門司港の旧JR九州本社ビルをホテルに再生、2030年開業へ
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2026.11.06
Staple / ステイプル
―Staple、日鉄興和不動産らが北九州市と連携し、長く眠っていたまちの象徴を、旅と日常が行き交うホテル・飲食・カルチャーの複合拠点に―
株式会社Staple(本社:広島県尾道市、代表取締役:岡 雄大、以下「Staple」)は、日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩、以下「日鉄興和不動産」)を代表企業とする「門司築興共同事業体」の一員として、2026年11月6日、北九州市と「旧JR九州本社ビル活用事業」に係る連携協定を締結しました。1937年竣工、日本遺産「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財でありながら長く本格的な活用に至らなかった建物を、外観の記憶はそのままに、1階を駅前広場へひらき、旅人とまちの人が行き交う、ホテル・飲食・カルチャー・自然が重なる複合施設として再生します。Stapleはホテルの企画・開発・運営を担い、2030年1月の開業を目指します。

旧JR九州本社ビル(現況)

駅前広場のにぎわい ※掲載パースは計画段階のイメージです。変更となる可能性があります。
事業の背景|港の記憶を、まちの日常へひらく
1937年、三井物産門司支店として建てられたこの建物は、その後、国鉄、そしてJR九州の拠点として、門司港の繁栄とともに歩んできました。2005年に北九州市が取得して以降、本格的な活用には至らず、駅前の一等地にありながら、人の営みから離れた時間が続いてきました。
Stapleは、ホテルを「泊まるための箱」ではなく、まちの人と旅人が出会う場所と捉え、瀬戸田や函館などで、徒歩圏の「ご近所」を育てる取り組みを重ねてきました。門司港で目指すのは、建物を美しく残すことだけではありません。外観の記憶はそのままに、1階を駅前広場へひらき、コーヒーを飲みに来る地元の人と、船を待つ旅人が自然に混ざり合う場所をつくることです。
この建物を見て育った門司出身のデザイナー・奥田慎一郎氏とともに、日帰りで訪れる港から、泊まって過ごし、また帰ってきたくなる港へ。90年近くこのまちを見つめてきた建築を、次の時代のまちの日常へつなぎます。
なぜ門司港なのか|歩く旅、海峡を渡る旅、その先へ
港の風景、歴史的な建築、商店街に息づく商い。門司港には、歩いて巡れる範囲にさまざまな時間と文化が重なる豊かさがあります。電車で小倉へ、船で海峡を渡って下関へ。陸と海を行き来することで、滞在の楽しみは立体的に広がります。さらに、新門司港と神戸、下関港と釜山を結ぶ航路が、国内外をめぐる船旅へとつながります。
門司港の徒歩圏の豊かさと、海峡の先へ続く旅を、一つの滞在として編集します。船旅の前後にも立ち寄り、この土地の人や店に出会える拠点をつくることで、既存の宿泊需要に応えるだけでなく、このまちを目指す新しい旅を生み出します。
コンセプト|海峡の旅と日常が結いあわさる。
門司港は、海峡を挟んで人や文化、価値観が行き交い、結いあわさってきた港町です。西洋と東洋、都市とローカル、日常と特別。どちらかに分けるのではなく、融け合いながら積み重なってきた独自の文化と美意識が、このまちにはあります。
本事業が目指すのは、その在り方を現代にひらき直すことです。数十キロ圏内の食材を生かした食卓、小倉や下関のカルチャーの担い手とつくるショップ、屋上のビオトープ。訪れる人と地元の人、生産者と消費者、海と山を、ゆるやかに結びあわせていきます。ホテルは、そのすべてを束ね、編集し、世界へひらいていくためのメディアです。
施設計画|駅前広場から、まちへ続くホテル
駅前広場から屋上まで、まちと地続きの場所として計画しています。駅前広場では朝市や屋外シネマ、ジャズフェスなど、宿泊者に限らず広域から人が集うイベントを構想しています。

デザイン|staple studio × WAKA WAKA
インテリアデザインは、SOIL Nihonbashi HotelやPortside Inn Hakodateのインテリアを手がけてきたStapleのデザインユニット「staple studio」と、北九州市出身・門司育ちでロサンゼルスを拠点に活動する奥田慎一郎氏の「WAKA WAKA」が共同で担当します。
テーマは「秩序と情緒」「表と裏」「西洋と東洋」。歴史的建築の秩序に、柔らかな素材や色彩、植栽を重ね、異なる文化が共存する空間をつくります。外観は竣工当時のオリジナルの意匠に着目して復元・修復し、内部も天井の形状や床タイル、壁面のトラバーチンなど、既存の意匠を生かした計画とします。建築設計・監理は、本建物を設計した松田軍平が創業した松田平田設計が担当します。
WAKA WAKA/奥田慎一郎
福岡県北九州市出身、門司育ち。1997年に渡米し、ロサンゼルスを拠点に活動を開始。2009年、ロサンゼルスにてデザインスタジオ WAKA WAKA を設立。家具・什器・空間におけるプロダクトデザインと制作を軸に、構造的合理性と人間的な温度を併せ持つ表現を展開する。2016年には Hammer Museum のミュージアムショップ向けに可動式モジュール什器を手がけるなど、公共空間・商業空間の双方で実績を重ねる。2023年にはMOCAにて、Los Angeles Art Book Fairのエントランス兼ラウンジエリアのデザイン制作を担当。近年は日本との往還を深め、2025年には Karimoku Research Center にて個展を開催。伝統技法を現代的な視点で再解釈した作品を発表するなど、国際的な文脈で活動を続けている。

staple studio|SOIL Nihonbashi Hotel

WAKA WAKA|Cylinder Back Chair
事業体制|門司築興共同事業体

加えて、協力企業として九州旅客鉄道株式会社が参画予定です。本事業体は、2026年3月に北九州市の公募において優先交渉権者に選定され、2026年11月6日に北九州市と連携協定を締結しました。
代表コメント|株式会社Staple 代表取締役 岡 雄大
建物の歴史を受け継ぐ設計者、門司で育ち世界で活動するデザイナー、地域に根ざす事業者。この顔ぶれ自体が、過去と未来、ローカルと世界を結んでいます。私たちがつくりたいのも、海峡の暮らしと旅人が出会い、新たな関係が生まれるホテルです。時代や文化、人と人をつなぐ結節点を、地域の皆さんと育てていきます。
施設概要

※計画内容・スケジュールは変更となる可能性があります。掲載パースは計画段階のイメージです。
会社概要

本件に関するお問い合わせ
広報担当:渡邊 加奈子(株式会社Staple)
E-mail:pr@staplejp.com TEL:050-8882-5586
プレスキット(画像素材):https://drive.google.com/drive/folders/1sRCuOKaPsiaeJc5NENqdL37nHT2hCt0x?usp=drive_link
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―Staple、日鉄興和不動産らが北九州市と連携し、長く眠っていたまちの象徴を、旅と日常が行き交うホテル・飲食・カルチャーの複合拠点に―
株式会社Staple(本社:広島県尾道市、代表取締役:岡 雄大、以下「Staple」)は、日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩、以下「日鉄興和不動産」)を代表企業とする「門司築興共同事業体」の一員として、2026年11月6日、北九州市と「旧JR九州本社ビル活用事業」に係る連携協定を締結しました。1937年竣工、日本遺産「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財でありながら長く本格的な活用に至らなかった建物を、外観の記憶はそのままに、1階を駅前広場へひらき、旅人とまちの人が行き交う、ホテル・飲食・カルチャー・自然が重なる複合施設として再生します。Stapleはホテルの企画・開発・運営を担い、2030年1月の開業を目指します。

旧JR九州本社ビル(現況)

駅前広場のにぎわい ※掲載パースは計画段階のイメージです。変更となる可能性があります。
事業の背景|港の記憶を、まちの日常へひらく
1937年、三井物産門司支店として建てられたこの建物は、その後、国鉄、そしてJR九州の拠点として、門司港の繁栄とともに歩んできました。2005年に北九州市が取得して以降、本格的な活用には至らず、駅前の一等地にありながら、人の営みから離れた時間が続いてきました。
Stapleは、ホテルを「泊まるための箱」ではなく、まちの人と旅人が出会う場所と捉え、瀬戸田や函館などで、徒歩圏の「ご近所」を育てる取り組みを重ねてきました。門司港で目指すのは、建物を美しく残すことだけではありません。外観の記憶はそのままに、1階を駅前広場へひらき、コーヒーを飲みに来る地元の人と、船を待つ旅人が自然に混ざり合う場所をつくることです。
この建物を見て育った門司出身のデザイナー・奥田慎一郎氏とともに、日帰りで訪れる港から、泊まって過ごし、また帰ってきたくなる港へ。90年近くこのまちを見つめてきた建築を、次の時代のまちの日常へつなぎます。
なぜ門司港なのか|歩く旅、海峡を渡る旅、その先へ
港の風景、歴史的な建築、商店街に息づく商い。門司港には、歩いて巡れる範囲にさまざまな時間と文化が重なる豊かさがあります。電車で小倉へ、船で海峡を渡って下関へ。陸と海を行き来することで、滞在の楽しみは立体的に広がります。さらに、新門司港と神戸、下関港と釜山を結ぶ航路が、国内外をめぐる船旅へとつながります。
門司港の徒歩圏の豊かさと、海峡の先へ続く旅を、一つの滞在として編集します。船旅の前後にも立ち寄り、この土地の人や店に出会える拠点をつくることで、既存の宿泊需要に応えるだけでなく、このまちを目指す新しい旅を生み出します。
コンセプト|海峡の旅と日常が結いあわさる。
門司港は、海峡を挟んで人や文化、価値観が行き交い、結いあわさってきた港町です。西洋と東洋、都市とローカル、日常と特別。どちらかに分けるのではなく、融け合いながら積み重なってきた独自の文化と美意識が、このまちにはあります。
本事業が目指すのは、その在り方を現代にひらき直すことです。数十キロ圏内の食材を生かした食卓、小倉や下関のカルチャーの担い手とつくるショップ、屋上のビオトープ。訪れる人と地元の人、生産者と消費者、海と山を、ゆるやかに結びあわせていきます。ホテルは、そのすべてを束ね、編集し、世界へひらいていくためのメディアです。
施設計画|駅前広場から、まちへ続くホテル
駅前広場から屋上まで、まちと地続きの場所として計画しています。駅前広場では朝市や屋外シネマ、ジャズフェスなど、宿泊者に限らず広域から人が集うイベントを構想しています。

デザイン|staple studio × WAKA WAKA
インテリアデザインは、SOIL Nihonbashi HotelやPortside Inn Hakodateのインテリアを手がけてきたStapleのデザインユニット「staple studio」と、北九州市出身・門司育ちでロサンゼルスを拠点に活動する奥田慎一郎氏の「WAKA WAKA」が共同で担当します。
テーマは「秩序と情緒」「表と裏」「西洋と東洋」。歴史的建築の秩序に、柔らかな素材や色彩、植栽を重ね、異なる文化が共存する空間をつくります。外観は竣工当時のオリジナルの意匠に着目して復元・修復し、内部も天井の形状や床タイル、壁面のトラバーチンなど、既存の意匠を生かした計画とします。建築設計・監理は、本建物を設計した松田軍平が創業した松田平田設計が担当します。
WAKA WAKA/奥田慎一郎
福岡県北九州市出身、門司育ち。1997年に渡米し、ロサンゼルスを拠点に活動を開始。2009年、ロサンゼルスにてデザインスタジオ WAKA WAKA を設立。家具・什器・空間におけるプロダクトデザインと制作を軸に、構造的合理性と人間的な温度を併せ持つ表現を展開する。2016年には Hammer Museum のミュージアムショップ向けに可動式モジュール什器を手がけるなど、公共空間・商業空間の双方で実績を重ねる。2023年にはMOCAにて、Los Angeles Art Book Fairのエントランス兼ラウンジエリアのデザイン制作を担当。近年は日本との往還を深め、2025年には Karimoku Research Center にて個展を開催。伝統技法を現代的な視点で再解釈した作品を発表するなど、国際的な文脈で活動を続けている。

staple studio|SOIL Nihonbashi Hotel

WAKA WAKA|Cylinder Back Chair
事業体制|門司築興共同事業体

加えて、協力企業として九州旅客鉄道株式会社が参画予定です。本事業体は、2026年3月に北九州市の公募において優先交渉権者に選定され、2026年11月6日に北九州市と連携協定を締結しました。
代表コメント|株式会社Staple 代表取締役 岡 雄大
建物の歴史を受け継ぐ設計者、門司で育ち世界で活動するデザイナー、地域に根ざす事業者。この顔ぶれ自体が、過去と未来、ローカルと世界を結んでいます。私たちがつくりたいのも、海峡の暮らしと旅人が出会い、新たな関係が生まれるホテルです。時代や文化、人と人をつなぐ結節点を、地域の皆さんと育てていきます。
施設概要

※計画内容・スケジュールは変更となる可能性があります。掲載パースは計画段階のイメージです。
会社概要

本件に関するお問い合わせ
広報担当:渡邊 加奈子(株式会社Staple)
E-mail:pr@staplejp.com TEL:050-8882-5586
プレスキット(画像素材):https://drive.google.com/drive/folders/1sRCuOKaPsiaeJc5NENqdL37nHT2hCt0x?usp=drive_link
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