを船上から楽しめる。

 さらに、夕暮れから夜へと移り変わる時間帯に合わせて運航することで、茜色から深紫へ変化する空と、徐々に明かりが灯る都心のビル群が織りなす「マジックアワー」の景色を堪能できる。クルーズ終盤には「OSAKAリバーファンタジー~水と光のウォーターショー~」の演出も船内から鑑賞可能。100メートルを超える巨大噴水によるダイナミックな水上演出が、水辺の夜を彩る。

 乗船料金は大人1600円、小学生800円。運航時間は午後5時45分発、同6時15分発の1日2便。公式ホームページで乗船日当日の同3時まで予約を受け付けている。

三井ガーデンホテル岡山、8月9日全面リニューアル開業、3人対応客室を43室増設

2026年8月7日(金)配信

小沢敦志氏のアート作品を飾ったロビーラウンジ

 三井不動産および三井不動産ホテルマネジメントは、岡山県岡山市の「三井ガーデンホテル岡山」を8月9日(日)にリニューアルオープンする。館内全体を刷新し、グループ・ファミリー層の宿泊需要に対応する3人定員客室を、8室から51室へ拡充。ビジネス利用に加え、観光・レジャー需要の取り込みを強化する。

 今回の改装では、デザインコンセプト「Blooming」のもと、「晴れの国おかやま」の豊かな自然や文化を感じられるアート、デザインを館内随所に取り入れた。

 ロビーは植栽や家具、内装を一新し、県内各地で集めた鉄材を活用した作家・小沢淳志氏の「桃の花」をモチーフとしたアート作品を設置。また、エレベーターホールには岡山を拠点に活動する染め職人・山㟁(やまぎし)卓氏による藍染めの暖簾作品を採用するなど、到着時から岡山らしさを体感できる演出を施した。

 客室は、従来の5タイプ352室から4タイプ297室へ再編。既存客室を組み替えることで、最大3人まで宿泊可能な「スーペリアツイン」を大幅に増設した。全客室で内装、家具、備品、水回り設備を刷新し、快適性と機能性を高めている。客室構成は、スタンダードダブル118室(14.2平方㍍・定員2人)、スタンダードクイーン56室(17.1平方㍍・定員2人)、スタンダードツイン72室(20平方㍍・定員2人)、スーペリアツイン51室(26.4~28.4平方㍍・定員3人)となる。

 大浴場も全面改修し、男女それぞれの洗い場を6カ所から9カ所へ増設。女性脱衣室にはパウダースペースを新設したほか、男女ともにRefa製ドライヤーを導入するなど、快適性を向上させた。

 1階レストラン「GARDEN CAFE」は、内装と朝食メニューを刷新。「一日の活力を養える 体が喜ぶ、最高の朝食」をテーマに、地元食材を活用したビュッフェを提供する。朝食営業後は宿泊者向けラウンジとして営業し、午後1時から同10時まで利用可能。滞在中の多様な過ごし方に対応する。