埼玉県旅行業協会、八幡屋(福島県・母畑温泉)で業務懇談会 旅行会社と受入施設互いの発展目指す

2025年3月26日(水) 配信

会場のようす

 埼玉県旅行業協会(浅子和世会長)は3月19日(水)、八幡屋(福島県・母畑温泉)で業務懇談会を開いた。埼旅協協定会員連盟や埼旅協特別協定会員連盟の会員も参加した。

 浅子会長は、小グループでの旅行需要が増えたことから、受入施設などで構成する埼旅協協定会員連盟と連携し、㈱埼旅で造成した2人からホテル・旅館に宿泊できる旅行商品らくパックを紹介。「旅行会社と連盟の会員の業績向上に向けて活用してほしい」と呼び掛けた。

浅子和世会長

 来賓の同連盟の森田繁会長は「今後人口減少で日本人旅行者が減る厳しい時代を迎えるだろう」と予想。このようななか、ホテル・旅館が日本人宿泊客数や売上を維持していくため、「旅を知り尽くした旅行業協会の会員による消費者への提案が必要不可欠だ。旅行会社の皆様と連携を強化したい」と呼び掛けた。

森田繁会長

 案内所で組織する埼旅協特別協定会員連盟の酒井禎一会長は埼旅協と埼旅協協定会員連盟の会員に日ごろの利用に対し謝辞を述べ、「これからも業務に一生懸命に取り組んでいく。今後も色々な指導をしてほしい」と話した。

酒井禎一会長

 講演では、八幡屋の吉野徹彦社長が団体旅行を重視した経営の方向性を説明した。(詳細はこちら

 夜には、懇親会も開かれ、盛会裏に終わった。

ブルゴーニュの老舗と「花の舞酒造」が初コラボ ワイン酵母を使用した革新的な日本酒誕生

2025年3月26日(水) 配信

花の舞酒造の高田社長(写真中央)やシモン・ビーズ当主の千砂・ビーズさん(写真左)ら

 創業160周年の「花の舞酒造」(高田謙之丞社長、静岡県浜松市)は3月19日(水)、仏ブルゴーニュの老舗ドメーヌ 「シモン・ビーズ」と共同開発した、日本酒「hananomai bize(ハナノマイ・ビーズ)」と「花の舞スパークリング」の記者発表会を開催した。

hananomai bize

 発表したのは、同ワイナリーの白ワインから分離したワイン酵母を使用した革新的な日本酒を造ることに成功し、シモン・ビーズのワインから分離した天然酵母「ぺリエール・ワン」を使用した日本酒「hananomai bize」と、瓶内二次発酵に同「ぺリエール・ワン」を使用したスパークリング日本酒「花の舞スパークリング」の2製品で、3月27日から発売開始する。

花の舞スパークリング

 アルコール度数はどちらも12%と日本酒では低め。発酵が進みにくい天然酵母の特性を生かし飲みやすく仕上げた。酵母は静岡県工業技術研究所沼津工業技術支援センター(沼津市)の協力で分離し、試験醸造を重ねて2年ほどで商品化にこぎ着けた。販路はワイン専門店や百貨店を中心に、東京など大都市圏をターゲットに販売する。

「hananomai bize」は、切りたてのグレープフルーツを頬張ったような力強く瑞々しくエレガントな酸味が印象強く、山田錦本来の旨味が融合した、奥行きのある味わいになった。純米大吟醸無濾過生原酒(内容量720㍉㍑、税込価格3850円)。

 「花の舞スパークリング」はライムや若いグレープフルーツ、白い花等の品のある香りと、繊細ながらも凛とした酸があり、雑味無くキレイな味わいが特徴。原酒瓶内二次発酵(活性にごり)、(内容量720㍉㍑、税込2750円)。

 花の舞酒造の高田社長は「ドメーヌとの業務提携は日本酒業界では非常に珍しい試みで、日本とフランスの文化交流の象徴ともいえる取り組みです。シモン・ビーズ蔵付き天然酵母が残存している貴重なワインを提供していただき、酵母の分離の成功、そして試験醸造を重ね、今までに味わったことのない新しい日本酒が完成しました。このお酒は日本酒の新しい可能性を追求し、既存の日本酒ファンだけでなく、ワイン愛好家や海外市場にも訴求できる商品となっています」とコメントした。

台湾観光庁(交通部観光署)東京事務所長に王紹旬(オウ・ショウシュン)氏

2025年3月26日(水) 配信

王紹旬東京事務所長

 台湾観光庁(交通部観光署)・台湾観光協会の東京事務所長に、王紹旬(オウ・ショウシュン)氏が就任した。

 前所長の鄭憶萍(テイ・イーピン)氏は9年に及ぶ東京での任務を終え、帰任後は交通部観光署企画部専門委員に就任後、4月7日から旅宿部副部長に昇格する予定。

 王紹旬氏の前職は、交通部観光署企画部専門委員。これまで旅行業部課長、企画部課長、国際部スペシャリスト(日本市場)などを歴任。その間、台湾観光協会大阪事務所長として2度の赴任経歴を持つ。

日本旅行「新旅券取得サポートCP」展開中 最大1万円を補助

2025年3月26日(水) 配信

 日本旅行(小谷野悦光社長)は、日本旅行業協会(JATA)が推進する海外旅行拡大プロジェクト「もっと! 海外へ」に賛同し、3月24日(月)から「新パスポート取得サポートキャンペーン」を展開している。

 新パスポートを新たに申請し、同社のCP専用サイトから対象の海外旅行に申し込めば、旅行代金から最大1万円を割り引き、パスポート申請費用を補助する。

 対象商品は、添乗員付きツアー(ヨーロッパ、中近東・アフリカ)、海外ダイナミックパッケージ。

 予約期間は3月24日~5月30日午後3時まで。旅行期間は7月1日~9月30日まで。

「道後御湯(どうごみゆ)」7周年記念セール 宿泊料金最大15%オフ 4月12日(土)まで実施中

2025年3月26日(水) 配信

愛媛県・道後温泉の「道後御湯」

 愛媛県松山市の「道後御湯(どうごみゆ)」(宮崎光彦社長)は5月25日(日)~8月22日(金)の期間(8月9~16日のお盆期間は除く)、宿泊料金が最大15%オフとなる7周年記念セールを4月12日(土)まで実施している。

 道後御湯は「現代の湯治」をコンセプトに、2018年にオープン。今年5月25日で7周年を迎える。

 全室(30室)に道後温泉からの引き湯を利用した「(半)露天風呂」で、滞在中は何度でも道後温泉の湯に浸かり、「現代の湯治」を体感できる。ダイニングtachibanaでの食事は、主に県内産の食材を使った旬の和食を提供する。

 館内ライブラリーラウンジでは、旅や歴史、建築、アート・デザインなどの関連書籍を多数備えており、フリードリンクとともにゆったりとした時間を過ごせる。

【JAL JTAセールス、JTA インフォコム】2025年4月以降の役員体制発表

2025年3月26日(水) 配信

 JAL JTAセールス(JJS)と、JTA インフォコム(JTIC)は3月25日(火)、4月以降の役員体制を内定した。なお、今後開催予定の各社の株主総会・取締役会での承認を前提としている。

◇  

 JAL JTAセールス

 【代表取締役社長執行役員】中根雅典(取締役会・経営会議議長、日本航空沖縄支店長、日本トランスオーシャン航空執行役員)

 【取締役執行役員】糸数寛(航空・旅行部門担当)

 【取締役執行役員】清水俊弥(総務・事業戦略部門担当、コマース部門担当)

 【取締役執行役員】喜納健(非常勤取締役)

 【執行役員】久場雅(旅行事業部門担当)

 

 JTA インフォコム

 【代表取締役社長執行役員】新垣清典(総括)

 【取締役執行役員】宮良用一郎(業務担当)

 【執行役員】喜屋武晃仁(ソリューション事業部担当)

中之条ガーデンズ 、5周年記念事業で年間8つのフェアを開催

2025年3月25日(火) 配信

「花桃の丘まつり」3月29日~4月13日開催

 群馬県・中之条町にある「中之条ガーデンズ」は、2020年4月17日に有料の観光庭園施設として再スタートした町営の7つの異なる特徴を持つガーデンの複合施設で、今春でグランドオープン5周年を迎える。オープンしてからこれまでに36万人が来園した。

 同園は全国でも珍しい「庭」が主役の回遊式庭園で、それぞれの庭はプロのガーデナーの手により、四季を通じて訪れた人にさまざまな魅力を感じさせる。

 2025年度「庭と皆と、新たな発見を。」をテーマに8つのフェアを実施する。まずは花桃の丘を舞台にした「花桃の丘まつり」を3月29日~4月13日に開催。約1000本の「花桃の丘」を見ごろの時期のみ限定公開する。各ガーデンでは、チューリップやヒヤシンスなどの球根花が咲き、彩り豊かになる季節だ。4月12・13日には昼間に「5周年記念感謝祭」を、夜間に「夜桜ライトアップ」を実施する。

 続いて「若葉フェア」4月26日~5月6日、「春のローズガーデンフェア」5月24日~6月22日、「夏のナチュラルガーデンフェア」6月28日~7月21日、「夏のファミリーガーデンフェア」7月26日~8月24日、「秋のローズガーデンフェア」9月27日~10月19日、「りんご畑の収穫祭」11月8~16日、「クリスマスガーデンマルシェ」12月14日を計画している。それぞれの期間の中で、フェア内容に合わせたイベントや限定メニューなどを用意する。

 なお、花桃の丘まつり、若葉フェア、春のローズフェア、秋のローズフェアの期間は、無休で営業する(※通常は毎週水曜、祝日の翌日、年末年始が休園日となる)。

 また、昨今の物価高騰、処遇改善に伴う人件費の増加のより、庭の維持管理コストが上昇しており、持続可能な庭園運営をはかるため、25年4月より入園料を改定する予定。改定後料金は3・4・5月が大人300円~1500円、小中学生150円~700円、6・7・8月が大人600円~1500円、小中学生300円~700円、9・10・11月が大人400円~1200円、小中学生200円~600円、12・1・2月は無料。未就学児(6歳以下)は通年無料。花の咲き具合や園内の美しさにより入園料が変動する。料金全体をベースアップするのではなく、見ごろの時期を値上げし、花の少ない時期は据え置く予定だという。

【国土交通省】人事異動(3月25日付)

2025年3月25日(火) 配信

 国土交通省は3月25日付の人事異動を発令した。

 大臣官房付(建設技能人材機構調査研究部長)渡瀬友博

桂米朝一門会の落語と出石そばを堪能 京都バスが日帰りバスツアー企画

2025年3月25日(火) 配信

桂米朝(文化勲章受章・人間国宝)

 京都バス(吉本直樹社長、京都府京都市)は3月25日(火)から、兵庫県豊岡市の芝居小屋「出石永楽館」での桂米朝一門会の落語鑑賞と出石そばを味わう日帰りバスツアーを売り出した。開催日は5月25日(日)。

 文化勲章受章・人間国宝の桂米朝生誕百周年を記念して行われる、出石まちづくり公社と朝日新聞社主催の桂米朝一門会の落語を堪能する。昼食には但馬牛と出石そば御膳を味わうほか、出石城下町の散策もできる。

 参加者には出石そばとそばフィナンシェ、永楽館ミニのぼりをプレゼント。抽選で出演者のサイン色紙も当たる。

 発着は京都駅八条口で、募集人員は40人。代金は1人1万6000円、当日現金で支払う(クレジットカード不可)。

「屋形船のサブスクプラン」を開始 河口湖の湖上レストラン「HAMANASHI HOUSEBOAT」

2025年3月25日(火) 配信

河口湖唯一の湖上レストラン

 河口湖唯一の湖上レストラン「HAMANASHI HOUSEBOAT」を運営するスリーシックスティ・チャネル(坂口元邦社長、東京都渋谷区)はこのほど、新たに「船を丸ごと一隻貸し切るサブスクプラン」を開始した。

 同プランは、山梨県河口湖周辺のホテルやレストラン、ワイナリーや酒蔵を中心に、県外の企業や個人客も、年間を通じて湖上レストランを自由に、より快適に利用できる内容となっている。

 一番の特徴は、最大12人収容可能な屋形船を一隻丸ごと貸し切り、利用日程や時間を自由に選べ、イメージに合わせて食事や飲料を持ち込みできる点という。

湖上レストランのプロジェクションマッピング

 さらに、シェフや料理人の派遣による特別なメニューの提供や船内のプロジェクションを活用したピクセルアートの制作もオプションとして用意している(ただし別途費用が発生)。

 船を丸ごと一隻貸し切るサブスクプランは、通常1時間5万5000円(税込)からのところ、合計12時間を自由に使えて55万円(税込)で提供する。申し込み後の利用は1時間単位で可能。サブスクプランの有効期限は25年12月31日まで。ハイシーズンであっても金額に変更なく利用できる。サブスクプランの募集締切は25年3月31日24時まで。ピクセルアートの制作は、別途希望に応じて企画・制作を行う。船内での上映のほか、ブランド映像としてほかの場所でも利用することも可能だ。

 HAMANASHI HOUSEBOATは、数々の飲食店や商業施設のプロデュースを手がけ、やまなし美食立地コーディネーターを務める「可不可 Kafuka Tokyo」の宮下 大輔氏とともに、富士北麓エリア・河口湖周辺を拠点とするシェフや料理人と連携し、「山梨ローカル・ガストロミー&アート」をテーマにした湖上レストラン。地元の食材を生かした料理とアートを融合させた特別な体験を提供している。