熊本県×玉ちゃん 東京にコラボスナックが期間限定オープン

2018年1月12日(金)配信 

熊本県は、首都圏で熊本県の魅力を触れる場を提供しようと、自治体初のコラボスナックとなる「スナックくまちゃん」を、2018年1月17日(水)~2月16日(金)の期間限定で東京都内にオープンする。

 「スナックくまちゃん」は、「玉ちゃん」ことお笑いタレントの玉袋筋太郎さんがオーナーを務める東京・赤坂の人気スナック「スナック玉ちゃん」とコラボレーションし、期間中は「スナックくまちゃん」として営業する。

東京の酒場から、熊本県の魅力をお届け!

 首都圏での自治体PRプロモーションは、駅前広場や百貨店、期間限定カフェなどがあるが、自治体とスナックのコラボは初の試み。最近は“大人の社交場”として見直され、雑誌で特集が組まれるなど、静かなブームとなっているスナックを交流の場とすることで、お酒や食、県民との交流を通じて、熊本の魅力を体験してもらい、熊本の認知度向上などにつなげるナイトプロモーションとする。

 期間中は、熊本県に関わるPR隊が来場したり、熊本の魅力がより伝わるイベントも開いたり、熊本県の魅力を存分に楽しめる1カ月間を届ける。

自治体初のコラボスナック 「スナックくまちゃん」

オープン期間:2018年1月17日(水)~2月16日(金)

営業時間:午後8:00~深夜0:00

店休日:日曜、祝日(2月12日)

 ※土曜日(1月20日を除く)はイベントのみで通常営業は行わない

場所:スナック玉ちゃん(東京都港区赤坂4-2-3 ディアシティ赤坂B1F)

内容:

①熊本県産 焼酎等の飲料提供

②熊本県産 名産食材提供

③県内観光物産PR

④各種イベント(レディースデー、のど自慢大会、トークセッションなど)

セット料金:男性7千円 女性4千円

 ※料金は税込。時間無制限で飲み放題&歌い放題

店舗紹介HP

イベント情報

■イベントコンテンツ(予定)

イベントスケジュール

■熊本県内の各エリアによるPRウィーク

 県内各エリアの魅力を紹介する。 ※PRタイムを午後9:00~10:00に予定。

■レディースデー

 毎週水曜日に開催する女性のためのイベント。

 (ウェルカムドリンク、特別特典あり)※男性も通常通り入店できる。

■くま金ナイト(毎週金曜日に実施する目玉イベント)

1月19日(金) のど自慢大会

 「のど自慢・カラオケの日」に、大入袋舞さんをゲストに迎えて「のど自慢大会」を開催する。参加者、優秀者には豪華特典。

1月26日(金) 馬肉ナイト

 熊本県の馬肉を紹介。馬刺しの美味しい食べ方や、馬刺しに合うお酒を紹介する。

2月2日(金) くまBAR

 熊本酒の紹介。焼酎だけではない熊本の魅力あるお酒を紹介する。

2月9日(金) 熊本肉食べNight!

 「29(肉)の日」に、熊本のブランド肉の魅力を体験してもらう。

2月16日(金) スーパーくま金ナイト

 スナックくまちゃん最終日に行うフィナーレイベント。

■サタデースペシャル(土曜日に特別に開催される目玉イベント)

1月27日(土) くまもとPRイベント(仮)

2月3日(土) 特別トークセッション

 玉袋筋太郎さんと熊本県の歴史に造詣の深い、時代劇研究家の春日太一さんによるトークセッション。

2月10日(土) スナック女子入門講座 How to 場末スナック

 注目の女子スナッカー五十嵐真由子さんと玉袋筋太郎さんによるスナック初心者女子向け講座。

ウィラーベトナムで新会社設立へ

2018年1月12日(金) 配信 

ベトナムホーチミン市内で開業式を実施

ウィラー(村瀨茂高代表)と、ベトナム最大手のタクシー会社のマイリングループ(Ho Huy会長)は、2017年11月17日(金)に新会社「MaiLinh-WILLER LLC」を設立し、18年1月10日(水)にホーチミン市内で開業式を開いた。市場規模が大きいベトナム。日本品質の安全性と最大手のブランド力を掛け合わせ、ベトナムで新たな商機を探る。

 マイリングループはベトナム53省で、約1万5千台のタクシー事業を運営する、ベトナム最大手のタクシー事業者。バイクタクシーやバス事業、レンタカー事業も手掛ける交通事業集団となっている。EV自動車の開発研究など先進的なテクノロジーの導入にも取り組んでいる。

 両社はすでに昨年6月からベトナムで協業始めていた。IoT化された車輌で、ベトナムを周遊するサービスを提供。行きたい場所に自由に移動でき、車内では無料Wi-Fiのほか、オンラインのコンシェルジュサービスが受けられる。車輌とサービスの開発・運営はウィラーが、運行はマイリン社が行っていた。「お客様に選択されるサービスを開発し、提供することが重要と考え、新会社の設立に至った」(ウィラー)。

 市場も魅力的だ。ベトナムは若年層も厚く、総人口は約9270万人とアセアンで第3位の国。GDPも約2019億米㌦※まで成長しており、今後も成長が期待されている。一方で交通市場では、安価な交通だけでなく、安全・安心への関心が高まっている。

 今後はウィラーのテクノロジーやマーケティング力と、マイリングループが持つタクシーなどの輸送力及びブランド力を融合していく。日本品質の安心・安全を融合した移動サービスをベトナムで創造する。今夏にはホーチミンやハノイの大都市とダナンから開始し、ベトナム全域にサービスを展開していく見通し。

WILLER株式会社 会社概要

所在地:大阪府大阪市北区大淀中 1-1-88

代表者:代表取締役 村瀨茂高

設立:2005年6月9日

事業内容:移動マーケティング事業

・自社サイト予約取扱高:170億円(2016年)

・自社サイト予約取扱人数:約400万人(2016年)

Mai Linh Group Joint Stock Company 会社概要

所在地:64 -68 Hai Ba Trung, Ben Nghe Ward, 1 District, Ho Chi Minh City, Viet Nam

代表者:Ho Huy会長

設立:1993年7月12日

事業内容:タクシー事業、バイクタクシー事業、レンタカー事業、高速バス事業

JTBが「Amazon Pay」導入へ

2018年1月12日(金) 配信

「るるぶトラベルツアー」の商品が、Amazon Payで決済できるようになった(写真はイメージ)

JTB(髙橋広行社長)はこのほど、ネット通販大手アマゾンジャパンが提供する決済サービス「Amazon Pay」を、国内旅行商品の販売に導入すると発表した。数百万人いると推計されるアマゾン会員(プライム会員)の取り込みも視野に入れる。

 消費者の購買行動分析に強みを持つニールセン デジタルの発表によれば、アマゾンの月間利用者数は3千万人(2016年6月)を超え、国内トップクラスの集客力を持つ。一度は買い物をしたことがあるというユーザーも多いはずだ。

 「Amazon Pay」は2015年にスタートしたサービスで、現在はデリバリーやチケット購入、電子書籍サイトなど、さまざまな業態で導入されている。すでに登録されたクレジットカード情報や住所をもとに決済・発送を行うため、ユーザーは情報入力の手間を省くことが可能だ。

 JTBは昨年、今春の組織再編を発表。OTA(オンライン旅行会社)の台頭による旅行市場の変化に対応するため、店舗とインターネットでの販売比率の見直しにも着手する構えをみせている。募集型の国内旅行商品「るるぶトラベルツアー」の決済に「Amazon Pay」を導入することで、出遅れているオンラインでの売上増を目指す。

 なお3月11日(日)まで、導入を記念したキャンペーンを実施中だ。「るるぶトラベルツアー」を「Amazon Pay」を利用して申し込んだユーザーは、Amazonギフト券(またはるるぶトラベルポイント)5千円分があたる抽選に参加できる。詳細は以下公式Webサイトに掲載。

東京タワー、3月3日体験型展望ツアースタート

2018年1月12日(金) 配信

3月3日、トップデッキツアーがスタート

東京タワーは現在リニューアル工事を進めている特別展望台で、2018年3月3日(土)から事前予約制のツアー形式で案内する「トップデッキツアー」を開始する。高さ250㍍に位置する特別展望台を「トップデッキ」と改称。東京や東京タワーの過去、現在、未来を感じられる体験型展望ツアーに仕上げる。

 参加者は新設される専用レーンで受付をし、まずはメインデッキ(旧称大展望台)へ。そこからツアー参加者だけが見学可能なタワーギャラリーで、タワーの建設風景や東京の名所の過去と現在をガイドの案内のもと体感。トップデッキへのエレベーターを待つプラットフォームでは、エレベ ーターを待つ間、フォトカード撮影やオリジナルデザインのコップで飲み物を提供。コップは持ち帰りができる。

タワーギャラリーの先には、シークレットライブラリーを用意。参加者を楽しませる。

 トップデッキでは、13言語対応の音声ガイドを聞きながら250㍍の高さから東京の街並みを楽しめる。内装は「東京の 未来を映し出す鏡」をテーマに鏡とLED 照明の 演出を取り入れ、2020 年に向けて変化し続ける、現在進行形の“未来”の東京を表現する。

トップデッキの内装は、鏡とLED照明で演出

 フランス・パリのエッフェル塔など、観光客が集まる外国の展望台では完全予約制を採用し、混雑を解消させているところも多い。東京タワーでは、今回のアトラクションをスタートするにあたり、同様の対策を採用。トップデッキから降りる際も、専用の呼び出し機器を提供することでエレベーターの待ち時間を解消した。

トップデッキツアー 概要

料金: 大人(高校生以上) 2800 円、子供(小中学生) 1800 円、幼児(4 歳以上) 1200 円。すべて税込。

入場時間:午前9:00~午後10:15(年中無休)

※15 分おき、最終ツアーは午後10:15 発

予約方法:

 専用web ページで、1 月 23 日(火)12:00(正午)から受付スタート。3 月 3 日(土)のグランドオー プン初日のトップデッキツアー参加者には、当日限定の記念品をプレゼントする。

※専用 web ページへは、東京タワー公式ホームページからアクセス可能。ツアー予約はクレジット決済のみ。電話予約は行っていない。 トップデッキツアーがスタートする 3 月 3 日(土)以降は、東京タワー1 階のチケットカウンターに限り、現金による予約・購入も可能。

京都府が移住フェアを東京初単独開催、新たなライフスタイル提案

2018年1月12日(金) 配信 

美山

京都府は2018年1月20日(土)に秋葉原UDXギャラリーで、東京都内近郊の人々に「京都だからできる暮らし方」を発信するため、東京初の単独開催となる移住セミナー「京都府移住・交流フェアin秋葉原」を開く。就職や就農、婚活などに関する相談会も行う。

 今回のフェアを通じ、登壇者が実際に経験したリアルな移住体験を紹介。従来の働き方の固定概念にとらわれず、近年20代~40代を中心に注目されている新しいライフスタイル「半農半X」などを取り入れた京都府での暮らし方を提案する。

 同府には観光地として人気の高い京都市のほか、日本海の海の幸が豊かな北部地域や、豊かな森林のもと懐かしい里山の風景が残る中部地域、宇治茶の生産地として有名な南部地域など、魅力的な地域が多い。

 当日は「移住セミナーコーナー」「個別相談コーナー」「東京から『京都』とつながりをつくる交流会」の3つのコンテンツを用意。

 メインの「移住セミナーコーナー」で、京都移住コンシェルジュ 千葉明日香氏と、半農半X研究所代表 塩見直紀氏、京都移住計画代表 田村篤史氏の3人が登壇。それぞれのテーマに沿った移住に関するトークイベントを行う。

 移住や仕事などの疑問に答える個別相談コーナーや、参加者、セミナーゲスト、出展団体が気兼ねなく意見交換する「東京から『京都』とつながりをつくる交流会」を予定している。

「京都府移住・交流フェアin秋葉原」概要

日時:2018年1月20日(土) 午後1時00分~午後6時00分

場所:UDXギャラリー(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F)

参加費:無料

主催:京都府(農村振興課 TEL:075-414-4907)

申込方法:ホームページの申込フォームからのお申込み

<移住セミナーコーナー>

 京都の移住のキーマンである京都移住コンシェルジュ、半農半X提唱者、京都移住計画代表の3人を招き、移住セミナーを行う

・「京都での暮らし方10通り紹介します!」

登壇者:千葉 明日香氏(京都移住コンシェルジュ)

時間:午後1時15分~午後2時00分

内容:一度は地元を離れ東京に住み、 Uターン就職をした京都移住コンシェルジュの千葉氏が「京都府で出来る田舎暮らしのカタチ」を、具体事例をもとにご紹介

・「半農半X~“100”のXを生み出す~」

登壇者:塩見 直紀氏

(半農半X研究所代表、福知山公立大学地域経営学部特任准教授、総務省地域力創造アドバイザー)

時間:午後2時30分~午後3時30分

内容:自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は自分のやりたいことに費やすという、近年注目されている新しいライフスタイル「半農半X」に関して、提唱者である塩見氏が紹介。それぞれの「X」の見つけ方を伝授する

・「京都移住計画」

登壇者:田村 篤史氏(京都移住計画代表、株式会社ツナグム代表取締役)

時間:午後4時00分~午後5時00分

内容:自分らしさを活かした仕事のつくり方や、リアルな移住体験に関して紹介

※各先着50人程度

<個別相談コーナー>

 移住や就職、就農、婚活などの相談ブースを出展。京都府、市町村、仕事、住まいの事など、さまざまな疑問に応える。

・市町村等移住相談コーナー…京都市、福知山市、舞鶴市、宮津市、亀岡市、京丹波町、伊根町(移住相談ブース)、京都府移住総合相談窓口(京都移住コンシェルジュ)

・就職・就農等相談コーナー…京都ジョブパークUIJターンコーナー(就職相談)、京都ジョブパーク農林水産業コーナー(就農相談)、丹後農業実践型学舎(大規模野菜生産の担い手を育成する現地研修支援制度の紹介)、きょうと婚活応援センター(京都府内の出会いや結婚に関する相談等)

<東京から「京都」とつながりをつくる交流会>午後500~午後6:00

 参加者・セミナーゲスト・出展団体が合同でさまざまな事について自由に話をする交流会を実施。移住以外についても気兼ねなく聞くことができる。

ゲストプロフィール

<千葉 明日香(ちばあすか)>

千葉氏

役職:京都移住コンシェルジュ

1985年京都府宇治市生まれ。 大学卒業後は(株)リクルートに入社。社会に出て初めて地元を離れ東京に住み、刺激の多さに圧倒されつつも、地方の良さを再確認。地元に帰ろうか楽しい仕事を続けるべきか葛藤していた時期を経て、鶯やトンボが身近にいる生活に戻るべく、宇治に帰郷。 2014年10月より京都移住コンシェルジュチーフ。

<塩見 直紀(しおみなおき)>

塩見氏

役職:半農半X研究所代表、福知山公立大学地域経営学部特任准教授、総務省地域力創造アドバイザー

1965年京都府綾部市生まれ。(株)フェリシモに10年在籍し、 1999年故郷の綾部へUターン。 2000年、「半農半X研究所」を設立。 21世紀の生き方、暮らし方として、「半農半X(エックス=天職)」コンセプトを20年前から提唱。

<田村篤史(たむらあつし)>

田村氏

役職:京都移住計画代表、株式会社ツナグム代表取締役

1984年京都生まれ。大学卒業後は海外放浪のすえ、東京の人材系企業に就職。会社員の傍らシェアハウス運営なども行う。全国に展開する「移住計画」の先駆けとして、 2011年に「京都移住計画」を立ち上げ、 2012年4月に退職。U ターンし、現在はキャリア支援、商店街、町家などのキーワードでさまざまな組織やプロジェクトの中での働き方を実践中。 

攻めのディフェンスで期待に応える年に、JATA田川会長会見

JATA田川博己会長

2018年1月11日(木) 配信

日本旅行業協会(JATA)の田川博己会長は2018年1月10日(水)に開いた新春会見で、2019年からの大きな変革の潮流を控える今年を「備(そなえる)」と表現。「今年は攻めのディフェンスをしていく。国内、海外、訪日の三位一体で取り組めるJATAへの期待はますます大きい。その期待に応える年にしていきたい」と力を込めた。

 1982年の旅行業法改正から35年が過ぎたことに言及し、旅行業の今後35年の発展には品質を見直すべきだと主張。「インターネットで何でも見られる時代だが、自分の目や足で確かめてコンテンツを作ることが重要。2018年はこうした根幹的な部分を太くしていきたい」と述べた。

 2019年から導入予定の国際観光旅客税(仮称)の使途については、「観光に限って目的税としての使用が実現しそうで一安心している」と胸をなでおろした。2017年度の補正予算や2018年度の予算で、「旅行の安全情報等に関する情報プラットフォームの構築」が含まれたことに対し、「海外旅行の一番の障害になっている安心安全に関するもので、旅行会社が関わる事案に予算がついた画期的なできごと」と評価。「2019年度の予算では、若者の海外旅行増加策や2国間交流の活発化など我われの要望を働きかけていきたい」と意気込んだ。

 各市場や事業の取り組みについては、国内旅行は「DMOの自立が地方創生のカギ」とし、地方自治体やDMOとの連携を一層強化していく。観光資源の磨き上げや、受け入れ環境整備への参画など旅行会社ならではの価値づくりを促進する。

海外旅行は2年目を迎えるアウトバウンド促進協議会の活動をさらに促進する。すでに成果が表れているエリアもあるが、各部会ごとにテーマを設け、取り組む。今年は日本との関係が深い国々との周年の年にあたり、2国間の交流にも尽力する。

ツーリズムEXPOジャパンは①観光の裾野の広がりを見える化した観光博覧会②経済効果③名実ともに世界3大観光イベント――の3つをポイントに取り組む。2019年の地方開催を前に、現行での完成形を目指す。

会見内の質疑応答を抜粋して紹介  

――DMOについて。

 DMOの推進は避けては通れない。大きな課題だ。住民の人たちをどう巻き込むか。日本ではDMOの取り組みは始まったばかり。5年10年先を見据え、その時々何をすべきか工程を作ることが大切。それができれば日本でも定着するだろう。

――国内旅行推進は。

 足元を見直して、魅力を磨くべき。旅行会社は地域と組んで商品開発する力が鈍っている。地域もインバウンドだけに目を向けないでほしい。国内で発展したところに外国人が集まるのが筋。国内旅行に携わる人は原点に立ち返ってほしい。

――民泊法が施行されるが。

 民泊そのものを否定するつもりはない。ニーズは高まることはあっても減ることはないと思う。ただ、宿泊施設として備えるものはそろっていないといけない。地域によっても大きな違いがあるので、運用するなかで再整備されるのでは。

――ナイトタイムエコノミー(夜遊び経済)への見解は。

 まちの商店街を夜まで空けられる仕組みなど、遊ばせ方を考えなくてはいけない。夜観光やMICE、ユニークべニューなどは地方創生とセットで考えるべき。五輪までにいくつか事例が必要。ワールドカップラグビーは地方にもお客様が周り、富裕層の観光客が1カ月ほど滞在することもあるので、それぞれの地域で議論してほしい。旅行会社としてはこうした素材は商品として扱いやすいので歓迎する。

――政治との関わりは。

 政治については会員各社の立ち位置があるが、政治力を持つことは必要だと思う。何かに使うわけではないが、業界団体として持つべき機能だという認識だ。流れは今年の総会までに作っていきたい。

高速道路の乗り降り自由に 北海道観光のフリーパスを発売

2018年1月11日(木) 配信

高速道路が定額で乗り降り自由!NEXCO東日本北海道支社が、「冬の北海道観光ふりーぱす」を発売した

高速道路が乗り降り自由になる「冬の北海道ふりーぱす」が発売された。道北と道東、道南各エリアの高速道路がそれぞれ、4,800~7千円で利用できる。

 道北プランは新千歳空港~士別剣淵IC間、道南プランは小樽~大沼公園IC(函館)間、道東プランは小樽~本別IC間で利用可能だ。価格は全プラン共通で、2日間の場合、軽自動車で4,800円、普通車で6千円。3日間の場合はそれぞれ5,600円と7千円になる。

 キャンペーンに合わせ、スマートフォン端末を用いたスタンプラリーも実施する予定で、スタンプ数に応じ豪華賞品が当たる抽選に参加できる。

「冬の北海道ふりーぱす」・スタンプラリー詳細

利用期間:

2018年1月20日(土)~4月2日(月)のうち、連続する2日間もしくは3日間

道北プラン、道南プラン、道東プラン、各々の価格(各プラン共通):

2日間、4,800円(軽自動車)・6千円(普通車)

3日間、5,600円(軽自動車)・7千円(普通車)

申込方法:以下Webサイトで受付

大内副会長、観光の動きを力強く支えると宣言

2018年1月11日(木) 配信

大内政男副会長

国際観光施設協会(鈴木裕会長)は1月11日(木)、ホテルメトロポリタンエドモンド(東京都千代田区)で賀詞交歓会を開いた。

 大内政男副会長は2013年に訪日外国人旅行者数が1千万人を達成してから5年間で2・8倍の伸び率を記録したことに触れ、「これほどの伸び率を示す産業はほかにない。観光産業はこれから日本を背負っていく基幹産業になる」と語った。

 一方、観光を支える旅館やホテルなどの観光施設は量と質、ソフトとハード面で不足しているとの指摘もあるとし、「協会がよい観光の動きを力強く支えなければならない」と訴えた。また、昨年主催した講演会を振り返り「日本の観光はまだまだ未開発、未成熟な部分があり、観光をこれからより力強い流れに変えていくには、やるべきことがたくさんある」と言及。「各地の魅力を丁寧に見ていくと、新サービス、ビジネスになる。観光分野の流れをより力強い流れにし、日本の観光、会員のビジネスにつなげたい」と宣言した。

講師はジャーナリスト・田原総一朗氏 JTB旅行文化講演会

2018年1月11日(木) 配信 

講演内容

JTB西日本は2018年3月3日(土)、ジャーナリストの田原総一朗氏を講師に迎えて、滋賀県琵琶湖で「第396回JTB旅行文化講演会」を開く。

 JTB旅行文化講演会は、1983年にスタートし、JTBの文化発信活動として全国で親しまれている。関西でもこれまでに、各界のさまざまな著名人を講師に迎えて開催してきた。

 今回の演題は、「時代をよむ ~魅力ある地域の実現に向けて~」。会場である琵琶湖汽船ビアンカで、講演を聞きながら琵琶湖遊覧も楽しめる。

第396回 JTB旅行文化講演会 概要

講師:田原 総一朗(たはら そういちろう)氏

演題:「時代をよむ ~魅力ある地域の実現に向けて~」

日時:2018年3月3日(土)

 開 場/午後0:45 出 航/午後1:30 

 講 演/午後1:40 ~3:00

 帰 航/午後3:30予定

会場:琵琶湖汽船ビアンカ

乗船場所:大津観光船のりば

 ・京阪浜大津駅より徒歩5分

 ・JR大津駅よりバスで約5分(京阪バス、江若バス、近江鉄道バス)

定員:200人(20歳以上)

受講料:無料 

 ※事前に予約された人のみ入場できる。

 ※当日は手話通訳がつく。

申込み・問合せ先

JTB西日本 大津支店

※申込書に必要事項を記入のうえ、下記まで申し込む。

〒520-0043 滋賀県大津市中央3-1-8 大津第一生命ビルディング1階

tel:077-522-4103 fax:077-522-2941

営業時間 午前9:30~午後5:30(土・日・祝休み)

JTB西日本 大津支店
http://www.jtb.co.jp/shop/otsu/
個人から団体まで、国内旅行・海外旅行のお問い合わせ・お申込みはJTB西日本 大津支店でどうぞ。

申込みの締め切り

定員の200人になり次第、申込受付は締め切りとなる。

ANA、トリップアドバイザーと提携で口コミ情報掲載スタート

2018年1月11日(木) 配信 

ANAサイト上で口コミがみられるように

トリップアドバイザー(牧野友衛代表、東京都渋谷区)とANAセールス(今西一之社長、東京都中央区)は提携し、1月10日からANA海外旅行予約サイト上で、ホテルの口コミ情報を表示するサービスを始めた。

 ホテル口コミ情報は、ANAホームページ内「海外旅行パッケージツアー」の検索画面、ツアー詳細画面から見られる。トリップアドバイザーのユーザーが採点した「評価」が表示され、多数の口コミを参考にホテル選びができるようになった。

 サイト上の口コミは合計件数で表示されている。口コミのボタンをクリックすることで、ユーザーの実際の口コミが閲覧可能。さらに、旅行後には「マイブッキング 予約一覧ページ」や「メール」などから口コミの投稿もできる。投稿された口コミ1件からマイルが貯まり、毎月最大1500マイルまでとなる。口コミ情報の提供は、海外航空券+宿泊「ANA旅作」や国内旅行予約サイトへも順次展開していく見通し。

※マイルに関する詳細URL:

<サービス概要>

 1. 予約サイト内、検索画面やツアー詳細画面でトリップアドバイザーから提供される評価点、口コミ件数が表示され、評価点が高いホテルから並び順を変更することも可能

 2. 旅行終了後は専用のフォームから口コミの投稿もできる