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国際観光日本レストラン協会総会 安田会長3期目へ ガストロノミーツーリズム国際シンポへ期待寄せる

2022年2月18日
編集部:馬場遥

2022年2月18日(金) 配信 

国際観光日本レストラン協会の安田眞一会長

 国際観光日本レストラン協会(安田眞一会長、151会員)は2月17日(木)、東京ビッグサイト(東京都江東区)で2022年度総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、安田会長が3期連続で会長に就任した。また、6月に奈良県で開かれる「ガストロノミーツーリズム国際シンポジウム2022」を「大阪・関西万博の前哨戦」と捉え、魅力発信に注力していく。

 安田会長は、「新型コロナ感染症の影響は業界内に未だ色濃く残っている。引き続き、協会のために尽力していく」とあいさつした。そのうえで、ガストロノミーツーリズム国際シンポについて触れ、「同シンポジウムの開催地に日本が選ばれたのは初めてのこと。2025大阪・関西万博の前哨戦と思い、日本の食文化を全世界に発信し魅力を知ってもらえるよう、我われも力を尽くしていく」と意気込んだ。

 「ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」(国連世界観光機関、UNWTO)は、ガストロノミーツーリズムの普及のため、15年のスペインフォーラムから毎年開かれている。官民が一堂に会し、世界での観光や食文化の理解を促進させるため、有益な情報を提供する。また、歴史的・文化的な背景が育んだ固有の食文化を、世界に向けて発信するPRの場にもなっている。

 22年度の事業計画として、「長引くコロナ禍の影響により、飲食産業や外食産業に多大な影響が出ている状況が続いている。飲食店の本来の役割を守り、コロナ禍後でも、消費者の皆様に美味しい料理を楽しんでいただくため事業と支援、情報発信に取り組んでいく」とした。

 加えて、国に対しては、食文化を支える飲食店に対して支援策の要請などを行い、安定化をはかったうえで、飲食文化の発展のために取り組む。

 また、次世代を担う子供たちに対し食に対する理解を深めてもらう目的で開かれている親子体験食味学習会は、引き続き継続実施していく旨を述べた。

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